Romanian Soccer Today 2005.2
2月28日 中国

  破天荒な人生、続く

 身長を理由に天津泰達から拒否されたラピド・ブカレストのストライカーであるサビン・イリエが2部リーグの長春亜泰に移籍しました。

 イリエはメディカルテスト終了後に天津に移籍する予定でした。しかしCFは185cm以上なければいけないと、監督の劉春明が主張したため、契約はご破算になりました。7cm身長が足りなかっただけで、イリエはブカレストの30万ドルを捨て、長春の提示した25万ドルの契約書にサインしました。『長春に移籍できて嬉しく思っています。良いチームですし、素敵な家と車をいただきました。一年間がんばります。』月曜日に中国マスコミの前に姿を現しましたとさ
2月21日 ブカレスト

  サビンも安住の地、中国へ

 ラピド・ブカレストのストライカー サビン・イリエが30万ドルで天津泰達と一年契約を結ぶことになりました。

 泰達はオーストラリアでシーズン前キャンプをまだ張っていますが、29歳の元ルーマニア代表はすでに健康診断のため中国入りし、契約書にサインをする予定です。イリエは2003年にルーマニアリーグのラピド・ブカレストへ移籍してから、31試合で18ゴールをあげています。中国で、イリエは山東魯能と一年契約を結んだ元ルーマニア代表イオネル・ダンチウレスクと再開することになります。
2月21日 千葉

  ジェフが元ルーマニア代表MFガブリエル・ポペスクを獲得

 ジェフ市原千葉が元ルーマニア代表MFガブリエル・ポペスクを獲得することが20日に判明しました。ポペスクは広い視野と高い戦術眼を持ち、中盤ならどこでもこなす万能選手。98年には同国伝説の選手ゲオルゲ・ハジ、DFゲオルゲ・ポペスクら「黄金世代」とともにW杯フランス大会に出場。主に右サイドのMFとして3試合に先発し、16強入りに貢献しています。

 スペインリーグのバレンシアなどでもプレーし、2002年から2シーズンは韓国の水原三星に「ガビ」の登録名で所属。トップ下で10番を背負い、56試合で12得点するなど攻撃のリーダーとして活躍しました。アジアでのプレー経験があることはクラブに溶け込む上でも好材料。千葉でもトップ下を務めるもよう。
2月18日 ブカレスト

  タマシュも母国へ帰還

 ルーマニア代表DFガブリエル・タマシュが、所属するスパルタク・モスクワから母国のディナモ・ブカレストにレンタル移籍することが決まりました。タマシュは『スパルタクのスタルコフス監督の承認で、古巣への復帰が実現しました。またディナモでプレーできることに喜びを感じています。』

 2003年にガラタサライと契約、2004年2月にはスパルタクと契約していたタマシュはどちらのクラブでもレギュラー獲得に失敗して代表からも召集されなくなっていました。
2月17日 ブカレスト

  ステアウア、ネアガ放出へ

 韓国の全南(チュンナム)ドラゴンズへのクラブ間による移籍交渉が合意に達し、ステアウア・ブカレストのストライカー、アドリアン・ネアガが、同クラブを去る見込みとなりました。

 ネアガ本人が移籍に同意すれば、移籍金75万ユーロ(約1億1300万円)で韓国Kリーグの全南に放出されることに。17日に行われたUEFAカップ決勝トーナメント1回戦第1戦で、バレンシアに0-2と敗れたステアウアだが、予想に反して、ネアガはこの試合のベンチ入りメンバーからも外れていた。

 ステアウアのオーナー、ジジ・ベカリ氏は、次のように話している。『バレンシアとの対戦結果にかかわらず、ネアガはこのクラブを去ることになる。彼の契約が9カ月後に満了するので、売却することにした。その時になって彼がクラブを去る決断をした場合、われわれは一切移籍金を受け取れなくなるからだ』

 ネアガは、17日の試合でメンバーから外れたことに落胆しており、韓国への移籍についても納得できない様子で、『プレーできないことを知らされ、涙を流した。今後どうするかは分からない。まだ韓国のチームとは契約を交わしていない。しかし、こうなった以上、何が起こるかは分からない。』

 今後3年間にわたって毎年30万ユーロ(約4100万円)の年俸を受け取る、という契約で合意することになると見られている。ネアガは、アルジェシュ・ピテシュティでプレーした後、2001年にステアウアに加入。移籍当初は不振にあえぎ、短期間だがサウジアラビアのアル・ナスルにレンタル移籍していたこともある。しかし、03/04シーズンにはステアウアの得点王となり、今季も現時点ではチーム最多得点を記録している。
2月17日 ルーマニア

  代表への忠誠を誓い、コントラが国内復帰へ

 アトレティコ・マドリッド所属でWBAとのレンタル契約を打ち切られたルーマニア代表DFコスミン・コントラは、母国ルーマニア1部リーグのFCUポリテニカ・ティミショアラとの4ヶ月のレンタル契約に合意しました。

 キプロスで新チームのトレーニングキャンプに参加しているコントラは、『母国に戻ることでキャリアが後退するとは思っていません。私は代表に復帰したいし、彼らも私を必要としてくれている。移籍市場が閉まった今となってはロシアとルーマニアの2つしか選択肢はありませんでしたが、常に私は故郷のクラブに戻ることを第一優先と考えていました。WBAは加入当時プレー機会を保証してくれていましたが、ケガが直っても1ヶ月もの間使ってくれませんでした。それでもイングランドでの経験は良いものだったととらえています。』とコメントしています。

 ルーマニアは3月26日にホームでワールドカップ予選オランダ戦、及び4日後にアウェーでマケドニア戦を控えている。オランダ戦はワールドカップ出場を狙うにあたってとても大事な試合となる。

 コントラはアトレティコと2007年まで契約を残しており、レンタル期間中もアトレティコが彼の給料を支払うことになっています。
2月9日 ワールド

  2006年W杯欧州予選

その他の試合結果



 マケドニア 0-0  アンドラ


予選グループ1 現在の戦績
TEAM 得失 勝点 昇降
オランダ 4 3 1 0 10:3 10
ルーマニア 5 3 1 1 10:5 10
フィンランド 5 3 0 2 10:6 9
チェコ 4 3 0 1 6:2 9
マケドニア 6 1 2 3 6:7 5
アンドラ 5 1 1 3 2:11 4
アルメニア 5 0 1 4 2:12 1

マケドニアには上位食いをしてもらうためにモチベーションを保って欲しい。

2月9日 ラルナカ

  キプロス国際トーナメント

スロヴァキア戦


ギオアネの復帰戦見たかった。この試しのゲームから誰が合格して、誰が落ちたのでしょうか?

GSZ・スタジアム
スロヴァキア 2 21 2 ルーマニア
01
R・ヴィテック

M・カルハン

12
38
44
89

D・パンク(PK)

D・オプリツァ
カミール・コントファルスキ
ラドスラフ・ザバフニク
(86分 退場)
マルティン・ペトラシュ
スタニスラフ・ヴァルガ
(60分 ミロスラフ・バルチク)
マレク・チェフ
(46分 ルボシュ・レイター)
カロル・キセル
(46分 マリオ・ブレシュカ)
ミロスラフ・カルハン
ペテル・フリンカ
ヴラジミール・ヤノッコ
(46分 マリアン・ハド)
マレク・ミンタル
ロベルト・ヴィテック

GKGK
DF
DF
DFDF
DFDF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
ボグダン・ステレア
ミレル・ラドイ
(81分 ヴァレンティン・バドイ)
アドリアン・イエンクシ
ヴァレンティン・ナスターセ
ラズヴァン・ラツ
フローレンティン・ペトレ
(70分 ティベリウ・バラン)
コンスタンティン・グルカ
ドリネル・ムンテアヌ
(55分 ニコラエ・ミテア)
ダニエル・パンク
(55分 ミハイツァ・プレシャン)
ダニエル・ニクラエ
(70分 ゲオルゲ・ブクル)
アドリアン・イリエ
(55分 ダニエル・オプリツァ)
ドゥシャン・ガリス 監督 ヴィクトル・ピツルカ
4-4-2フォーメーション 4-4-2フォーメーション
警告
ラドスラフ・ザバフニク
ラドスラフ・ザバフニク
68
86
ベンチ
ミロスラフ・コニグ
イゴール・デモ
ヨセフ・コズレイ
マリウス・ポパ
フラヴィウス・モルドヴァン


プレイバック・オブ・ザ・ゲーム

 ワールドカップ予選グループ1で好調のルーマニアが、敵地でスロバキアとの親善試合に臨み、後半ロスタイムに生まれたダニエル・オプリツァのゴールで2-2と辛くも引き分けた。

 試合前にギオアネが倒れるという試合よりも気になることが起こって離脱。テストではあったがスタメンにはいつものベテラン主体のメンバーが選ばれた。黄金期のステレア、グルカ、ムンテアヌ、イリエがいまだ名を連ねているレギュラーには寂しいものを感じたが、それ以上に指摘されていたDFラインの不安がいきなり露呈した。12分に安定しないディフェンスのイージーミスを突かれてスロバキアのロベルト・ヴィテックのゴールで先制される。しかし39分にパンクがPKを冷静に決めて同点に追いつく。それでもスロバキアは前半終了前、カウンター攻撃からやすやすとカルハンがゴールを決め、再びリードされる。後半にはサブの大量投入でどうなるかと思われたが、内容的には前半よりも良いプレーだった。バランやオプリツァがコントロールする攻撃は徐々に加速し、スロバキアDFは無理めのファウルで止めるしか策がなくなっていく。85分にはザバフニクがレッドカードを受け退場となると、これに勢いを得たアウェーのルーマニアは、数的優位をきっちりと生かし、オプリツァが土壇場に至近距離からゴールを奪い、試合を引き分けに持ち込んだ。


信頼を結果で証明せよ、イリエ

2月7日 ブカレスト

  とりあえず順調に回復へ

 ディナモ・キエフ所属のルーマニア代表MFティベリウ・ギオアネは、「3週間以内」に再びプレーできる見通しとなったようです。とりあえずホッとしました。

 同選手は脳卒中と疑われる発作を起こし、選手生命の危機が心配されていました。ギオアネは先週、ポルトガルでの冬季合宿中に倒れ、微小な脳血栓と診断されていました。しかし、ディナモのイゴール・スルキス会長によると、ギオアネの健康状態は、予想より早く快方に向かっているとのこと。『検査結果は非常に良好だった。ギオアネはチームメートと共にキエフに戻ってくる。3週間以内には、プレーできる状態になるだろう』
2月3日 ブカレスト

  ギオアネが入院

 ディナモ・キエフ所属のルーマニア代表MFティベリウ・ギオアネが、ポルトガルでの冬季合宿中に脳卒中を起こしたという衝撃的なニュースが飛び込んできました。ウクライナの関係筋によると、容体は深刻とみられているようです。

 ポルトガルの病院でギオアネの治療にあたっている医師団は微小な脳血栓と診断し、復帰時期はもとより、再びプレーできるかどうかを明言するのは時期尚早だとしています。ディナモのイゴール・スルキス会長は『ギオアネの復帰時期を見極めるのは早すぎる。』と話しています。
2月1日 イタリア

  ようやくストイカがイタリアデビュー

 セリエAのシエナは最近ベルギーのクラブ・ブルージュと契約解消して浪人中だったルーマニア代表MFアリン・ストイカを獲得したと発表しました。

 とりあえずシーズン終了までの半年契約のようで、1年契約のオプション付き。シエナは1年前から同じルーマニア代表のミハイツァ・プレシャンの獲得を目論んでいましたが実現せず、司令塔不在のチームは現在降格圏内にまで沈んでいます。

 一方、ストイカもラツィオやパルマなどのクラブから熱い視線を送られていましたが、先シーズンあたりからのケガの影響のスランプから自然とオファーが消えていきました。今回はやはり移籍金が発生しないことが大きな要因となったのでしょう。
2月1日 ブカレスト

  キプロス国際トーナメント 1回戦スロヴァキア戦

国内メンバー発表


 ルーマニア代表ピツルカ新監督は来月9日にラルナカで行われるキプロストーナメントにむけて国内組を発表しました。予想されていたD・ムンテアヌの復帰が実現。およそ18ヶ月ぶりの復帰となる。彼は現在までに代表キャップ119を記録していることから、歴代1位のゲオルゲ・ハジの記録125キャップを抜くのも時間の問題になりました。

 『私は年齢に関係なく全ての選手が召集候補です。たとえ1試合限りの出場しか見込めない状態でも勝利に貢献してくれる選手であれば躊躇無く呼びますよ。』

 その発言どおり、ドリネルの他に3年ぶりの代表復帰となる30歳オーバーのナスターセ、グルカ、イリエを呼び戻しています。また初召集としてラピドのDFヴァレンティン・バドイとスポルツールのFWゲオルゲ・ブクルを抜擢。そしてヨルダネスク政権から公然と反旗を翻していたティベリウ・ギオアネがついに復帰しています。

 GK  所属
 ボグダン・ステレア  ディナモ・ブカレスト
 マリウス・ポパ  ポリ・AEK・ティミショアラ
 DF
 ティベリウ・ギオアネ  ディナモ・キエフ(UKR)
 ラズヴァン・ラツ  シャフタル・ドネツク(UKR)
 ヴァレンティン・ナスターセ  ボローニャ(ITA)
 アドリアン・イエンクシ  スパルタク・モスクワ(RUS)
 ミレル・ラドイ  ステアウア・ブカレスト
 フラヴィウス・モルドヴァン  ラピド・ブカレスト
 ヴァレンティン・バドイ  ラピド・ブカレスト
 MF
 ダニエル・パンク  ベシクタシュ(TUR)
 コンスタンティン・グルカ  アルメリア(SPA/2DIV)
 ドリネル・ムンテアヌ  ステアウア・ブカレスト
 フローレンティン・ペトレ  ディナモ・ブカレスト
 ミハイツァ・プレシャン  ウニベルシタテア・クライオバ
 ティベリウ・バラン  スポルツール・スツデンテスク
 FW
 ニコラエ・ミテア  アヤックス(NET)
 アドリアン・イリエ  FCチューリヒ(SWI)
 ダニエル・ニクラエ  ラピド・ブカレスト
 ダニエル・オプリツァ  ステアウア・ブカレスト
 ゲオルゲ・ブクル  スポルツール・スツデンテスク

2月1日 イタリア

  ムトゥ、災い転じてセリエAに返り咲き

 移籍市場を終えたこの日、ユベントスのクラブハウスにて記者会見が行われ、ムトゥの正式入団が発表されました。背番号は30で既にチャンピオンズリーグ登録リストにも加えられた模様。

 『あのような最悪な状況を経験して、今ここにいられることが夢のようです。ユベントスと言えば誰もが羨むビッグクラブです。支えてくれた全ての人々に感謝の気持ちでいっぱいですね。しばらくは試合には出場できませんが、その間にチームメイトと共に練習してこのクラブに馴染むことに尽力すると共に、いつでもピッチに立てるようにコンディションを整えていきます。数ヶ月前の経験で自身も成長したと思っております。全てをサッカーに注ぎ込んでいきますよ。幸いにもこのクラブには勝利のメンタリティーが備わっているので、最高の環境と言えるでしょう。願わくば出場停止が切れた後のシーズン残り2試合とチャンピオンズリーグに出場したいです。日程的にはファイナルしか残ってないですが、そこに勝ち上がってきたチェルシーと対戦できれば言うこと無しなのですが。』

 そしてカペッロいわく、『彼の獲得は歓迎すべきことです。チームの力を上げてくれる選手には間違いないですからね。彼の個人的な問題ではミスをしたことは誰もが知っているし、彼が一番いろいろ考える機会になったことでしょう。これからその成長を証明していくわけですが、それにはユベントスというクラブこそが最適でしょう。』
2月1日 イングランド

  コントラがWBAから早期退団へ

 今シーズン始めにアトレティコ・マドリッドからレンタルでプレミアリーグのWBA(ウエスト・ブロムイッチ・アルビオン)に加入していたルーマニア代表のコスミン・コントラは戦力外となり、アトレティコに戻ることになりました。

 コントラはケガによりアトレティコで出場機会がなかったところを昨年の移籍市場閉鎖ギリギリの8月31日にWBAにレンタルで移籍しましたが、ケガが完治せずデビューは11月まで待たなくてはならず、たった5試合の出場にとどまりました。@11月14日ミドルスブラ戦(1-2で敗戦・フル出場)、A11月20日アーセナル戦(1-1で引分・75分まで出場)、B11月27日マンチェスター・U戦(0-3で敗戦・38分まで出場)、C12月11日チャールトン戦(0-1で敗戦・55分まで出場)、D12月26日リバプール戦(0-5で敗戦・39分に一発レッドカードで退場)というように5戦0勝4敗1分でリバプール戦で戦犯になってからは完全に干されていました。

 『我がチームはこの冬の移籍マーケットでマンチェスター・Uのキーラン・リチャードソンをシーズン終了までのレンタルで獲得し、またチームのジェイソン・クーマスも十分戦力として計算できることから、コントラの必要性が薄れてきました。彼もまた代表復帰の野望がある状態でクラブのスタメンとして出場し続ける必要があるでしょう。ここではもはやそれが保証できなくなりました。』−ブライアン・ロブソン監督


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