Romanian Soccer Today 2001.12
12月23日 フランス

  モルドヴァンは復帰即戦力

 現地時間22日に行われたフランスリーグ第19節で最下位のナントは8位のトロワと戦い、ルーマニア代表FWモルドヴァンの貴重な勝ち越しゴールで嬉しい勝利した模様。

 咋シーズンの優勝チームにもかかわらず、モルドバンの怪我が響いてか、ここまでリーグ最下位に甘んじているナントは試合終盤の86分に復帰したモルドバンのゴールによって辛くも勝利を収めました。このゴールによって日本在住のヨンクマ氏が尋常ではない表情で喜んでいるということが伝えられています。

12月23日 ミラノ

  コントラがロスタイムに値千金のゴール

 ジュゼッペ・メアッツァ・スタジアム今週で行われたセリエA第16節のACミラン対ヴェローナの試合で、後半34分から出場したコントラがロスタイムの94分に値千金の決勝ゴールを決めて、ACミランに大きな勝ち点3をもたらしました。

 監督がアンチェロッティに代わっても相変わらずコンスタントに出場機会が与えられていないコントラはこの試合でも攻守のバランスでヘルベグにスタメンの座を取られていましたが、このゴールで相当アピールしたことになるでしょう。

 『本当に勝ててよかったよ。この3ポイントが本当に欲しかったんだ。これで最高のクリスマスを迎えられるしね。このゴールは応援してくれたサポーターと私の家族、そして自分自身に捧げることにするよ。ワールドカップは残念ながら出場できませんが、長い間日本で応援してくれていたD.R.氏には感謝しています。これからも僕達を温かく見守っていてください。』と試合後にコメントしています。
12月19日 フランス

  悩めるチオボタリウに救いの手

 スタンダール・リエージュ所属のルーマニア代表DFリビウ・チオボタリウは、金曜に移籍市場が再開するときに契約すれば、現在トライアル中のフランス1部リーグクラブのロリアンで週末にデビューすることになりそうです。

 98年のワールドカップでも活躍したチオボタリウは、スタンダール・リエージュで3年間プレーしましたが、プロドームが監督になって以来、構想外となっていました。代表でも98W杯、2000欧州選手権に出場していましたが、今回の予選では序盤のリトアニア戦以降は出場機会が与えられていませんでした。
12月18日 ルーマニア

  コントラが本年度のルーマニア最優秀選手に輝く

 2001年度ルーマニア最優秀選手賞にACミランのコスミン・コントラが選ばれました。代表ではプレーオフでスロヴェニアに敗れはしたものの、激しい情熱でチームをひっぱり、クラブでは前所属チームのアラベスでスペイン最高の右サイドバックの称号を得るまでに成長し、UEFAカップも決勝まで導いた功績が認められたためです。 

 1位−コスミン・コントラ(50pt)、2位−マリウス・ニクラエ(45pt)、3位−クリスティアン・キヴ(37pt)、4位−ゲオルゲ・ポペスク(24pt)でした。

 守備ポジションには不利と言われるこの類の賞レースに若くして受賞を果たし、これから先クリスティアン・キヴと共にあと何回栄光を味わうのでしょうか。過去最高はハジの7回で、ポペスクは6回受賞しています。
12月17日 スペイン

  復活のイリエ

 バレンシア所属のルーマニア代表アドリアン・イリエは週末のエスパニョール戦を歓喜のゴールで3-2とチームの勝利に貢献しました。

 イリエは『私はゴールを決めたことだけでなく、自身の結果そのものに満足しています。我々は試合を通して良いプレーをすることができました。我々の方が勝利に値するチームだということを信じて疑わなかったからです。』とうれしそうに述べています。

 最近イリエは元ルーマニア代表のラディスラウ・ボローニが監督しているスポルディング・リスボンへの移籍の噂が絶えませんでした。
12月12日 ブカレスト

  国内でひっそりと円熟を向える方法。

 この冬の移籍マーケットでステアウア・ブカレストはまずエクステンシブ・クライオバからMFのシルビアン・クリステスクの獲得に成功しました。2年契約。

 32歳のクリステスクはピトゥルカ監督の求める経験を備えたプレイヤーでチームにすんなりフィットするだろうと言われています。

 クリステスクは98/99をギリシャで過ごした以外は88−2000の間、ウニベルシタテア・クライオバで10シーズンプレーしていました。
12月10日 イタリア

  ミハルチェアが2部ながらイタリアへ進出

 ディナモ・ブカレストのFWアドリアン・ミハルチェアは正式にイタリア・セリエBのジェノアへの移籍に合意しました。

 この25歳のストライカーは今シーズン、リーグトップの11ゴールを記録していて、その活躍からスペインのアラベスやスイスのグラスホッパーからもオファーが来ていました。2部ながらリーグレベルの高さと同郷のパウル・コドレアが所属しているので初の海外進出に不安が軽減されるという点で慎重にジェノアを選択したようです。

 しかし代表でのスタメンは厳しい状況にあります。先月敗れたスロヴェニアとのプレーオフでも途中出場だったように、状況次第では若手に取って代わられる能力でしかないのです。今後は同僚のコドレアと共に代表復帰及び昇格に向けての奮起が予想されます。
12月5日 ルーマニア

  遥かな時代の階段を

 ゲオルゲ・ハジが辞任後の代表監督にアンヘル・ヨルダネスクが第一候補として挙がっています。

 彼は現在アラブリーグのアル・アインの監督を務めており、契約は来年の夏まで残っています。しかしルーマニアサッカー協会会長のミルチェア・サンドゥはできるだけ早くヨルダネスクを欲しがっており、彼とアル・アイン側の話し合いを求めている状態です。

 『私も代表のためなら急いではせ参じたいと思っています。私の契約についての話し合いは近日中に行われるでしょう。しかし事がうまくいかない可能性も十分にあります。』−ヨルダネスク

 ヨルダネスクはルーマニアサッカー界のスターで、選手としては1971年から81年まで代表で活躍し、代表キャップ62回と26得点を記録しています。主にステアウアで過ごし、75/76、77/78シーズンのリーグチャンプと4回の国内カップを制してからギリシャリーグのクレタで現役を終えました。

 そしてプレイヤー兼アシスタント・マネージャーとしてステアウアの86年のチャンピオンズカップに貢献し、その後ヘッドコーチとして4度のリーグ制覇もしました。

 1993年から98年までは代表を率いてW杯94、ユーロ96、W杯98に出場しています。


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