Romanian Soccer Today 2002.12
12月30日 トルコ

  ダイヤモンド発見

 ディナモ・キエフ所属のルーマニア代表MFフローリン・チェルナトはベジクタシュとのUEFAカップ3回戦で敗退してしまったものの、ガラタサライからオファーが届いています。

 ガラタサライのファティ・テリム監督は司令塔となるべく選手を探しており、すでにエージェントのベカリ氏と交渉段階に入っているようです。また同じくクラブ・ブルージュの司令塔アリン・ストイカも狙っている模様。

 またチェルナトにはさらにパルマのテクニカル・ディレクターのアリゴ・サッキが獲得を熱望ようです。
12月28日 トルコ

  カルパチアン・ラプソディ

 最近の大活躍により“カルパチアのハゲタカ”というニックネームを頂戴したベジクタシュのルーマニア代表ストライカーのダニエル・パンクは“Fanatik”紙のインタビューでこのままベジクタシュでプレーし続けたいとその思いを語っています。

 『私はルチェスク監督と共にできるだけ長くベジクタシュでプレーしたいのです。もしいつかこのクラブを去らなくてはならない状況になったとしても引退する時はこのクラブでその時をむかえたいものです。チームメイトとも親密ですし、とても心地よいのです。でもなんといってもルチェスク監督の存在が大きいですね。』

 そうはいっても私としてはビッグクラブに羽ばたいて欲しいのです。
12月27日 トルコ

  そしてイリエは一人ぼっち

 トルコ紙“Hurriyet”によればベジクタシュはスペインリーグのデポルティボ・アラベスのルーマニア代表MFボグダン・マーラを獲得するための交渉を開始しているようです。マーラはアラベスでの出場機会に恵まれておらず本人の希望にもよりクラブの放出リストに載せられています。またこの移籍についてはガラタサライも狙っている模様。

 アラベスでJはイリエと同僚ですが、ベシクタシュも現在活躍中のダニエル・パンクが在籍。そしてなんといっても監督が同郷の元代表ミルチェア・ルチェスクというのが心強いです。
12月24日 ウクライナ

  ウクライナから昇る日の出

 本日、ウクライナの著名なサッカーサイト“ウクライニアン・サッカー・コム”で今年のリーグでのMVPを選ぶ投票が行われました。我々注目のチェルナトが4位、ギオアネが6位にランクされました。

 チェルナトは10代でキエフに加入してすでに3シーズンを迎えています。現在22歳ながら背番号10番を背負い、ポジションも司令塔としてクラブを牽引するダイアモンドです。昨年は初のチャンピオンズリーグでギオアネと共に全6試合に出場し、今季も予備予選からスタートしたチームを4試合で3得点。特に本大会出場を決めたレフスキ・ソフィア戦では2試合とも決勝点を決めていました。

 ルーマニア代表でも共にユースから昇格してA代表において出場機会が増えてきています。
12月24日 イタリア

  遥かなるラドチョウ越え

 パルマのアドリアン・ムトゥは日曜日のインテル戦に決めたゴールにより、彼のセリエAの通算ゴール数が23になりました。実はこの数字はかつてバリ、ヴェローナ、ブレシア、ACミランに所属したフローリン・ラドチョウのセリエA通算ゴール数22を抜く、ルーマニア選手としての記録になりました。

 ムトゥはヴェローナで16ゴール、そして今季パルマで7ゴールを決めています。またUEFAカップでは重要なゴールを4つ記録しています。
12月24日 イスタンブール

  もはや敵無し男、パンク

 トルコ紙“ファナティック”によればベジクタシュのチームドクターはダニエル・パンクのヒザのケガに関しては手術の必要はないだろうと述べているようです。

 以前はメディア各紙はウィンターブレイクの手術は避けられない事実だろうと明言していただけに、今回のことには記事の見出しに『ミラクル・パンク』と打ち出すぐらい驚いている様子。

 『さすが強い男だ!自然治癒してしまうとは。彼以外の選手ではこうはいかないでしょう。』

 またドクターが言うには問題無くプレイ続行可能みたいです。
12月24日 ブカレスト

  キヴが本年度ルーマニア最優秀選手に輝く

 クリスティアン・キヴはルーマニア紙、国内クラブ首脳陣、ファンの投票によって見事に36回目を数えるこの賞のトップに選出されました。キヴのアヤックスでのリーグ、カップ、チャンピオンズリーグ、また代表での揺るぎ無い地位が認められたようです。

キヴの謙虚なコメント
 『もし私が投票する側だったら、ムトゥを推しますね。彼のパルマでの活躍は素晴らしかったので。でも正直嬉しいですよ。』

1 クリスティアン・キヴ(アヤックス)
2 アドリアン・ムトゥ(パルマ)
3 コスミン・コントラ(アトレティコ・マドリッド)
4 ダニエル・パンク(ベジクタシュ)
5 ミレル・ラドイ(ステアウア・ブカレスト)

 また最優秀監督にはベジクタシュの躍進を支えたミルチェア・ルチェスクが選ばれています。
 
12月24日 ブカレスト

  クリスマスの悲劇


 元ルーマニア代表で現在代表アシスタントコーチのヨシフ・ロタリウが急遽手術を必要としています。

 40歳のロタリウは疲労のためめまいを起こし日曜の夜に病院に担ぎ込まれました。医師によれば脳内出血の可能性が高いとのこと。『ガンではないですが、手術をしなければならないレベルです。』とヨルダネスク監督に説明しています。

 今日、ロタリウの妻、ダニエラはティミショアラの自宅で彼を看病しています。『私達はクリスマスツリーとプレゼントを買うことを楽しみにしていました。しかし、こんなことが起きるとはだれが予想できましょうか。』

 このことで彼には長い闘病生活が必要とされるわけですが、来年3月のデンマーク戦までに戻ってこれるかは難しいところです。
12月23日 イタリア

  セリエA 14節  パルマ 1-2 インテル

 インテルが敵地タルディーニ競技場でパルマを1-2で粉砕  得点は前半36分にディ・ビアッジョ(インテル)、後半10分にムトゥ(パルマ)、後半30分のレコバ(インテル)が決めている。試合は低調であったが、この勝利で得た勝ち点3はクーペル監督のインテルにとってとても重要なものとなった。インテルは今回の勝利でミランと共に首位に浮上し、2002年を締めくくる事に成功している。

 パルマ対インテルはセリエA第15節の後発試合として日曜日の夜に行われたが、昼間の試合で首位のミランがブレシアと引き分け、インテルの上にいたラツィオもボローニャと引き分けていたことから、インテルはミランに並んで首位に立つ為にもこの試合では勝利が義務付けられていた。

 また、インテルの攻撃陣ではクレスポ、ヴィエリ、カロン、ヴェントラ、モルフェオが負傷でこの一戦を欠場する事が明らかになっていた事から、プランデッリ監督のパルマにもインテルを倒す可能性が十分にあった。

 この苦しい台所事情でクーペル監督はレコバとマルティンスの2トップを選択し、中盤にはアルメイダ、ディ・ビアッジョ、エムレ、コンセイソン、最終ラインはハビエル・サネッティ、カンナヴァーロ、コルドバ、パスクアーレで編成している。

 パルマのプランデッリ監督はいつも通り中田、ムトゥ、アドリアーノの3人に攻撃を任せ、中盤はバローネ、エマヌエル・フィリッピーニ、ラムシ、最終ラインはベナッリーヴォ、パオロ・カンナヴァーロ、ボネラ、フェッラーリの4バックを選択した。中盤ではブリーギとドナーティがベンチスタートとなっている。

 前半1分、インテルが早くもチャンスを掴む。エリア内でフリーでボールを受けたレコバがエムレにパスを出し、エムレがここから左足でシュート。しかしこれはGKフレイに跳ね返される。

 前半6分、右サイドを駆け上がったコンセイソンが中央に入り絶好のポジションからシュートを放つがこれはミスキック。

 前半10分、パルマはアドリアーノが単独でインテルの最終ラインを破りゴールを狙うが、これは得点に結び付かない。

 前半19分、パルマは再びアドリアーノがインテルの守備ラインの裏を突く。エリア内に侵入したアドリアーノはそのままシュートを放ちGKトルドの牙城を崩すが、コッリーナ主審がオフサイドでこの得点を取り消している(実際にアドリアーノのスタートは遅れていた)

 前半22分、アドリアーノが長距離のFKを直接狙うがゴールには繋がらない。その数分後、パルマは再び右サイドでFKを得る。キッカーの中田はグラウンダーでボールをエリア内に送る。練習で打ち合わせをしていたのか、ここにマークを外したムトゥが走り込みシュートを放つ。しかしこれはGKトルドが正面で抑えている。

 ここから試合の流れは低調なものとなる。その原因の一つはインテルの攻撃が機能していない事にあった。サイドからの崩しが少なく、2トップのレコバとマルティンスが孤立する事もしばしば。

 インテルは好調なエムレが局面の打開を図り、一方のパルマはラムシとバローネの中盤が上手く機能していなかった。また、再三、アドリアーノは一人で突破を図るが結果を出せない。

 前半36分、インテルが先制点を決める。レコバが左サイドからのFKをゴール前に送り、ファビオ・カンナヴァーロがヘディングで折り返したボールにディ・ビアッジョが合わせた。ディ・ビアッジョのヘディングシュートはGKフレイに弾かれたが、目の前にこぼれたボールをディ・ビアッジョがゴール右隅に蹴り込み先制点を挙げる。パルマ 0-1 インテル

 前半42分、左サイドでボールを持ったアドリアーノがエリア内に絶好のクロスを送るが、パルマの選手達はこれをシュートに結び付ける事が出来ない。

 前半45分、インテルが2点目を奪いかける。フリーでボールを持ったレコバがエムレにパスを通す。しかしエムレがシュートを打つ直前にパルマ守備陣が追い付きボールをゴールラインの外に蹴り出した。

 コッリーナ主審はロスタイムを5分取ったが、この間に決定的な場面が生まれる事はなかった。(この間に、フェッラーリとベナリーヴォが交錯するアクシデントがあり両選手が治療を受けている)

 後半7分、インテルはマルティンスがエリア内のレコバにパスを送り、レコバが右足でGKフレイの逆を突くシュートを放ったが、これはフレイがギリギリ足で弾き難を逃れている。この直後、パルマはカウンターのチャンスを掴むが、アドリアーノは数人の仲間がフリーでいる場面でも単独での突破を試みチャンスを潰している。

 しかしそのパルマも数分後にゴールを決める。後半10分、ムトゥが放ったFKはゴール前でハビエル・サネッティ(インテル)に当たり軌道が変わりゴール。パルマ 1-1 インテル

 後半25分、エリア正面の位置からムトゥが低い弾道のシュートを放つが、これはGKトルドが防いでいる。

 後半29分、左サイドでボールを持ったエムレがペナルティエリアに侵入。エムレはフェイントでマークに来たベナッリーヴォの逆を付き、遅れを取ったベナッリーヴォに倒される。コッリーナ主審はこのプレーにPKを指示。レコバがこのPKを豪快に蹴り込みインテルが追加点を決めた。パルマ 1-2 インテル

 インテルは試合を通じてボールを支配したが、ロスタイム1分にパルマに反撃を許す。パルマはカウンターからアドリアーノ経由でマルキオンニにボールを繋ぐ。しかしエリア正面からマルキオンニが対角に放ったシュートは僅かにゴールの枠を外れてしまう。

 この後は特にゴールに結び付くプレーがないまま3分のロスタイムを消化し試合は終了した。

 インテルはこの勝利で勝点を33し、ライバルのミランと共に首位に浮上した。クーペル監督が内容ある試合を演出したとは言えないが、攻撃陣に負傷者が続出している中、クーペル監督は結果重視の手堅い戦いを実践し勝利を手にした。

 一方のパルマはアドリアーノとムトゥが個人技で局面を打開しようとした場面、そしてインテル守備陣のミスを抜かせば全くと言って良いほど得点機を演出する事は出来なかった。パルマは勝点22にポイントを上積みする事が出来ず中位を彷徨っている。
12月23日 ワールド

  レギュラー争い

 長きにわたってケガに悩まされていたアヤックスのボグダン・ロボンツはリーグのエクセルシオール戦でサブとして久しぶりにベンチにその姿をあらわしました。一方、フィテッセのシュテファン・ナヌーも4ヶ月にわたるケガの治療から復活し練習を開始したようです。

 イタリアではセリエBジェノアのクラウディウ・ニクレスクはケガ明けのシエナ戦で残り12分間をプレイ。コドレア、ミハルチェアはもちろんフル出場し、勝利に貢献。パレルモのバシレ・ナスターセは2-2で終わったアスコリ戦に前半のみ出場。

 スペインでは2部のサラマンカに所属するボグダン・ステレアがテネリフェ戦でマンオブザマッチの活躍。0-0に終わったもののことごとく相手シュートを防いだ模様。
12月20日 イスタンブール

  スンマルテアンを熱望するルチェスク

 トルコのメディアが報じてるところによれば、ベジクタシュのルチェスク監督はクラブ首脳陣にルチアン・スンマルテアンを獲得する事を勧めているようです。

 現在22歳のスンマルテアンは最近代表に初選出された注目株の選手ですが、主にセリエAのトリノ、ピアチェンツァそしてラピド・ブカレストに移籍する可能性が高くなっています。それでもなおベジクタシュはグロリア・ビストリツァからこの選手を買い取ろうと躍起になっています。とくにルチェスク監督は獲得を熱望しており、彼の出場したリーグのビデオを入手して彼の能力の高さを首脳陣にアピールしているようです。
12月20日 スペイン

  グルカが2部へ

 スペインリーグのクラブ、ビジャレアルは、ルーマニア代表MFコンスタンティン・グルカが今季終了まで2部クラブのレアル・サラゴサにレンタル移籍すると発表しました。

 昨シーズン、エスパニョールからビジャレアルにやってきたグルカだが、現監督のベニト・フローロの下で構想外となっていました。フローロ監督は『彼は良いクラブに行くことになった。ここでは彼に出番は与えられないが、移籍することで多くの試合に出れるようになるので、彼にとって良い決断だろう』と話しています。サラゴサは現在パコ・フローレス監督が指揮しており、グルカはエスパニョール時代彼の下でプレイしていました。
12月17日 イスタンブール

  パンクがボランチで覚醒

 ベジクタシュ所属の代表FWダニエル・パンクはサムスンスポール戦での意外な守備的MFとしての起用に対し、信じられぬほど活躍し2-0の勝利とともに最も優れたボランチとしての称号をも得ました。

 パンクはベジクタシュ入団当初は彼本来のポジションであるストライカーとしてスタートさせました。しかしルチェスク監督はしだいに彼のポジションを下げて起用するようになっていきました。まずはトップ下、次ぎにプレーメーカーとしての攻撃的MF、そして今回は守備的MFとして。これら一連のポジション変更に伴いパンクの万能性はトルコのメディアに注目されるようになっていきました。

 『パンクは万能兵器だ。ルチェスクに与えられたどんな役割も着実にこなしている。』−Turkiye 紙

 『パンクはどこでもプレーできる。しかもそのすべてが平均以上だ。』−Hurriyet 紙

 『パンクはフィールドどこでもタフに仕事をしている。それどころか他の選手のサポートまでこなしている。ままれに見る素晴らしい選手だ!まさに見ていて楽しい金のなる選手です。今はただルチェスク監督がああ彼を連れてきてくれたことを感謝するのみです。』−Aksam 紙

 『クラブが低調なときでも彼だけは相手DFをてこずらせました。』−Fanatik 紙

 ルチェスクのコメント
 『メディアはスイーパーって言ってますけど違いますよ。守備的MFです。いつもの彼のポジションとは違いますが多少下がり目のポジションだっただけですからね。いつもどおり攻撃的スタイルは変わりません。良いプレイヤーってのはどこをやらせても良いプレイができるものです。もしスイーパーとして使わざるを得ない状況でしたら躊躇無くパンクを起用しますね。彼なら必ずやってくれるでしょうから。』
12月16日 ブカレスト

  打開策となるか?チオボタリウの代表復帰

 現在の代表DF陣のケガによりヨルダネスク代表監督は久しぶりにリビウ・チオボタリウを代表に召集すると見られています。現在ベルギーリーグのモンスに所属するチオボタリウにすでに接触しているようです。ケガが長引いているフィリペスク、クラブ未所属のポペスクの代わりとして期待されています。

 2002年に行われた8試合で代表DFを主に構成してきたのはミレル・ラドイ、ゲオルゲ・ポペスク、クリスティアン・キヴでバックアップとしてはアドリアン・イエンクシ、ユリアン・ミウ、ソリン・ギオネアをテストしていましたがさほどの感触は得られていませんでした。スタメンではポペスクを軸とした3バックが使われてきましたが、今回の対策としてボスニア戦でも機能した4バックにする可能性が高まっています。

 チオボタリウの最後の代表試合はボローニ政権時の2001年6月6日に行われたリトアニア戦(1-2で勝利)で、32キャップ目でした。かつて98W杯、ユーロ2000にも出場したことのあるチオボタリウは今年からベルギーのスタンダール・リエージュからモンスへ移籍していてほとんど全試合に出場しています。

 『私はすでに代表から忘れ去られていたと思っていましたので大変うれしいです。数日前に代表から電話で内容を聞きました。私はクラブでも4-4-2システムでやっていますし、このシステムに合っていると思います。長い間、召集されませんでしたがいつも代表復帰のことを考えていました。そのために常時出場できるモンスに移籍してきたのですから。』

 チオボタリウは来年2月8日、16日のキプロストーナメントに出場すると見られています。
 
12月16日 オランダ

  何度言っても無理する男 2002冬

 アヤックスの代表DFクリスティアン・キヴは水曜日に予定していたレアル・マドリッド100周年記念試合に世界選抜の一員として招待されていましたが、ケガの治療のためアムステルダムに残る事になりました。キヴは先日のPSV戦に無理して出場したため、前半8分で交代する始末になってました。

 『PSVとの試合は重要だったからどんな犠牲を払ってでも出たかったんだ。しかし恐れていた事はあまりに早く起きてしまいましたね。まったく動けないほど痛みが激しくなりピッチに立っている意味がなくなってしまいました。負けた事は残念ですが今度は打ち負かしますよ。』
12月16日 イタリア

  セリエB 16節  ジェノア 4-2 アンコナ

 ルーマニア代表パウル・コドレアアドリアン・ミハルチェアクラウディウ・ニクレスクを擁するセリエBジェノアはアンコナ戦で降格ゾーン脱出のための大きな勝利をもぎとりました。

 まず先制したのはアンコナ。前半13分にダニエレ・デルガドの強烈なボレーで均衡を破りつづけざまに2点目を狙うが、そこはジェノアGKブリービオが死守。そこからは徐々にジェノアペースになっていった。そして前半45分ミハルチェアのひらめきのアシストからムファデビのヘッドでまず同点で折り返す。後半になってからは早々の4分に今度はミハルセアがカルパレッリのシュートをうまく軌道をずらすように押し込み逆転に成功。後半61分アンコナのPKで試合はふりだしにもどるが、4分後にはコドレアの放ったFKが相手GKの手に収まったと思いきや、ラインズマンはすでにラインを超えたものとして判断し得点に。そしてダメ押しでカルパレッリのゴールが決まりジェノアは乱戦をモノにした。しかしコドレアのゴールについては論議を呼んでいる。

 ニクレスクはケガっていうか、放出予定中でくすぶっています。
12月15日 スペイン

  イリエ 契約延長を勝ち取る

 スペインリーグ14節でアドリアン・イリエのアラベスはコスミン・コントラのアトレティコ・マドリッドを2-0で破りました。この試合においてイリエはルーベン・ナバーロへの先制点を完璧なアシストでおぜん立てし、続いて追加点も決めて全てのスペインメディアを唸らせました。

 『イリエの素晴らしいアシストとゴールはアトレティコに衝撃を与えた。特に中盤からのドリブル突破はカットに来るDF陣を翻弄し続けた。』−マルカ紙

 『コブラの毒はアトレティコを死に至らしめた。』−AS紙

 復活したコブラの勢いはどこまで続くのでしょうか。とりあえず最近の活躍で今月末までだったアラベスとの契約はシーズン終了まで延長されたようです。
12月14日 イタリア

  セリエA 14節  ボローニャ 2-1 パルマ

 エミリア州のダービーマッチとなった土曜日の2試合目、“ダッラーラ”にボローニャが若いパルマを迎え撃った。シニョーリ、コルッチ、オリーヴェを欠くグイドリン監督はフラーラをスタメンに起用。攻撃陣はトップのクルスをベッルッチとロカテッリがサポートする形に。

 パルマではアドリアーノが前線のポイントとなり、ムトゥと中田がそれを支える。中盤ではラムシがゲームを作る。

 最初にピンチを迎えたのはパルマ。前半3分、ネルヴォのシュートをフレイがセーブする。しかしパルマは中田とムトゥを中心に思い切ったプレーを展開していた。両チームともにコンパクトな布陣で、スピード感のある見応え十分の試合となっていく。

 12分にはムトゥのシュート性のクロスがパラマッティに当たってコースが変わり、ゴールの枠の上を越える。パリュウカにとってはヒヤリとする場面だった。攻撃面ではパルマのほうがスムーズな動きで、特にムトゥが右サイドで相手を混乱させていた。

 だがボローニャも負けてはいない。20分、ザッカルドのボレーシュートをフレイが弾いたボールがロカテッリの足元へ。しかしロカテッリの不正確なシュートによりクルスがオフサイドを取られてしまった。その後も試合は激しい展開が続いていく。

 均衡が破られたのは28分のことだった。エリア外からバローネがシュートを放ち、こぼれ球がアドリアーノのところへ。ゴールエリア内でうまくボールをコントロールしてゴールを陥れた。パリュウカは抗議によりイエローカードを受ける。

 ボローニャも必死の反撃を見せたが、なかなか結果には繋がらない。36分にはムトゥのシュートがわずかにポスト横をかすめパリュウカを震え上がらせえる。アドリアーノもエリア内で危険な存在であり、ボローニャは手を焼いていた。

 だがパルマが押していた時間帯にクルスが旋風を巻き起こす。42分、ロカテッリからのパスを受けファーポスト側への強烈なシュートで同点ゴール。そのわずか2分後にもベッルッチのクロスをベナッリーヴォが弾いたところをクルスが拾い、左足トラップから右足シュートでゴールを決めた。信じられないような連続ゴールでボローニャが試合をひっくり返してしまった。

 後半に入り、まず1分には発煙筒の煙に邪魔された中田のシュートが枠を外れる。パルマは後半立ち上がりから積極的に攻め、ボローニャは守りを固めていた。

 パルマは前掛かりになり、ムトゥとアドリアーノが前線を動き回っていたが、なかなか相手に隙を見つけることができなかった。時間が経つごとにボローニャはますます守りを固め、ベッルッチやクルスが攻撃を仕掛ける場面も少なくなっていく。

 73分にはアドリアーノがゴールを狙うがポスト横へ。プランデッリは中田とフィリッピーニを下げてジラルディーノとブリギを投入。一方グイドリンはDFを増やし慎重策をとった。パルマは必死に攻め立てるが、ボローニャはしっかりをスペースを消し相手の侵入を許さなかった。

 86分、アドリアーノがパリュウカの正面に抜け出すがオフサイドを取られる。その2分後にはカウンターからクルスのパスを受けたベッルッチがゴールを決めたが、これも微妙なオフサイドと判定されてしまった。

 ロスタイムにはクルスがあわや3点目というチャンスを迎えたが、あと一歩でフェラーリに止められる。

 ここで試合終了の笛。クルスの電光石火の2ゴール(今季通算8ゴール)が試合を決める形となった。パルマはまたしても若さをさらけ出してしまった。
12月14日 オランダ

  ロボンツが5ヶ月ぶりに復帰

 アヤックス所属の代表GKボグダン・ロボンツはケガによる5ヶ月の離脱の後、チームの練習に戻ってきました。今は軽めのランニングしかできませんが復帰の喜びを高らかにあらわにしています。

 『ドクターが私に再びプレーできることを告げてくれたときは泣き出さずにいられませんでした。』

 ロボンツは7月のセルティックとの親善試合でケガをし、8月に手術を受けていました。
12月12日 ジェノヴァ

  ニクレスクのイタリア生活終了

 どうやらクラウディウ・ニクレスクのジェノアでの挑戦は短期で終わりそうです。

 ニクレスクはかつてのジェノアのアイドルでチェコ代表のトマス・スクラビーに似た風貌でサポーターから愛されていますが、期待されたほどの活躍は残しておらず最近はかかとのケガにより出場はしていません。それにもかかわらずクラブに対しての不満を公にしています。財政上の問題から正当な賃金をもらっていないからです。

 現在ニクレスクはクラブに放出の希望を出しており、それも了承されるようです。移籍見込みとしてはセリエAのエンポリ、レッジーナ、そしてディナモ・ブカレストとなっております。
12月12日 ブカレスト

  シューミが代表を捨ててアジアへ

 昨日、ラピド・ブカレストは噂されていた代表MFコンスタンティン・シューマッハーの中国リーグ、雲南紅塔への移籍をついに締結させたと発表しました。60万ユーロの移籍金らしいです。

 クラブは彼の放出の前に移籍金の支払いを待っている段階に入っていますが、シューマッハーはまだサインを交わしていません。その理由は中国側の3年契約に難色を示しているからです。

 『もし3年も結んでしまって自分が中国リーグにフィットすることができないことがすぐに明らかになったら、どうすればよいのでしょうか。まず後悔するでしょうね。1年契約が望ましいと思うのです。それから延長契約するなり考えれば良いのですから。』

 なお最近初代表に選出された彼ですが、当時は噂の段階であったこの移籍について代表監督のヨルダネスクは『もし中国に行く事になれば、今後の代表への選出はなくなるでしょう。』と述べているだけに残念。

 『代表についてはもはやしょうがないです。確かにようやく得たチャンスを自ら放棄するような行為ですが、私もすでに27歳であり、家族のことも考えなくてはいけないのです。これもまたチャンスなのです。』
12月11日 イタリア

  コドレアの選択肢が増加

 イタリア各紙によるとブンデスリーガの強豪バイヤーレヴァークーゼンはセリエBジェノア所属のルーマニア代表守備的MFパウル・コドレアに興味を持っているようです。すでに両クラブの代理人はチャンピオンズリーグ、インテル戦の夜にミラノで交渉段階に入ったという噂もあります。

 『もし本当なら大変嬉しいですね。レヴァークーゼンといえば言わずも知れたビッグクラブ。そのクラブに必要とされるのは信じられません。本当はジェノアを離れる事には寂しさを感じますが、私はもう2年間も2部リーグでプレーしています。ぜひとも1部の舞台でプレーしたいのです。もしドイツとイタリアのどちらかに行くとなればセリエAを選びますが、冬のマーケットで正式なオファーがバイヤーだけだったら喜んで行きますよ。』

 コドレア放出のためにジェノアは最低1000万ユーロを要求しています。
12月11日 スウォン

  アジアの黄金郷

 浪人中の元ルーマニア代表MFオビディウ・ストゥンガの元に韓国リーグの水星三星(Swan Sumsung BlueWings)からオファーが届きました。そして驚いた事にすぐさま契約を済ませて現在すでに韓国入りしているとのことです。ちなみに契約内容は2年契約で年間25万ドルのようです。

 『韓国の雰囲気はとても気に入っています。チームを失望させないようがんばります。自分にとって新たな国で新しい経験の始まりですが、チームメイトに元ナシオナル・ブカレストのガブリエル・ポペスクとスラビサ・ミトロビッチがいるのでうまくやっていけると思いますよ。』
12月11日 パルマ

  アドリアーノと比較されるニクラエ

 大きくて、強く、速い、そしてゴールへの嗅覚で現在セリエAで時の人となっているパルマ所属でムトゥの相棒アドリアーノは常にビッグクラブからのオファーが絶えません。今シーズンこの選手はパルマとインテルの共同保有という形でインテルから移籍してきました。しかしながらコンスタントな活躍によりインテルに復帰するのでは?という噂が流れています。もしそのような話し合いがもたれるとすればインテルへ行く可能性は高いといっていいでしょう。

 そのような状況にそなえてパルマはすでにアドリアーノの代わりとなる選手を見つけているようです。その選手はスポルティング・リスボン所属のルーマニア代表マリウス・ニクラエであるとみられています。

 彼はスポルティング移籍前はインテルやACミラン等のビッグクラブからのオファーが殺到していましたが、先シーズンは重度のケガにより6ヶ月もプレーできませんでした。しかしパルマのテクニカルディレクター、アリゴ・サッキは彼の素質を熟知しており何度か試合にも訪れています。数日後には話し合いがされるとも言われています。
12月10日 パルマ

  バイエルンもムトゥを熱望

 パルマのアドリアン・ムトゥの評価がますます上昇していることはベスト5に入った以外にも明らかな事実として知られてきています。

 この度、ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンからさらに具体的なオファーが届いています。一ヶ月前からオファーの話はありましたが、今回は2200万ドルという提示とクラブ間の代理人を交えての話し合いが求められています。

 ヴェローナから移籍して半年にもかかわらず、ゴールとアシストを量産するムトゥの株は上がり続けています。ただし代表ではそこまでの地位は築けていません。
12月10日 イタリア

  イタリアで開花した黄色い花

 イタリアリーグセリエA13節が終了し、選手個人の平均成績ランキングのトップ20が発表されました。

順位 選手名 試合 平均点
1 アントニオ・ディナターレ(エンポリ) 11 7.09
2 パオロ・マルディーニ(ACミラン) 12 6.87
3 アレッサンドロ・デルピエロ(ユベントス) 12 6.79
4 リリアン・テュラム(ユベントス) 11 6.77
5 アドリアン・ムトゥ(パルマ) 13 6.76
6 パベル・ネドベド(ユベントス) 12 6.75
7 クラウディオ・ロペス(ラツィオ) 13 6.69
デヤン・スタンコビッチ(ラツィオ) 13 6.69
ファブリツィオ・ミッコリ(ペルージャ) 13 6.69
10 エドガー・ダービッツ(ユベントス) 8 6.68
リバウド(ACミラン) 8 6.68

 よくやった、ムトゥよ。でもすごい僅差...
12月10日 ブカレスト

  ラツ獲得へラツィオが参戦

 ラピド・ブカレスト所属の左サイドバックのラズヴァン・ラツは冬の移籍マーケットで確実にビッグクラブへ移籍するだろうと言われています。

 アヤックスのクーマン監督が彼の獲得をずっと熱望しており、一時はすぐにも成立するだろうという噂がありましたが、最近になってセリエAのラツィオからも250万ドルのオファーが来ている事が判明しました。またラピドの他の選手にもイタリアからオファーが来ているようです。

 元々MFであったラツはまだ守備力に難を抱えているとも評されていることから、イタリアへは厳しいのではとも言われています。
12月10日 ワールド

  いつまでも変わらぬ愛を

 スペインリーグ13節のセルターアラベス戦でチームは2-1で負けたものの、アラベスのアドリアン・イリエはスペイン各紙から絶賛される活躍を見せました。

 『冷静なPKで相手GKカバジェロに反応すら許さなかった。』−エル・コレロ紙

 『彼はGKを混乱させた唯一の選手でまだ一流であることを証明した。』−AS紙

 『我々の内容は悪くなかったし、セルタよりも多くのチャンスをつくることができました。私自身も良い感じでプレーできたしチームもまたそうでした。このままアラベスでがんばっていきたいですね。』ーイリエ談

 一方、イタリアセリエBでは15節のパレルモージェノア戦で0-0で終わりましたが、パウル・コドレアはチームのベストプレイヤーに選ばれました。フル出場したコドレアはピッチによく顔を出し守備的MFとして試合を引き締めました。特に彼のやわらかいパスは見張るべき物があり、評価は7点と上々でした。

 またチームメイトのアドリアン・ミハルチェアは持ち前のダイナミックなプレーは見れませんでしたが、十分なテクニックは見せ付けたとの評価。パレルモのバレンティン・ナスターセは堅実なディフェンスで無失点に抑えています。ただ強烈なミドルシュートが外れたのは残念。

 そしてギリシャリーグではパナシナイコスのエリック・リンカルがマルカリアン監督になってから初めての先発出場をイラクリス戦で果たしました。
12月9日 キエフ

  そして一人、ギオアネ

 UEFAカップ2回戦のベジクタシュ対ディナモ・キエフ戦でウインターブレイクに手術が予定されているダニエル・パンクに続き、キエフの代表MFフローリン・チェルナトも古傷悪化のため出場が不可能となりました。

 デポルティボ・サンカリとの練習試合の後、チームバスに乗り込むのもやっとの状態で翌日には練習メニューをこなす事が困難になっていました。

 『私は15日にドイツで手術することになると思います。できるだけ早く回復し、春の練習には参加できるようになりたいですね。』
12月9日 イタリア

  セリエA 13節  パルマ 2-0 レッジーナ

 パルマ対レッジーナはホームのパルマがFWアドリアーノの2ゴールでレッジーナを2-0で下しました。パルマはこれで3連勝となり、一方のレッジーナはますます順位表での位置が厳しいものとなりました。

 日本代表のMF中田英寿(パルマ)とMF中村俊輔(レッジーナ)の対決となった今回の一戦はまさくし日本人ダービーとなり試合前から大きな注目を集めていた。

 両チームのエースである中田と中村は、それぞれアドリアーノとムトゥ、サヴォルディとディ・ミケーレの2トップの後方に配置された。

 レッジーナの中盤ではコッツァがメストとのポジション争いに勝ち右サイドで起用され、一方のパルマはそのコッツァの対面、左サイドにフィリピーニとジュニオールを先発させている。

 試合は激しいファールの応酬で幕を開けた。レッジーナは中村がマークに遭いながらも前線へのパスを試みる。しかし中村からのパスは全てオフサイドに掛かってしまう。

 最初の決定機はパルマが掴んだ。前半15分、チリッロ(レッジーナ)がムトゥ(パルマ)をペナルティエリア正面でフリーにしてしまう。しかしムトゥはGKカステラッツィとの1対1の場面で逆サイドを上手く突けずシュートはカステラッツィに防がれる。だがレッジーナは前半45分で許した決定機はこの一回のみだった。

 それ以外はフランチェスキーニが精彩を欠くアドリアーノを上手くコントロールし、一方のムトゥは上手く楔に入る事が出来ずに孤立していた。

 攻撃面ではレッジーナも停滞していたが、デ・カーニオ監督はこの状態を打開する為にコッツァとサヴォルディのポジションを入れ替える。交代要員を使わずに最大限のテコ入れをしようというデ・カーニオ監督の試みであった。

 レッジーナはここからパルマを上回る動きを見せるが、0-0のまま前半の45分が終了し両チームはロッカールームに引き上げた。

 後半が始まるとパルマが息を吹き返す。まずムトゥがキレのある動きでチリッロを翻弄しシュートを放つ。しかしこれはGKカステラッツィが問題なくセーブ。

 後半6分、ついに試合の均衡が破れる。ボールを持ち左サイドからエリア内に侵入したアドリアーノが、左足で強烈なシュートを放ちGKカステラッツィの牙城を破る。パルマ 1-0 レッジーナ 。

 デ・カーニオ監督は試合の流れを取り戻す為にコッツァと中村を外し、レオンとラステッリを投入する。

 しかし中村が抜けたレッジーナはパルマにカウンターを仕掛けるスペースを与えてしまい、間もなくアドリアーノとムトゥに2点目を許す事になる。

 左サイドを駆け上がったムトゥがエリア内でチリッロをかわし、そのままボールを中央に送る。そしてこれをゴール正面に走り込んだアドリアーノが左足で楽々ゴールを決めパルマが2点目を得る事に成功した。パルマ 2-0 レッジーナ 。

 レッジーナはこの後も特に決定機を作る事が出来ずにタイムオーバー。パルマはこの勝利で3連勝を記録し、一方のレッジーナは降格争いをしているブレシアがユベントスに勝利した事でライバルとの差が再び開いてしまった。
12月7日 アラッド

  ヌンウェイラー W

 UTAアラッドは新監督要請のため、かつての名選手に接触していましたが、ついに話がまとまりそうです。

 現在までヨヌーツ・ルペスク、バサラブ・パンドゥル、エメリッヒ・イエネイらとの話し合いには失敗してきましたが、かつてのディナモのアイドルで代表でも活躍した後、1980年にスイスに移住していたラドゥ・ヌンウェイラーと合意に達しそうだと報告されています。

 『詳細については話し合うためルーマニアに来てもらうことになりました。彼には豊富な経験がありますしそれが我がクラブにとっておおいに活きることになるでしょう。』

 ヌンウェイラーはいままでルーマニアからのオファーを避けていましたが考えを変えたようです。

 『私はルーマニアリーグの現状を見てみたいし、何が起こっているかを把握したいのです。』

 ラドゥ・ヌンウェイラー 1944.11.16生
 リーグではディナモ・ブカレストでウイングとして 333試合 40得点
 代表ではMFとして 43キャップ 2得点
 コーチキャリア:
 Martigny(1980-1983)
 Lausanne(1984-1987)
 Martigny(1988-1990)
 Chenois Geneva(1990-1995)
 Servette Geneva(1995-1996)
 Lausanne Sports(1996-2001)
12月6日 ブカレスト

  年越しはブカレストで

 元代表のルチアン・マリネスクとコンスタンティン・バルブがラピド・ブカレストに戻ってくるだろうと今日のプレスカンファレンスでレドニク監督が明らかにしました。

 『マリネスクはかつてラピドに在籍していたこともあり、現在ラピドに戻りたいと明言しています。バルブについても同じく話を済ませてあります。共に我々の力になってくれるでしょう。』

 元98年W杯メンバーのマリネスクは現在ポルトガルリーグのアカデミカ・コインブラに所属しています。一方、バルブはスペイン2部のヌマンシアとの契約を解消しています。

 またラピドのラズヴァン・ラツ、アドリアン・イエンクシ、マリウス・マルダラシャヌ、コンスタンティン・シューマッハーについてもオファーが多数きており、冬の移籍マーケットで放出するか否かを近々結論を出す予定。
12月6日 ブカレスト

  ラキツァの凱旋帰国

 予想される代表DFミレル・ラドイの海外移籍に伴い、ステアウアは低調なDF陣を支えるために新たなDFを捜索中のようです。

 ピツルカ監督が現在最もターゲットにしているのは元ステアウアのヴァレリウ・ラキツァのようです。32歳のラキツァは97/98シーズンに所属していて、現在ブルガリアリーグのリテックス・ロベチに在籍しています。

 『私はピツルカ監督と話しました。詳しくは後につめることになりますね。でも私自身はステアウアに復帰したいと思っていますよ。』

12月6日 スペイン

  男は強がりを言う動物である

 スペインの“AS”紙のインタビューによるとコスミン・コントラはつま先のケガから復調したようです。

 『私はもう普通に練習をこなせるまで回復しました。多少の違和感はありますが、特に気にしないレベルのものですね。あとは監督の判断にまかせます。すぐプレイしろと言われてももう大丈夫でしょう。』

 前回クロアチア戦での無理が祟って安静してた時には、じっくり直してから復活すると自ら述べていたコントラですが、結局性格というものは変わらないものです。

12月6日 ルーマニア

  ガラタサライ復帰へ近づくポペスク

 ルーマニア紙“プロスポーツ”のインタビューで代表キャプテンで現在無所属のゲオルゲ・ポペスクはガラタサライ移籍をほのめかしました。

 『現時点ではおそらくガラタサライへ入団する可能性が高いでしょう。彼らは私とハジがもたらした栄光の日々を覚えていてくれたし、私もこのチームを変わらずとても愛しています。でもまだはっきりとしたことを言える段階ではありません。詳細についてまだ話し合っていませんので。』

 ポペスクは今年から国内に戻り、ディナモ・ブカレストと契約していましたが、ディナモとウニベルシタテア・クライオバの両方のファンから非難されていたことをきっかけにクラブとの契約を解消しています。クライオバのファンはかつてクラブのアイドルであったポペスクが今年国内に戻ってくる際にクライオバ復帰が予想されていたにもかかわらずディナモに入団したことに対してずっと裏切り者呼ばわりしていたし、ディナモのファンはクラブのひどい成績の戦犯として彼を責め立てていました。
12月6日 リスボン

  有段者ニクラエ

 ポルトガルのメディアによると、リスボンでの練習中にチームメイトのマリウス・ニクラエとダニー・ゴメスがちょっとした小競り合いを起こしたようです。そのことについてニクラエ自身がルーマニア紙“プロスポーツ”で語っています。

 『別に取りたてて言うようなことはありませんですよ。メディアはすぐに事を大げさに表現するからね。ダニーのタックルが少しばかり粗かったのでちょっと文句を言っただけですよ。ただそれだけのことです。僕達はルームメイトで年も近いし普段は良い友達なのですよ。もし僕が乱闘しようものならスポルティングから選手がいなくなってしまいますよ。(笑)』

 ニクラエは184cm、80kgの体格で柔道の有段者なので、敵に回してはいけないみたいです。
12月5日 オランダ

  ストゥンガのオランダ再挑戦

 所属していたウニベルシタテア・クライオバと契約を解消した元代表MFのオビディウ・ストゥンガは現在オランダリーグ2部、ヘルモントのトライアルに挑んでいるようです。入団の是非まで3週間にわたって行われる模様。

 スティンガはサラマンカを経てオランダのPSVに4年間在籍していたため、これで2度目のオランダ挑戦となります。昨年は久々に国内リーグのディナモ・ブカレストに戻るや否やすぐにクライオバに移籍していました。

 現在ヘルモントは2部リーグの4位につけており、昇格への立役者となることが期待されています。
12月3日 ジェノヴァ

  パルマへの道

 イタリア紙によるとセリエB、ジェノア所属の代表MFパウル・コドレアはユベントス入団の噂に続いてインテルとパルマ、そしてドイツのバイヤーレヴァークーゼンからも興味を持たれているようです。

 現在21歳のコドレアは18歳の時にルーマニア国内の中堅クラブアルジェシュ・ピテシュティからジェノアに200万ドルで入団してから戦力として不可欠の能力を披露。ルーマニア代表でもスタメンに定着するまでになりました。今や価値は入団当初より4倍にも膨れ上がっています。
12月3日 イタリア

  ザ・メディカル・チェック

 冬の移籍マーケットでACミランに復帰するのでは?と噂されていたアトレティコ・マドリッドの代表DFコスミン・コントラはそのことは根も葉もないウソだと否定しました。

 『私は手術のためにイタリアに渡ったんだけど、どうやらメディアはミラン復帰へのメディカル・チェックだと勘違いしたようだね。アトレティコを去るつもりは毛頭無いし、1シーズンに2回も移籍するなんてゴメンだね。』

 現在コントラはつま先のケガで試合には出ていません。

 『リーグでのエスパニョール戦と代表でのクロアチア戦に無理して出場したのがいけなかったのですね。今は完璧に回復するまで辛抱強く待ちますよ。』
12月2日 イタリア

  セリエA 12節  トリノ 0-4 パルマ

 パルマが4-0でトリノを一蹴しました。パルマは前半はブリーギとムトゥの得点、後半はアドリアーノの2得点でアウェイのトリノ戦でワンサイドゲームを演じています。トリノは順位を少しでも上げるために勝ち点の獲得を目指しましたが、試合はチームの組織力、個人能力、全ての面でパルマが上回りトリノは成す術がありませんでした。

 パルマは前半1分にすぐにゴール正面からのFKを得て、距離があったこのFKはアドリアーノが蹴りましたがノーゴール。

 そして前半16分に先制点が生まれる。左サイドから中田が上げたクロスをアドリアーノが受け、エリア内でパスを受けたブリーギがガランテとデ・アシェンティスを抜き左足でシュートを決めた。

 前半25分、パルマが追加点を挙げる。エリア外左でFKを得たパルマは、ムトゥが壁の上ギリギリを通過するシュートを放ちゴール左隅にシュートを決めた。

 その2分後、パルマは中田がGKブッチの正面でフリーでボールを持ったが、スペースを狙った中田のシュートはゴールバーに阻まれノーゴール。一方のトリノはルカレッリが2度に渡ってエリア外からシュートを放ったが、いずれもGKフレイを脅かすものではなかった。前半はこれ以外に見所がなく終了しています。

 後半も前半と同じく精彩を欠くトリノは、後半2分にルカレッリがベナッリーヴォを抜きエリア外からシュートを放ったがこれはポストの脇に外れている。

 後半5分、パルマが3-0となるシュートを決める。ゴール前で中田からのクロスを受けたアドリアーノがこれを上手くコントロールし、右足でGKブッチを射抜きました。

 トリノはこの後、ソンメーゼがフェッランテにクロスを送り、また後半17分にはルカレッリがミドルシュートを放ったがゴールは程遠い。後半22分、パルマが4点目を挙げる。今回もアシストは中田。中田が右サイドから正確なクロスをゴール正面に送り、これをアドリアーノがヘディングでニアポストに流し込んでいます。

 この日のトリノはチーム全体が精彩を欠いた事もあるがルカレッリが得点機をモノに出来なかったのが大きく響いた。ガブリエーレ主審もこの惨状に同情したのか、1分のロスタイムも取らずに試合を終了させている。

 パルマはプランデッリ監督が前節に続きチームのポテンシャルを十分に発揮させ、順位を上げることに成功した。またトリノは唯一の目標となるセリエA残留すら危ぶまれる内容で大敗しました。
12月1日 リスボン

  ルーマニア産のヴィエリ

 スポルティング・リスボン所属のルーマニア代表ストライカー、マリウス・ニクラエはあいかわらず好調を持続していて、メディアも現在の彼には注目しています。

 『ニクラエは最初はジャルデウとの2トップでしたが、右サイドに移ってからもサポートはうまくいっています。彼はチームメイトを生かす術を知っているようですね。』

 昨日のリーグ戦でもニクラエは1ゴール、1アシストを決めてクラブの3対1での勝利に貢献しています。現在スポルティングは首位のポルトと2ポイント差の2位につけています。


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