Romanian Soccer Today 2002.10
10月29日 イタリア

  ムトゥに続け!海外2部のルーマニアン

 この夏ディナモ・ブカレストからセリエBのジェノアに移籍したルーマニア代表FWクラウディウ・ニクレスクは順調にクラブで活躍しているようです。

 現にイタリアのメディアも高く評価しており、冬の移籍マーケットでのターゲットになるであろうと報告されています。ブンデスリーガのシャルケ、セリエAのキエーボ、ピアチェンツァが狙ってるようです。

 またクラブでも同僚のルーマニア代表パウル・コドレアも同様に好調をキープしており、ガラタサライやセリエAからも獲得の噂があるようです。
10月28日 イタリア

   セリエA第7節 パルマ 2-1 アタランタ

 パルマは前半に中田が挙げた得点と後半にムトゥが決めた決勝点でアタランタとの激闘を制した。アタランタはコマンディーニがゴールを決めたが、今季初勝利はまたもお預けとなっている。

 ヴァヴァッソーリ監督が率いるアタランタはこの試合で良い出だしを切り前半15分までパルマを苦しめたが、しかしここから反撃に出たパルマはこの試合最初の決定機でゴールを決めることに成功した。

 ムトゥが左サイドでフォッリョを交わしゴール前の中田にラストパス。これを中田がファーサイドに流し込みパルマが先制する。パルマはこの得点以降、ムトゥと中田のコンビネーションで試合の主導権を握り、ブリギのシュートチャンス等を演出している。しかしこのブリギのシュートはGKタイービの正面を突きゴールは割れない。

 一方のアタランタは2度に渡ってパルマゴール前にクロスを送るが、前線にいたコマンディーニはGKフレイに対して決定的なシュートを打つ事が出来ない。

 前半終了直前、パルマはPKに相当する2つのファウルをペッレグリーノ主審に流されてしまう。ムトゥがエリア内でフォッリョに倒されたが笛は鳴らず、このこぼれ球からフィリピーニが放ったシュートがカバーに入ったフォッリョの手に当たったが笛は吹かれなかった。ここで前半終了。パルマ 1-0 アタランタ

 後半、アタランタは中盤で良い連携を見せ反撃に出るが、ドーニが精彩を欠き、コマンディーニもチャンスをモノに出来ない。

 逆にパルマは後半15分までにブリギ、中田、ジュニオール、ムトゥが立て続けにシュートを放ち、フェッラーリが合わせたヘディングシュートは僅かにゴールマウスを外れた。

 後半26分、パルマは2点目を手にする。ゴール前で得たFKのチャンスに現在絶好調のムトゥが右足でタイービを射抜きゴールを決めた。

 試合は終わったかに見えたが、アタランタはこの失点で目覚め途中から投入されたピアとビアンキがコマンディ−ニをサポートし反撃を開始する。

 後半33分、左サイドにいたザウリにピアからボールが渡り、ここからゴール前に絶妙のクロスが入るがビアンキは合わせられない。しかしこのプレーを機にパルマは劣勢に回り、アタランタは全員で攻撃を開始した。

 後半40分、アタランタのゴールが決まる。ゴール前右からビアンキが中央に折り返し、これをコマンディーニがヘディングで決め1点を返す事に成功した。

 しかしアタランタの反撃もここまで。コマンディーニが決めたゴールの後は決定機を演出できずに試合は終了している。

 パルマはカウンター主体の攻撃であるものの、その中で選手同士が連携を保ちプランデッリ監督の戦術を上手く消化して結果を出すことに成功した。

 ムトゥはこの活躍により第7節のベストイレブンに選ばれています。
10月22日 ブカレスト

  ドゥミトレスクがバカウの新監督に

 国内クラブ、FCMバカウの監督にドゥミトル・ドゥミトルに代わり、イリエ・ドゥミトレスクが就任するようです。

 ドミトレスクは最近までU-21代表の監督をしていましたが成績不振のため辞任していました。バカウでは来期のUEFAカップ出場を目標にしていますが、現在8ゲームで5ポイントしか取れていません。

 そしてステアウアの監督にはコスミン・オラロユに代わり、ヴィクトル・ピツルカが復帰予定です。
10月21日 ワールド

  ムトゥは続くよ、どこまでも

 セリエAではパルマが好調アドリアン・ムトゥの先制ゴールも、2-1の逆転負け。アトレティコのコスミン・コントラは後半から出場し、バレンシア相手に1-1のドローに終わるも右サイドMFとして各メディアからさらに高い評価を得た様子。

 前節2ゴールを奪ったシュツットガルトのヴィオレル・ガネアは今節ニュールンベルグ戦でまたもや評価を上げました。スタメンで出場し、同点でむかえた84分に彼の強烈なシュートがポスト直撃。それがアマナティディスの足元に転がり逆転ゴール(2-1)。一方、ヴォルフスブルグのドリネル・ムンテアヌはボーフムに2-4で敗れた試合に出場せず、ヘルタ・ベルリン戦のコットブスはラウレンティウ・レゲカンプがフル、ヴァシレ・ミリウタが79分まで出場。

 ベルギーでは第9節、シャルルロワ戦にブルージュのアリン・ストイカがスタメン出場。この若き司令塔がチームを勝利に導いたとメディアも大絶賛(3-2で勝利)。

 ハンガリーのデブレチェニ所属のマリウス・シュムディカはベセスクサバイ戦で4得点と荒稼ぎし、チームは6-1で勝利。シュムディカは10得点で現在ハンガリーリーグ得点ランク2位につけています。なおチームメイトの元ルーマニア代表ティボール・セリメシュは出場せず。

 トルコリーグ、ベジクタシュのダニエル・パンクは特筆すべき活躍は見せれなかったが、終了間近86分のヘディングシュートでデニズリスポルに2-1で勝利しました。クラブとの関係も良好でこのままベジクタシュに残りたいと試合前のインタビューに答えています。(現在ラピド・ブカレストからのレンタル移籍中)
10月21日 ジェノバ

  マグニフィック・コドレア

 セリエB、ジェノアのルーマニア代表MFパウル・コドレアは今節メッシーナ戦でデルピエロのような鮮やかなFKを決めた事で注目されています。ガゼッタの採点も7と好評で、“マグニフィック・コドレア”(華麗なるコドレア)と見出しになっています。

 しかしこのゴールはコドレアのものと言うメディアと、マラゴのゴールと言うメディアに分かれている状態ではあります。要するにFKをゴール前でマラゴがそらしてゴールしたもので、同節セリエAのインテルとユベントスの試合でも同じことがありました。(ロスタイムにトルドの同点ゴール。しかし公式にはビエリのゴールらしく修正されました。)公式にはどちらのゴールにしてもコドレアにとっては2シーズン中初のゴールとして喜んでいる様子。

 またそんな彼に対してガラタサライがオファーしている模様。

 かつて多くのルーマニア代表を獲得し成功してきたガラタサライはまた同じ方法でクラブのパワーアップを目論んでいて、1月の移籍マーケットで明らかになります。かつて在籍した選手はヨシフ・ロタリウ、ゲオルゲ・ハジ、ゲオルゲ・ポペスク、アドリアン・イリエ、ユリアン・フィリペスク、ヨヌーツ・ルトゥ、ラドゥ・ニクレスクがいます。

 ルクセンブルグ戦でケガにより退場したけど調子はどう?
 『打撲で退場したけどその後の処置と注射ですぐに良くなったよ。でもメッシーナ戦の終盤にもケガしちゃって...交代してもらおうとしたけどダメだったね。』

 今、ベネツィア、トリノ、ガラタサライからオファーが来てるけど?
 『もう聞いているよ。おそらく冬にはチームを去るとは思うけど。』

 代表ではどうなの?
 『ノルウェー戦ではがんばったんだけど負けちゃったね。これが人生なんだろうけど。ルクセンブルグ戦ではみんなキレていたからまだまだチャンスは十分にあると思うよ。』
10月15日 ルクセンブルグ

  2004年欧州選手権 予選グループ2 第3戦

ルクセンブルグ戦

  
キヴとムトゥの離脱は知っていたが、ポペスクは回復。強い男だ。コントラはもっと強い男だ。

ジョシー・バーセル・スタジアム
ルクセンブルグ 0 04 7 ルーマニア
03
2
5
24
45
47
80
86
V・モルドヴァン
V・モルドヴァン
M・ラドイ
C・コントラ
C・コントラ
T・ギオアネ
C・コントラ
アリヤ・ベシッチ
ラルフ・フェッロン
フランク・デビユ
エリック・ホフマン
ジェフ・シュトラッサー
セバスティアン・レミ
クラウド・ライター
ルク・ホルツ
(76分 サーシャ・ローマン)
アルフォンス・レヴェック
マニュエル・カルドーニ
(58分 サーシャ・シュナイダー)
ゴードン・ブラウン
(71分 ダニエル・フス)
GKGK
DF
DF
DFDF
DFDF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
ボグダン・ヴィンティラ
ミレル・ラドイ
ゲオルゲ・ポペスク
ユリアン・ミウ
コスミン・コントラ
パウル・コドレア
(36分 ティベリウ・ギオアネ)
ドリネル・ムンテアヌ
ラズヴァン・ラツ

アドリアン・イリエ
ヴィオレル・モルドヴァン
(69分 フローリン・チェルナト)
ヴィオレル・ガネア
(46分 ダニエル・パンク)
アラン・シモンセン 監督 アンヘル・ヨルダネスク
4-1-4-1フォーメーション 3-4-1-2フォーメーション
警告
ベンチ
ステファン・ジレ
ニコ・ファンク
クラウディウ・ダ・ルス
スヴェン・ディ・ドメニコ
エミリアン・ドルハ
フローリン・ショアヴァ
アドリアン・ムトゥ
マリウス・ニクラエ

プレイバック・オブ・ザ・ゲーム


主にDFのポジションが5得点。大丈夫か。


その他の試合

ノルウェー 2-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ

予選グループ2 現在の戦績
TEAM 得失 勝点 昇降
ノルウェー 3 2 1 0 5:2 7
ルーマニア 3 2 0 1 10:1 6
デンマーク 2 1 1 0 4:2 4
ボスニア・H 2 0 0 2 0:5 0
ルクセンブルク 2 0 0 2 0:9 0


結局のところノルウェー、デンマークを直接叩くしかありません。

10-16

Ruthless Contra cashes in

Cosmin Contra scored a hat-trick as Romania put seven past hosts Luxembourg in EURO 2004? Group 2.

Moldovan double
It took just two minutes for Viorel Moldovan to open the scoring and the forward doubled his tally four minutes later.

Masterful Munteanu
Romania's playmaker Dorinel Munteanu tirelessly drove his team forward as the home side struggled to cope with the Romanians' pace. Mirel Radoi made it 3-0 midway through the first half before Contra scored his first on the stroke of half-time.

Rat race
The visitors surged forward with the speed of Razvan Rat and Contra causing Luxembourg serious problems. Contra scored his second on 47 minutes and after Tiberiu Ghioane added his name to the scoresheet, Contra completed his hat-trick six minutes from time.

10月14日 ブカレスト

  デンマーク戦は5ヶ月後だから安心

 ルーマニアの才能、クリスティアン・キヴは次節のルクセンブルグ戦に出場できない見込みです。もちろん試合前から懸念されていたヒザのケガの再発により。

 『キヴは右ヒザのケガによりルクセンブルグ戦の代表には同行しないでしょう。そして再発したケガのため手術を必要としているため、3週間はサッカーから離れる予定です。』

 またムトゥとポペスクも足を痛めたため出場は微妙とされています。
10月12日 ブカレスト

  2004年欧州選手権 予選グループ2 第2戦

ノルウェー戦

  
とにかくあの酷いピッチではホームながら、パスゲーム主体のルーマニアには不利。

ステアウア・スタディオン
ルーマニア 0 00 1 ノルウェー
01
83 S・イベルセン
ボグダン・ヴィンティラ
ミレル・ラドイ
ゲオルゲ・ポペスク
クリスティアン・キヴ
コスミン・コントラ
パウル・コドレア
ドリネル・ムンテアヌ
(85分 ダニエル・パンク)
ラズヴァン・ラツ
アドリアン・ムトゥ
ヴィオレル・モルドヴァン
(63分 マリウス・ニクラエ)
ヴィオレル・ガネア
(63分 アドリアン・イリエ)
GKGK
DFDF
DFDF
DFDF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
トーマス・ミューレ
クリステア・バスマ
ヘニング・ベルグ
クラウス・ルンデクバム
アンドレ・ベルグドルモ
ステファン・イベルセン
トロント・アンデルセン
アイリク・バッケ
ヨン・アルネ・リーセ
オーレ・グンナー・ソルスキア
(90分 シガード・ロシュフェルト)
ヨン・カリュー
(79分 オイビンド・レオナルドセン)
アンヘル・ヨルダネスク 監督 ニルス・ヨハン・セム
3-4-1-2フォーメーション 4-5-1フォーメーション
警告
クリスティアン・キヴ

15
36
42

ヨン・カリュー
ヨン・アルネ・リーセ
ベンチ
エミリアン・ドルハ
ユリアン・ミウ
ティベリウ・ギオアネ
フローリン・ショアヴァ
フロデ・オルセン
エリック・ホフトゥン
パ・マドゥ・カ
フレドリック・ヴィンスネス
トミー・ラルセン

プレイバック・オブ・ザ・ゲーム

 共に2002年のW杯出場を逃したチームにあって、ルーマニアは前節ボスニアに完勝し、ノルウェーはライバルのデンマークにホームで引き分けで是が非でも落とせない大事な試合。しかしまずチャンスはルーマニアに訪れた。

 一瞬ゴール前でフリーになったムトゥに絶妙のパスが渡るとすかさずシュートを一閃。立ち尽くすノルウェーのディフェンス陣だったが、不運にもポスト横にわずかに逸れていった。その2分後にも今度はモルドヴァンがエリア内でシュートチャンスを得るが、これはベルグドルモのカットに合っている。

 その後もルーマニアの攻勢は強まっていく。しかし持ち直したノルウェーのベルグとルンデクバムのセンターバックコンビがギリギリでムトゥとモルドヴァンのチャンスを摘んでいった。特にラツの低いクロスにゴールから5mの位置で待ちかませていたムトゥへのスライディングがなければルーマニアは確実に先制弾を決めていた可能性が高かった。

 後半もルーマニアが支配し続けて、いきなりモルドヴァンのパワフルショットが火を噴く。ミューレが好判断で防ぐが時間の経過がルーマニアの勝利を予感させた。

 しかし53分を過ぎると一転してノルウェーが息を吹き返し、この日スタメンを飾ったヴィンティラの出番が増えていく。ルーマニアがパスゲームを得意にしているのとは逆に、ノルウェーは元々カリューの長身に合わせたロングボールを得意としており、ホームながら最悪のピッチコンディションが運気を敵チーム側に呼び寄せてしまうことになった。

 そして83分にリーセのコーナーキックをファーサイドで待ち受けていたノーマークのイヴェルセンに押し込まれて失点。先の見えない状況において常套手段であるセットプレーから確実に決めたノルウェーがこの予選を混沌としたものに戻しのだった。

 キャプテン、ゲオルゲ・ポペスクから一言
 『我々には立ち向かうべき2つの敵がいました。1つは対戦相手のノルウェー代表、もう1つはピッチコンディションである。このような大事な代表試合にあんな情けない会場しか用意できなかったことは恥ずべきことです。泥沼の中でサッカーはできません。だってそうでしょう。』

 監督のヨルダネスクから一言
 『結果は残念でしたが選手については何も恥ずべきところはありません。彼らのプレーぶりには満足しています。ただスタメンメンバーにはあと2人ほどエネルギッシュな選手を入れたほうが良かったのではと後悔してはいますけど...』

 コスミン・コントラ
 『我々は敗北によって少し滅入ってます。なぜなら我々の方が明らかに彼らより勝っていたのですから。これでデンマークとの2戦で6ポイントを取るのが必要になってきたようですね。ピッチの状態さえ良ければ不可能ではないですが...』

 ヴィオレル・ガネア
 『ノルウェーとはまだ1戦残っているので今回の敗北を忘れてはならない。多くのファンを落胆させたこともわかっています。しかしこのような大事な公式試合にもかかわらず、あのようなグラウンドしか用意できなかったことはルーマニアの恥です。』

 パウル・コドレア
 『我々はピッチにやられました。しかしノルウェーが容易な相手ではなかったことも事実です。』

泥沼ピッチでホームの利は無し

その他の試合

デンマーク 2-0 ルクセンブルグ

予選グループ2 現在の戦績
TEAM 得失 勝点 昇降
デンマーク 2 1 1 0 4:2 4
ノルウェー 2 1 1 0 3:2 4
ルーマニア 2 1 0 1 3:1 3
ルクセンブルク 1 0 0 1 0:2 0
ボスニア・H 1 0 0 1 0:3 0


ポイントが取れなかった事よりノルウェーにポイントをあげた事が痛い。

10月11日 ブカレスト

  ノルウェー戦の予想フォーメーション

 アンヘル・ヨルダネスク監督はノルウェー戦のラインナップに関してその構想を明らかにしました。おおよそは水曜日のスポルツール戦の前半のシステムがベースになっているようです。

 GKはステレアのスタメンが確実でヴィンティラ、ドルハが第2、3GKにまわり、ノルウェーが5バック、4MF、1トップであるらしいことから、DFは3バックシステムを取る予定。右からラドイ、ポペスク、キヴが濃厚です。そしてMFはまず大抜擢のラツが左ウイングバック、コントラが右ウイングバックに位置し、エネルギッシュな攻め上がりが期待される。それにより前回はサイドを務めたコドレアが本来の守備的MFをムンテアヌと共に務める様子。ムトゥについては左ウイングよりのトップ下でガネアとパンクのサポートする役回りに配置するのがスタメン予定です。

 このフォーメーションの利点は4-3-1-2に移行する時に様々な修正が可能な点にあります。そのケースだとラドイがポジションを上げ、コントラ、ラトがそれぞれ4バックの両翼に変更し、ムンテアヌが慣れ親しんだ左MFにコンバートする形がとられます。

 予想フォーメーション:3-4-1-2編
B・ステレア
G・ポペスク
M・ラドイ C・キヴ
P・コドレア D・ムンテアヌ
C・コントラ R・ラツ
 A・ムトゥ
V・ガネア D・パンク

 予想フォーメーション:4-3-1-2編
B・ステレア
G・ポペスク C・キヴ
C・コントラ R・ラツ
M・ラドイ
P・コドレア D・ムンテアヌ
         A・ムトゥ
V・ガネア D・パンク

10月11日 イタリア

  せっそうないユベントス

 パルマのニュースター、アドリアン・ムトゥは夏の移籍マーケットでユベントス入りするのではと噂されているようです。

 ムトゥは今シーズン前に本当はユベントス入りが確実視されていましたが、ユベントスが選んだのはパルマのマルコ・ディバイオだったわけで、ムトゥはその穴埋めとしてパルマに入った経緯があります。しかしユベントスのマルコ・ディバイオが額面通りの活躍とは言えず、逆にパルマに入団したムトゥはリーグとUEFAカップで目覚しい活躍を見せています。

 最近のユベントスとパルマの友好関係からしてこの移籍もそれほど不可能ではない様子。
10月8日 ブカレスト

  ノルウェー戦に向けてそれぞれの意気込み

 ヴィオレル・モルドヴァン
 『ノルウェー戦でゴールを挙げて勝利することが我々FW陣の絶対義務でしょうね。ルクセンブルグ戦と合わせて2試合で6ポイントを狙いますよ。』

 クリスティアン・キヴ
 『次のノルウェー戦がまさに前半戦の正念場になるでしょう。彼らの高い攻撃には細心の注意を払わなければなりません。ノルウェーには危険なFWが揃っていますしね。』

 フローリン・ショアヴァ
 『我々はボスニア戦で見せたような集中を維持せねばならないでしょう。選手それぞれがすべての力を出し尽くさないと勝利への道は遠のくかもしれませんね。』

 ミレル・ラドイ
 『これから2試合はタフな試合になるでしょう。とにかくノルウェーの打点は高いのですから。』

 ダニエル・パンク
 『ノルウェー戦はこれからのルーマニア代表の将来を占うための大事な試合になるだろう。特に若い選手には公式戦での強豪との初対戦になる訳だし、代表にとってもW杯予選敗北以来の緊張した試合になるはずだ。一つだけ願うのならピッチ上がかつてのスロヴェニア戦みたいになってないことだね。』

 コスミン・コントラ
 『現在のオッズだと我々の方が優勢みたいですね。やはりボスニア戦での好調ぶりが影響しているでしょう。しかしノルウェーは前節ホームで勝てなかった分を巻き返そうと必死になってくるでしょう。カリュー、スールシャール、イベルセンを中心とした攻撃陣は強力ですからタフなゲームになりそうですね。特に注目のリーセはポジション的にも私の直接の敵ですからね。』

 ゲオルゲ・ポペスク
 『我々はボスニア戦後から好調をキープしています。ホームなので是が非でも勝ってデンマークとのおそらく首位決戦となるでしょう試合に臨まなくてはなりません。そしておそらくそれほどタフなゲームにはならないであろうルクセンブルグ戦にも勝って冬のシーズンを気持ち良く乗り越えたいですね。』

 ヴィオレル・ガネア
 『ノルウェー戦はタフなゲームですね。しかしもちろん我々にもチャンスはあるでしょう。もし引き分けに終わってもグループ自体が均衡するだけですから。』

 
10月7日 ブカレスト

  2004年欧州選手権予選 第2戦ノルウェー戦
  2004年欧州選手権予選 第3戦ルクセンブルグ戦

国内メンバー発表

  
 今月12日ノルウェー戦と15日ルクセンブルグ戦の国内メンバーがヨルダネスク代表監督から発表されました。クリスティアン・キヴのケガが心配される中、追加メンバーとしてラピド・ブカレストのDFアドリアン・イエンクシを召集。海外組の発表でケガながら強引に召集されていたフィリペスクが結局アウトみたいです。

 キヴは昨日の合同練習にも参加できず、ヒザはまだ完治していない様子。出場するかしないかの正式な判断もまだされていません。『もしキヴが出場できないとしたらやりきれません。彼はボスニア戦でも素晴らしいプレーを見せてくれていたのに...』とヨルダネスク監督は落胆しています。しかしチームドクターのポンピリウ・ポペスクはノルウェー戦に出場できる可能性をほのめかしています。さらに協会の公式判断では60%だと言われています。

 このフィリペスク離脱後にキヴのケガが判明したことはルーマニアDF陣にちょっとした混乱を引き起こしています。このことでおそらく前回は守備的MFとして出場したラドイを本来のセンターバックに戻して、ミウとポペスクと組ませるというのが有力と見られています。

 ボグダン・ステレア  GK  サラマンカ(SPA) 34歳 83-0
 ボグダン・ヴィンティラ GK  ナシオナル・ブカレスト 30歳 2-0
 エミリアン・ドルハ GK  ラピド・ブカレスト 23歳 1-0
 コスミン・コントラ DF  アトレティコ・マドリッド(SPA) 27歳 33-2
 クリスティアン・キヴ DF  アヤックス(NET) 21歳 23-2
 ゲオルゲ・ポペスク DF  ディナモ・ブカレスト 35歳 111-16
 ミレル・ラドイ DF  ステアウア・ブカレスト 21歳 15-0
 フローレンティン・ドゥミトル DF  ステアウア・ブカレスト 25歳 12-0
 アドリアン・イエンクシ DF  ラピド・ブカレスト 27歳 6-0
 ユリアン・ミウ DF  ステアウア・ブカレスト 26歳 4-0
 ラズヴァン・ラツ DF  ラピド・ブカレスト 21歳 2-0
 ドリネル・ムンテアヌ MF  ヴォルフスブルグ(GER) 34歳 108-14
 アドリアン・ムトゥ MF  パルマ(ITA) 23歳 22-2
 パウル・コドレア MF  ジェノア(ITA/2DIV) 21歳 13-1
 ティベリウ・ギオアネ MF  ディナモ・キエフ(UKR) 21歳 8-0
 フローリン・チェルナト MF  ディナモ・キエフ (UKR) 22歳 4-0
 フローリン・ショアヴァ MF  ラピド・ブカレスト 24歳 6-0
 ヴィオレル・モルドヴァン FW  ナント(FRA) 30歳 65-23
 アドリアン・イリエ FW  アラベス(SPA) 28歳 48-13
 ヴィオレル・ガネア FW  シュツットガルト(GER) 29歳 30-15
 マリウス・ニクラエ FW  スポルティング・リスボン(POR) 21歳 20-10
 ダニエル・パンク FW  ベジクタシュ(TUR) 25歳 6-2

10月6日 ワールド

  ロナウドの陰にイリエあり

 ブンデスリーガ第8節ではヴィオレル・ガネア(シュツットガルト)が後半出場にもかかわらず2ゴールを決めて1860ミュンヘンを粉砕。コットブスのラウレンティウ・レゲカンプはフル出場するもカイザースラウテルンに完封負け(4-0)。ドリネル・ムンテアヌは出場無し。

 ベルギーではクラブ・ブルージュがいまだ無敗の首位。今節でもエクセルシオールに5-1で勝利してアリン・ストイカも5点目を決めています。

 パルマはアドリアン・ムトゥの先制ゴールのあと2-0とリードしたが結局、追いつかれて引き分けています。

 アヤックスは小野のいるフェイエノールトと対戦し2-1で勝利しました。ケガが心配されていたクリスティアン・キヴはフル出場して周囲を安心させました。

 スペインリーグはアトレティコがマラガに3-1で敗北。コスミン・コントラは53分に交代退場。ロナウドのデビューで話題だったレアル・マドリッド対アラベスはロナウド(2ゴール)、フィーゴ(2ゴール)、ジダンの活躍で5-2でドリームチームの勝ち。ちなみにアドリアン・イリエも出場(53分に交代退場)。
10月4日 イタリア

  パルマのニューアイドル

 このたびアドリアン・ムトゥの名がしっかりとパルマファンの心の中に刻まれました。

 今までムトゥはさまざまな賞賛とともにいろんな批判も受けてきました。しかし、今回のUEFAカップ、CSKAモスクワ戦での2ゴール、特にロスタイムの決勝ゴールは確実に彼とファンとの信頼関係を強いものにさせたようです。

 実際にはムトゥは自身に付けられた“ヒーロー”の称号には混乱しており、光栄ではあるがチームメイトとファンともに喜びを分かち合いたいとしています。

 『私は自分がヒーローだなんて思っていません。この勝利は我々全員のものなのです。ファンの人々が我々に与えてくれた力なのです。90分間苦しい試合でしたが、努力が報われたのですからこの勝利は特別なものですね。』

 ムトゥにとって昨年のエース、マルコ・ディバイオの幻影がつきまとうこのチームでプレーすることはけっして簡単なことではありませんでした。しかし現在では好調どころかさらに昇り調子です。
10月3日 イタリア

  ムトゥ株が急上昇

 イタリアのスポーツサイト「データスポーツ」が開幕からこれまでのセリエA・4試合での選手個人採点のベスト20を各誌新聞から計算して発表しました。見事にムトゥが第5位にランクされています。

1位 アレッサンドロ・デルピエロ(ユベントス)
2位 パオロ・マルディーニ(ACミラン)
3位 ダリオ・ヒュブナー(ピアチェンツァ)
4位 ステファン・アッピアー(ブレシア)
5位 アドリアン・ムトゥ(パルマ)
6位 パベル・ネドベド(ユベントス)
7位 アレッサンドロ・ネスタ(ACミラン)
8位 クラレンス・セードルフ(ACミラン)
9位 リリアン・テュラム(ユベントス)

 特筆すべきはビエリ、カンナバーロ、ピッポらの活躍しているスター選手を上回っている点ですね。

 だけど得点してもらわないとE☆Cサイトでの私のムトゥ株が全然無意味に...
10月2日 ブカレスト

  アヤックス流育成システム

 ラピド・ブカレストの左サイドバック、ラズヴァン・ラツはアヤックスの熱烈なラブコールを受けていると報道されています。よく知られているようにアヤックスには若く才能のある選手を獲得して育てるといったポリシーがあり、ずばりラツがそのターゲットになったというわけであります。実際、移籍は1月の移籍マーケット時に決断されることになりますが、ラツにとっても願ってもないチャンスであり、キヴ、ロボンツというルーマニアの同僚もいることから契約はすぐにでもまとまりそうです。クーマン監督もラツの精密なクロスにはたいそう魅せられているようです。

 僕は伊東美咲に魅せられていますが、それがなにか?
10月1日 イタリア

  パルマにも狙われるキヴ

 イタリアリーグ、セリエAのパルマは今シーズンからスター選手を放出してすっかりかつての強豪ではなく、若手主体のチームとなりましたが、1月の移籍マーケットでクリスティアン・キヴを獲得することによりまたビッグクラブへの返り咲きを狙っているようです。

 キヴはまた、セリエAのインテル、ASローマ、ラツィオにも狙われていますがパルマはチームに所属しているルーマニア代表の同僚、アドリアン・ムトゥの存在が彼の決断を傾かせるのを望んでいます。
10月1日 アムステルダム

  キヴのケガとガリガリ君

 昨日のオランダリーグ、ブレダ戦でアヤックスのキャプテンであるクリスティアン・キヴが相手FWと衝突して早々に病院送りになったようです。

 前半45分に相手FWのひざがモロにキヴの腹にはげしくヒットして呼吸困難に陥りました。この時点では肋骨骨折の恐れがあると言われていましたが検査の結果、特に骨折や筋肉断裂はなく打撲だったようです。

 よってノルウェー戦には大丈夫そうなので僕もニンマリ(ガリガリ君を食べながら)。


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