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Romanian Soccer Today 2011.9 |
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9月22日 ブカレスト
2012年欧州選手権予選 第9試合ベラルーシ戦
2012年欧州選手権予選 第10試合アルバニア戦
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ルーマニア代表のヴィクトル・ピツルカ監督は来月6日ベラルーシ戦(ホーム)と同11日アルバニア戦(アウェー)に臨む代表メンバー海外組の召集候補18名を発表しました。ここから国内組発表のタイミングまでに何人かは外されます。
まずはムトゥとタマシュが許されて復帰しています。インタビューで早くから復帰へのプランが言われていたようにここで実現しましたが、タイミングは不可解です。戦力の二人のため、現実路線で禊を妥協して起用するなら、予選突破への最終チャンスとされていた前回のフランス戦での起用がベスト。また規律を重んじて反省への期間を重視するならあと5〜6試合の謹慎がベスト。どっちつかずの印象になっています。また規律に対しての厳しさでは評判のピツルカにしては甘い制裁でした。特定の選手(特に2008年戦士)には甘いですね。選考の面でもラズヴァンに劣らずの偏りが見れます。
GKはタタルシャヌの負傷で久々にロボンツが呼ばれていますが、もはやローマでカップ戦要員として出場機会は1ケタレベルのロボンツを重用する一方、リーグでスタメンとして活躍しているコマンを呼ばないということは確実に論争の種になりますね。ご存知のようにラズヴァン監督率いるラピド所属。
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GK |
所属 |
生年月日 |
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CAP |
ボグダン・ロボンツ |
ASローマ(ITA) |
1978.01.18 |
(33歳) |
78/0 |
コステル・パンティリモン |
マンチェスター・シティ(ENG) |
1987.02.01 |
(24歳) |
13/0 |
DF |
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ラズヴァン・ラツ |
シャフタル・ドネツク(UKR) |
1981.05.26 |
(30歳) |
75/1 |
ガブリエル・タマシュ |
WBA(ENG) |
1983.11.09 |
(27歳) |
56/3 |
ドリン・ゴイアン |
G・レンジャーズ(SCO) |
1980.12.12 |
(30歳) |
37/5 |
クリスティアン・サプナル |
FCポルト(POR) |
1984.04.05 |
(27歳) |
9/0 |
MF |
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ラズヴァン・コチシュ |
FCロストフ(RUS) |
1983.02.19 |
(28歳) |
41/2 |
バネル・ニコリツァ |
サンテティエンヌ(FRA) |
1985.01.07 |
(26歳) |
31/1 |
ガブリエル・トルジェ |
ウディネーゼ(ITA) |
1989.11.22 |
(21歳) |
10/1 |
コスティン・ラザール |
PAOKサロニカ(GRE) |
1981.04.24 |
(30歳) |
9/0 |
ダチアン・ヴァルガ |
クバン・クラスノダル(RUS) |
1984.10.15 |
(26歳) |
3/0 |
FW |
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アドリアン・ムトゥ |
チェゼーナ(ITA) |
1979.01.08 |
(32歳) |
70/32 |
チプリアン・マリカ |
シャルケ(GER) |
1985.10.02 |
(25歳) |
48/16 |
ダニエル・ニクラエ |
ナンシー(FRA) |
1982.10.06 |
(28歳) |
35/8 |
ゲオルゲ・ブクル |
クバン・クラスノダル(RUS) |
1980.04.08 |
(31歳) |
21/4 |
ヨヌーツ・マズィル |
アーセナル・キエフ(UKR) |
1982.02.09 |
(29歳) |
14/3 |
ヤニス・ズィク |
CSKAソフィア(BUL) |
1983.10.23 |
(27歳) |
12/1 |
ボグダン・スタンク |
ガラタサライ(TUR) |
1987.06.28 |
(24歳) |
7/1 |
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9月20日 ルーマニア
ガネア通信番外編・3部リーグへ
元代表ストライカーのヴィオレル・ガネアはステアウア・ブカレストとのルーマニアカップ戦を控えている3部のクラブ、サナタテア・クルージュに入団した模様。
シュツットガルトやウォルバーハンプトンでプレーした元ルーマニア代表の爆撃機で、国内復帰したディナモやティミショアラでも衰えない活躍を見せながら、4年前に失意の現役引退をしていたヴィオレル・ガネアは6月に4部リーグのFCシュテファネシュティで昇格プレーオフのため現役復帰していましたが、様々な理由で退団していたようです。
またサナタテアは同じく元代表のコスミン・コントラにも同様に現役復帰のオファーを試みるようです。
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9月11日 インドネシア
ラドゥカヌ通信番外編・東南アジアへ
ここまでもう列挙するのが面倒なほどに弱小リーグやアマチュアリーグに身を投じている元代表で元ステアウアのゴールゲッターのクラウディウ・ラドゥカヌはインドネシアリーグのPSMマッカサルへ入団することが決定した模様。
ラドゥカヌは2003年の得点王で、それを手土産にスペインのエスパニョールへ入団しましたが、以降は長くて1年、短くて1ヶ月未満の滞在で中国2部、キプロス、アゼルバイジャンなどを放浪。最近のトレンドはスペインで、3部や4部といういわゆるアマチュアのチームに「元ルーマニア代表」という称号を武器に裸の王様を楽しんでいました。
マイナーなクラブで初のルーマニア人と思いきや、かつてはレオンティン・キテスクという選手が在籍しており、ルーマニアリーグ所属で言えば、現在はかつてナシオナル・ブカレストでガブリエル・ポペスクらと共に活躍していたスレツコ・ミトロビッチがいるそうです。
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9月2日 ルクセンブルグ
2012欧州選手権 予選グループD 第7戦(アウェイ)
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基準がだいぶ下がって、ルク相手のこの結果でも良しとするわたし |
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ジョシー・バーセル・スタジアム
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ルクセンブルグ |
0 |
0−2 |
2 |
ルーマニア |
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0−0 |
・ |
34
45 |
ガブリエル・トルジェ
ガブリエル・トルジェ |
ジョナタン・ジュベール
ギー・ブレーズ
エリック・ホフマン
(76分 アンテ・ブクヴィッチ)
トム・シュネル
シャルル・レヴェック
ジレス・ベットマー
ダニエル・ダ・モッタ
(61分 マティアス・ヤニシュ)
ベン・パヤル
アウレリアン・ジョアキム
(46分 ジョエル・キテンゲ)
マリオ・ムッシュ
ラルス・ジェルソン |
GKGK
DFDF
DFDF
DFDF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW |
チプリアン・タタルシャヌ
アレクサンドル・マツェル
ドリン・ゴイアン
ジョルジェ・ガラマズ
(62分 ヴラド・キリケシュ)
ラズヴァン・ラツ
ラズヴァン・コチシュ
コスティン・ラザール
クリスティアン・タナーセ
チプリアン・マリカ
(87分 ボグダン・スタンク)
ゲオルゲ・ブクル
ガブリエル・トルジェ
(76分 バネル・ニコリツァ) |
ルク・ホルツ |
監督 |
ヴィクトル・ピツルカ |
4-4-2フォーメーション |
・ |
4-3-3フォーメーション |
・ |
警告 |
・ |
・ |
19
66
93 |
ガブリエル・トルジェ(2枚目・次節停止)
ドリン・ゴイアン(1枚目)
バネル・ニコリツァ(1枚目) |
・ |
ベンチ |
・ |
マルク・オヴェルウェイス
ジョエル・ペドロ
トム・ラテルザ
ステファノ・ベンシ |
/・ |
コステル・パンティリモン
ヤスミン・ラトフレヴィッチ
アレクサンドル・ボウルチェアヌ
ヤニス・ズィク |
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キヴが去り、新たなピツルカ政権として迎えた代表は前回のサンマリノ戦を試合前にムトゥとタマシュを規律違反として失い、結果も散々であった。そして今回はトルジェという攻撃の武器を備えながらも、守備の核でありタマシュがいないDFラインではその存在がクローズアップされるラドゥがケガで離脱。サプナルは累積で出場停止。中盤のアンカーマンとしてクラブでも代表でも評価が急上昇していたガブリエル・ムレシャンは恒例のピツルカの理由なき召集外をくらった。
一見すると柔軟に若手も織り交ぜたメンバーに見えるが、実のところは2008年の栄光を味わった選手が多くを占め、厳しく言うと伸びのない残りカスとも。ただしラズヴァンと若干違うのは代表で実績を残してきたベテランという点。実績のないマーラやダンチなどをいたずらに引っ張ることはないとは思われる。
また長丁場を1から熟成に向けての路線を取るピツルカがこのようなスタート時から熟している選手を使うのは、やはりラズヴァン政権で崩れすぎた代表の基盤を作るのにはあまりに不安定な現状であることも考慮に入れたほうがよいかもしれない。このようなことでルク戦とはいえ、負けることすら不可能ではない雰囲気のまま試合はスタートした。
土台のないチームで一番不安なのが守備のシステムで、ましてやベスト3のキヴ、タマシュ、ラドゥがいないセンターは、カリスマ性の欠けるラツがキャプテンになったことも象徴するかのようにはやくも崩れていった。
序盤からルクセンブルグは以前の強いルーマニアではないチームに対して組みやすしと攻撃色を強めていく。タタルシャヌには容易にシュートが降りかかり、想像できなかったピンチが連続して訪れた。13分にはガラマズが不用意にカットにいったルーズボールに触れず、1対1のピンチに。ゴイアンが後ろから執拗にプレスしたためシュートは逸れたが前途多難のルーマニア。
ここまで意外にも中盤のルクセンブルグのプレスがキツイため、ボールの収まりどころがなく、奪われることも多し。相手が出したボールでルーマニアのスローインになっても少し目を離すと相手のボールになっており、しかも押し込まれている光景が続く。18分にはトルジェですらマイボールを奪われて後ろからのタックスで必要のないイエローカード。これでフランス戦の出場が消えてしまう。
30分頃には徐々にルーマニアの有利ともとれるバランスに変わっていくが、まだまだ攻撃が荒い。意図的な仕掛けにはまだ時間がかかると計算できた。しかし2分後にマツェルのクロスにファーサイドでコチシュが競り合いながら中央に落とし、トルジェの足元に。ゴール前は敵味方入り混じっている密集地帯ではあったが、振り切ったシュートは見事にネットを揺らした。0-1。
これで敵が攻撃を強めてくるのが定説だが、そこはルクセンブルグでさほどのアイデアは見られない。ただルーマニアも同じような感じでいたづらに時間は過ぎていく。そんなこう着状態の前半終了直前にラザールが中盤底から一気に前線へのスルーパス。それに反応したトルジェがGKも交わして追加点。なんとか面目を保った形だった。
後半には余裕が見られて試合運びは緩やかになったが、マリカの調子が悪く、動きやシュートの精度でため息が出るようなプレーしか見ていない。この日はマリカ特有の消える日であったと。ついでに言うとコチシュは試合中に何をやっているかわからないほど存在感がなかった。やはり終わった選手、燃え尽きたベテランとも言うべきであろうか。 |
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ムトゥ頼みから、トルジェ頼みへ |
その他の結果
アルバニア・ |
1-2 |
フランス |
ベラルーシ・ |
0-2 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ |
現在のグループGの戦績
TEAM |
試 |
勝 |
分 |
負 |
得失 |
勝点 |
前節 |
フランス |
7 |
5 |
1 |
1 |
11:3 |
16 |
1 |
ボスニア・H |
7 |
4 |
1 |
2 |
10:7 |
13 |
3 |
ベラルーシ |
8 |
3 |
3 |
2 |
6:4 |
12 |
2 |
ルーマニア |
7 |
3 |
2 |
2 |
10:6 |
11 |
4 |
アルバニア |
7 |
2 |
2 |
3 |
5:8 |
8 |
5 |
ルクセンブルグ |
8 |
0 |
1 |
7 |
1:15 |
1 |
6 |
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どちらかというと難しくなりました。引き分けがあれば問題ないですが、それぞれホームで1勝ずつというのがありうるかと思っていたので。アウェーのボスニアが勝ってしまい、次にホームで試合できるわけですから2連勝も見えてきました。ベラルーシのアウェーでの引き分け狙いに期待しましょう。
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現勝点 |
9月6日 |
10月7日 |
10月11日 |
青枠以外 |
ボスニア |
13 |
ベラ |
ルク |
フラ |
16 |
ベラルーシ |
12 |
ボス |
ルー |
|
12 |
ルーマニア |
11 |
フラ |
ベラ |
アル |
17 |
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ついでにルーマニアがフランスに勝つとか、ボスニアがルクセンブルグに引き分けるとかも期待してみましょう。
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