ワールドカップ予選グループ1で好調のルーマニアが、敵地でスロバキアとの親善試合に臨み、後半ロスタイムに生まれたダニエル・オプリツァのゴールで2-2と辛くも引き分けた。
試合前にギオアネが倒れるという試合よりも気になることが起こって離脱。テストではあったがスタメンにはいつものベテラン主体のメンバーが選ばれた。黄金期のステレア、グルカ、ムンテアヌ、イリエがいまだ名を連ねているレギュラーには寂しいものを感じたが、それ以上に指摘されていたDFラインの不安がいきなり露呈した。12分に安定しないディフェンスのイージーミスを突かれてスロバキアのロベルト・ヴィテックのゴールで先制される。しかし39分にパンクがPKを冷静に決めて同点に追いつく。それでもスロバキアは前半終了前、カウンター攻撃からやすやすとカルハンがゴールを決め、再びリードされる。後半にはサブの大量投入でどうなるかと思われたが、内容的には前半よりも良いプレーだった。バランやオプリツァがコントロールする攻撃は徐々に加速し、スロバキアDFは無理めのファウルで止めるしか策がなくなっていく。85分にはザバフニクがレッドカードを受け退場となると、これに勢いを得たアウェーのルーマニアは、数的優位をきっちりと生かし、オプリツァが土壇場に至近距離からゴールを奪い、試合を引き分けに持ち込んだ。