Romanian Soccer Today 2003.1
1月31日 イタリア

  引く手あまたのコドレア またセリエBへ

 冬の移籍マーケットにおいてセリエBで最もその行き先が注目されていたジェノア所属のルーマニア代表パウル・コドレアはユベントス、レヴァークーゼン、ミドルスブラ、ナポリ、パレルモから正式なオファーがあり、おそらくドイツかイングランドに渡るであろうと噂されていましたが、最終日になって驚きのニュースが飛び込んできました。それは最も可能性が低いであろうと言われていたセリエBのパレルモへの入団が決定したらしいのです。

 正確な内容はパレルモの23歳のストライカー、ジュゼッペ・マスカラに300万ユーロを加えたトレードという形であるようです。互いのクラブの正式発表はまだですが、コドレアのエージェント、アンドレア・プレッティはすでにこの事を明らかにしており、明日には決定するものとみられています。

 パレルモには昨年までジェノアに所属していたルーマニア人バレンティン・ナスターセがおり、共にA昇格に向けてがんばって欲しいものですが、正直言ってガッカリしました。かれにはビッグクラブが似合うと思っていましたが、世間の評価は意外とこんなものなのでしょうかね。
1月31日 ドイツ

  ポペスクの移籍が認められず

 ドイツ・ブンデスリーガ連盟によると、先日決まったゲオルゲ・ポペスクのハノーファー96への移籍は無効との判断が下されたようです。FIFAの「12ヵ月間に同選手の2回の移籍は認められない」という取り決めに違反しているということです。ハノーファー96はこの決定を受け入れるとコメントしていますが、クラブの弁護士はこの契約において連盟側の不備の点がないかも調べるつもりでいることも述べています。

 一方、ポペスクは『ハノーファーはおそらく私にとって最後のクラブになるでしょう。私はこのままドイツに留まってすべてが良い方向に解決されることを望むことにします。様々な問題があるでしょうが、私は楽観的に見ていますよ。なぜなら私は自由契約選手ですからね。すぐにはプレイできないでしょうが、クラブの弁護士がうまく事を運んでくれると信じていますよ。』
1月30日 ティミショアラ

  キスペストのドゥルカも帰国

 今季昇格組のポリテニカAEKティミショアラはディフェンス陣を強化するべく、ハンガリーのキスペスト・ホンヴェドに所属していた元ルーマニア代表DFクリスティアン・ドゥルカを1年契約で獲得した模様。

 ドゥルカはラピド・ブカレストで頭角を現して98年W杯に出場。その後、韓国の浦項スティーラーズや国内のチェアラウル、ガス・メタンでプレーしていました。

 現在前半戦を終えてポリテニカは6位と好位置に付けていますが、順位の割には失点が多いのが難とされています。スタメンのコンスタンティノヴィッチとザンクと共に3人とも30歳を越えていますが、それでもドゥルカの抜き出た経験で後半戦に突入プランのようです。
1月30日 ブカレスト

  スンマルテアンがB型肝炎で離脱

 先日、代表に召集されたルチアン・スンマルテアンはどうやらB型肝炎であることが発覚したという話が出てきています。詳細は明らかになっていませんが、これによりヨルダネスク代表監督は代わりにステアウアのマリアン・アリウツァを召集するものと見られています。アリウツァは過去に2001年2月26日キプロス・トーナメントのウクライナ戦で代表キャップを記録しています。
1月29日 ドイツ

  ポペスクがブンデスリーガに挑戦

 冬の移籍マーケット期限が近づいている中、代表キャプテンのゲオルゲ・ポペスクがついにドイツ、ブンデスリーガのハノーファー96と合意に達したようです。5万ユーロでシーズン終了までの契約になる模様。

 ポペスクはディナモを退団して以来ずっとガラタサライの合同練習に参加していてクラブの入団テストにも合格していたので、てっきりそのままガラタサライへ復帰かと見られていましたが、ヨルダネスク監督の「クラブに属していなければ代表には呼ばない」との警告により急遽ドイツに渡ることになったようです。またディナモとは相互解消の形で退団したために移籍金がかからなかったのが大きかったようです。

 『おそらくここが私の最後の地となるでしょう。契約満了が引退ということです。おそらく多くのドイツ人が私の年齢を問題視するでしょう。しかし、メディカルチェックでは良い結果を示すことができたし、ここまで独自にトレーニングしてきたことも知っています。その間に様々なオファーを受けましたが、ここがベストの選択だったのです。』

 よって次節のリーグ戦にも出場する見込みで、直前での代表合流もありうるかもしれません。
1月29日 ブカレスト

  キプロス国際トーナメント

海外メンバー発表

  
 ルーマニア代表アンヘル・ヨルダネスク監督は2月にキプロスで開催される4ヶ国トーナメントに向けた海外組メンバーを発表しました。ロボンツ、ストイカ、タララケが負傷から復帰。一方、ニクラエ、チェルナトはケガで辞退。先日の国内組からはGKのドルハが離脱しています。代わりにスポルツール・スツデンテスクのU-21代表GKエドゥアルド・スタンチョウが召集されました。

キャプテンのDFゲオルゲ・ポペスクは昨年ディナモ・ブカレストを退団して以来クラブに所属していなかったため、先週の国内組発表には名を連ねていませんでした。しかし、昨日どうやらドイツのハノーファーへの移籍が決定した模様。今回海外組にも呼ばれていませんが、直前合流もありうるとのことです。

 ボグダン・ステレア GK  サラマンカ(ESP)
 ボグダン・ロボンツ GK  アヤックス(NED)
 ボグダン・ヴィンティラ  GK  ナシオナル・ブカレスト
 エドゥアルド・スタンチョウ GK  スポルツール・スツデンテスク
 ユリアン・フィリペスク DF  ベティス(ESP)
 コスミン・コントラ DF  アトレティコ・マドリッド(ESP)
 クリスティアン・キヴ DF  アヤックス(NED)
 フラヴィウス・ストイカン DF  ディナモ・ブカレスト
 ガブリエル・タマシュ DF  ディナモ・ブカレスト
 アドリアン・イエンクシ DF  ラピド・ブカレスト
 ラズヴァン・ラツ DF  ラピド・ブカレスト
 ミレル・ラドイ DF  ステアウア・ブカレスト
 クリスティアン・ダンチア DF  アルジェシュ・ピテシュティ
 パウル・コドレア MF  ジェノア(ITA)
 ティベリウ・ギオアネ MF  ディナモ・キエフ(UKR)
 ドリネル・ムンテアヌ MF  ヴォルフスブルク(GER)
 アリン・ストイカ MF  クラブ・ブルージュ(BEL)
 ミハイ・タララケ MF  グラスホッパー(SWI)
 アドリアン・ムトゥ MF  パルマ(ITA)
 ルチアン・スンマルテアン MF  グロリア・ビストリツァ
 フローリン・ショアヴァ MF  ラピド・ブカレスト
 ヴラド・ムンテアヌ MF  ディナモ・ブカレスト
 ステファン・グリゴリエ MF  ディナモ・ブカレスト
 オヴィディウ・ペトレ MF  ナシオナル・ブカレスト
 ダニエル・パンク FW  ベシクタシュ(TUR)
 ヴィオネル・ガネア FW  シュツットガルト(GER)
 アドリアン・イリエ FW  アラベス(ESP)
 ヴィオレル・モルドヴァン FW  ナント(FRA)
 フローリン・ブラトゥ FW  ラピド・ブカレスト
 ダニエル・オプリツァ FW  ステアウア・ブカレスト
 チプリアン・タナーセ FW  アルジェシュ・ピテシュティ

1月26日 ポルトガル
  
  ポルトガルの夜にこだまする勝利の雄たけび

 最近、ラピド・ブカレストへの移籍話が噂されていたポルトガルリーグ、アカデミカ・コインブラ所属の元代表ルチアン・マリネスクはベレネンセス戦で見事なFKを決めてチームを2-1の勝利に導きました。

 『彼のテクニックと精神力は素晴らしいものだ。特にあのFKはまさに完璧だった。彼がまだここにいた事が幸運以外のなにものでもないでしょう。』とはクラブ首脳陣のお言葉。

 マリネスクは94年から4年間2部のレシツァで過ごし、97/98シーズンにラピドに移籍するとリーグには1歩届きませんでしたが、自身13得点を記録。カップ戦の制覇と一気にルーマニア代表、そして98年W杯にも出場するシンデレラストーリーを実現していました。たった1年でラピドから海外に挑戦した後はサラマンカとファーレンセでプレー。過去2シーズンは2部生活の中、今季からまたポルトガル1部で戦っています。
1月25日 ブカレスト

  もう恒例行事か?ヨルダネスクの悩み

 3月29日の欧州選手権予選デンマーク戦に向けての大事な最後のテストマッチとなる2月のキプロス・トーナメントですが、海外クラブ在籍選手の召集について難航しそうです。12日のスロバキア戦はFIFA公認で各地で親善試合が行われる日なので、出場の可能性は高いのですが、13日のロシアかキプロスとの試合はどうやら海外組の出場は厳しいみたいです。

 『大一番のデンマーク戦に出す予定の選手を出場させないとテストマッチの意味がないでしょう。私は出来るだけ多くの選手を起用するつもりですが、こればかりはそれぞれのクラブが選手を引き渡すかどうかにかかっています。』とはヨルダネスクのコメント。

 ちなみに召集したい海外組
 GK:ステレア、ロボンツ
 DF:コントラ、キヴ、チオボタリウ
 MF:D・ムンテアヌ、タララケ、ギオアネ、コドレア
 FW:ムトゥ、イリエ、パンク、ガネア、モルドヴァン
1月25日 トルコ

  パンクのパートナーが決定

 ラピド・ブカレストのMFマリウス・マルダラシャヌはようやくベシクタシュ入団が決定しました。ベシクタシュ側はラピドに15万ユーロを支払い、6ヵ月のレンタルでの獲得になりますが、完全移籍のオプション付きです。

 この移籍にはラピドとベシクタシュのクラブ間の友好関係がベースとしてなっています。現ベシクタシュ監督のミルチェア・ルチェスクは1999年にラピドの監督としてリーグ制覇に貢献しており、ラピドのオーナーであるゲオルゲ・コポスともいまだに親しい関係であります。ちょうど2クラブともトルコで行われているアンタリヤ・トーナメントに出場することもあり、現地でサインが交わされました。

 『とても嬉しいですね、最高です。しかしちょっぴりナーバスになっていますよ。獲得は成功だったと言わせるために6ヵ月で結果を出さないといけませんからね。私はもう28歳なので最後のチャンスでしょう。』

 そして先日、ベシクタシュに移籍したマリウス・マルダラシャヌはアンタリヤ・トーナメントのスポルツール・スツデンテスク戦で右サイドMFとしてクラブデビューを果たしました。

 マルダラシャヌは後半からトゥメルに代わって出場し、FWへの絶好のパスをいくつか成功させただけでなく、セーブされはしたが51分には惜しいシュートも見せました。試合観戦していたトルコのジャーナリストもそのパフォーマンスには好評価だったようです。

 滑り出しは好調でしたが、半年後どうなっているでしょうか。
1月24日 ドイツ

  ルーマニアの爆撃機

 ドイツ新聞“Stuttgarter Nachrichter”によると、ルーマニア代表FWビオレル・ガネアはブンデスリーガでの最も危険なストライカーに選ばれました。常に試合の出場時間が限られていてフル出場の少ないガネアですが、計算によると彼は75分に1点を決めていることになっています。第12節の3-2で勝ったボーフム戦では後半70分に出場してハットトリックを決めてました。

 おまけ:
 フランスリーグのナント所属の代表FWビオレル・モルドバンはセダン戦で77分に出場してその7分後に今季3本目のゴールを決めました。最近ケガから復活したばかりでした。
1月22日 オランダ

  アヤックスに対抗してPSVが狙うルーマニアン

 アヤックスのキヴ、ロボンツに続き、O・ペトレとV・ムンテアヌのトライアルというように最近賑わせているルーマニア人のオランダ上陸がまたもや実現しそうです。

 オランダの強豪PSVはディナモ・ブカレストの右サイドバック、フラヴィウス・ストイカンをシーズン始めから注目していましたが、ついに獲得に乗り出すらしいのです。実際PSV側はすでにトルコでトレーニングキャンプをしているディナモの元に交渉に向かっているらしく、またディナモも現在直面している財政危機のため150万ユーロでまとまるのではないかと見られています。

 じつはストイカンは2001年の夏にもアヤックス入りが噂されていてトライアルにも参加していましたが、実現していませんでした。テストでは良いパフォーマンスを見せていたにもかかわらずアヤックス側はストイカンが過去2度の手術を受けていたことに二の足を踏んだためでした。
1月22日 イタリア

  ムトゥがセリエA前半戦の最優秀ストライカーに輝く

 セリエAの前半戦が終了し、Datasportでは独自の採点を元にこれまでのベストイレブンを選出した。

 GKにはボローニャのジャンルカ・パリュウカ。数々の素晴らしいゴールキーパーが揃っている中で最高の活躍をしていた。まだまだ決定的な仕事をすることができる。失点数はわずか14だ。

 ディフェンスラインの中央にはミランの2人、アレッサンドロ・ネスタパオロ・マルディーニ。お互いを補完するような形で鉄壁のディフェンスを形成していた。アンチェロッティがアタッカーを3人も4人も起用することができるのは彼らの存在のおかげでもある。

 右サイドはリリアン・テュラム。完全にサイドでのプレーに慣れたようだ。攻撃参加もディフェンスも絶妙。ミラン戦での突破とゴールは忘れられない。

 左サイドにはラツィオのブラジル人アパレシデオ・ロドリゲス・セザール。ディフェンス面での課題を克服し、序盤戦には素晴らしい活躍をしていた。負傷のせいもありここ数試合は調子を落としているが、このポジションで最高の選手であることは変わらない。

 中盤にはまずエドガー・ダービッツ。難しい性格ではあるが、ユベントスにとって最大の戦力の一つだ。リッピは彼なしではやっていけない。

 右にはブレシアのヨナタン・バキーニ。大きく飛躍しつつあり、代表にも招集されるかもしれない。左はラツィオのデヤン・スタンコヴィッチ。大ブレイクを果たしており、もはやネドヴェドの後継者として誰もが認めている。

 トップ下の位置にはアントニオ・ディ・ナターレ。最高の形でシーズンをスタートさせたが、負傷のためストップしてしまった。

 FWはペルージャのファブリツィオ・ミッコリとパルマのアドリアン・ムトゥ。ミッコリはスピードとテクニックを生かしてすぐにトップリーグでのプレーに順応した。ムトゥはパルマへの移籍が大成功だったようだ。世界最高のFWの一人であり、さらなるビッグクラブが彼にふさわしい。

 監督はミランのカルロ・アンチェロッティ。首位に立っているだけでなく、思い切って斬新なモデルを試し成功したことも含めて最高の監督として評価できる。フィニッシュがやや物足りない気もするが、ミランは楽しく強いサッカーをしている。

 イタリア人のドリームチームでは両サイドにフィオーレとバキーニが入り、ディフェンスはレグロッタッリェ、ネスタ、M.カステッリーニの3人となる。中盤にはガットゥーゾとアンブロジーニなど。FWはデル・ピエロとミッコリの後ろにディ・ナターレが入る形だ。
1月21日 ブカレスト

  キプロス国際トーナメント

国内メンバー発表

  
 アンヘル・ヨルダネスク代表監督はとりあえず国内リーグからメンバーが選びました。世界的にはまだ無名ですが高い才能の詰まった野郎ばかりです。ヴィンティラ(31)、イエンクシ(28)、ショアヴァ(24)、ストイカン(27)以外は23歳以下です。

 また初の代表Aキャップを狙うのはタマシュ、グリゴリエ、ダンチア、タナーセ、ブラトゥ、オプリツァの6名になっています。今回はブカレストから14人のブカレスト決戦ともなっています。

 ボグダン・ヴィンティラ  GK  ナシオナル・ブカレスト
 エミリアン・ドルハ GK  ラピド・ブカレスト
 フラビウス・ストイカン DF  ディナモ・ブカレスト
 ガブリエル・タマシュ DF  ディナモ・ブカレスト
 アドリアン・イエンクシ DF  ラピド・ブカレスト
 ラズヴァン・ラツ DF  ラピド・ブカレスト
 ミレル・ラドイ DF  ステアウア・ブカレスト
 クリスティアン・ダンチア DF  アルジェシュ・ピテシュティ
 ルチアン・スンマルテアン MF  ラピド・ブカレスト
 フローリン・ショアヴァ MF  ラピド・ブカレスト
 ヴラド・ムンテアヌ MF  ディナモ・ブカレスト
 ステファン・グリゴリエ MF  ディナモ・ブカレスト
 オヴィディウ・ペトレ MF  ナシオナル・ブカレスト
 フローリン・ブラトゥ FW  ラピド・ブカレスト
 ダニエル・オプリツァ FW  ステアウア・ブカレスト
 チプリアン・タナーセ FW  アルジェシュ・ピテシュティ

1月21日 ポルトガル

  ニクラエが再びラインに復帰

 スポルティング・リスボン所属のルーマニア代表FWマリウス・ニクラエが先シーズンの大怪我に続き、今シーズンの2002年12月10日にふたたび右足をケガして以来、やっと昨日チームの合同練習に参加しました。

 約40日ぶりのトレーニングにもかかわらず以前のようにチームの戦術に違和感なくフィットし、身体的キレも申し分なかったため状況によっては次節のサンタクララ戦にも出場するかもしれません。
1月19日 イタリア

  セリエA 17節  パルマ 2-0 エンポリ

 土曜日の1試合目は有望な若手の多いチーム同士の対戦となった。大金をかけずに同じような方針でチームを作ってきた両チームがエンニオ・タルディーニを舞台にぶつかり合う。パルマは負傷が回復したばかりのアドリアーノのポジションにジラルディーノを起用し、ディアナではなくベナッリーヴォがスタメンに入った。

 バルディーニ監督のエンポリはいつも通りで、ロッキのワントップ。アゴスティーニやルッキーニもスタメン出場となった。

 開始直後はともに相手の出方を窺っていたが、最初にチャンスを迎えたのはムトゥ。前半8分、惜しいフリーキックだったがベルティにセーブされてしまった。

 その5分後にはパルマが先制する。ラムシがエリア中央に完璧なボールを入れ、ジラルディーノが空まで届くようなヘディングでゴールに流し込んだ。これでスコアは1-0。エンポリは意気消沈し、前線ではロッキが完全に孤立してしまう。

 試合のペースは上がらず、ともに手堅い戦術に重きを置いた展開となっていった。パルマはリスクを冒さず、無理のないように試合をコントロール。ラムシがうまくオーケストラを指揮していた。

 32分には中田のクロスからまたしてもジラルディーノがヘディングシュートを放つ。GKベルティの目の前でフリーだったが、ボールは勢いがなく容易にセーブされてしまった。エンポリはいつものようなリズムある縦に速いプレイができていなかった。従って攻撃に怖さがない。パルマも攻撃面ではそれほど良かったわけではないが、ボールをキープして試合のリズムを作っていた。

 前半終了間際にはムトゥが左サイドを突破して強烈なシュートを放ったが、なんとかGKのベルティがゴールを守った。こうして盛り上がりに欠ける前半はパルマ優位のまま終了する。

 エンポリはほとんど攻撃ができなかったため、バルディーニ監督は後半に向けエースのディ・ナターレを投入。すぐさまチャンスを作り、48分にはヴァンヌッキのシュートをフレイがコーナーに弾いた。前半のエンポリとは違っていたが、パルマもまた前半とは姿を変えていた。

 50分には中田が立て続けに2本のシュート。1本目はベルティ、2本目はクーピに阻まれた。その1分後にはムトゥがオーバーヘッドキックでゴールを狙ったが、これもベルティにセーブされてしまった。

 パルマは左サイドを中心に攻撃の手を強めていたが、一方でエンポリもディ・ナターレが加わったことで前半孤立していたロッキもプレイしやすくなっていた。試合のリズムは上がっていく。パルマはグラウンド全体を広く使ってプレイし、中盤の中田、ラムシ、バローネが好調で非常に良い組織を形作っていた。

 だがエンポリも負けてはいない。62分にはディ・ナターレのヘディングをフレイが弾く。64分にはヴァンヌッキのフリーキックが右ポストの脇をかすめていった。

 同点ゴールを狙うバルディーニはさらにタヴァーノを投入し、プランデッリもアドリアーノ投入でこれに対抗。このあたりでエンニオ・タルディーニには深い霧が立ち込め、視界は極端に狭くなってくる。

 74分にはタヴァーノがエリア内に侵入してシュートを放ったが、ボネーラに当たってコーナーキックに。ようやくエンポリも積極的なプレイをするようになっていた。パルマも左サイドを突いて相手の攻撃の勢いを弱めようとする。アドリアーノもゴールから遠い位置でボール回しに参加していた。

 そして82分にはパルマが試合を決める。ムトゥが相手ディフェンスの不用意なバックパスを素早くカットし、ベルティまでかわしてボールをゴールに流し込んだ。霧のためこのゴールが見えない観客も少なくなかっただろう。

 あとは試合終了までパルマが試合を支配し、エリア外からのシュート1本をフレイがセーブした場面以外には見所もなかった。

 ようやく霧が晴れてきたところで試合終了。効率的な戦いをしたパルマが勝利を収めた。エンポリはこれでアウェイでの4連敗を喫してしまった。
1月16日 アムステルダム

  アヤックスでのルーマニアン饗宴

 現在アヤックスのトライアル中のルーマニアンコンビ、オビディウ・ペトレとヴラド・ムンテアヌはヴォルフスブルグとの練習試合でアヤックスの一員としてデビューしました。

 いくつかのミスやシャープさに欠いたものの、全体としては悪くないプレーぶりで次第点を与えられる内容でした。なおヴォルフスブルグでは本家のドリネル・ムンテアヌが最後の12分間に出場しています。

 ヴラド・ムンテアヌは後半のみの出場でしたが、左ウイングとして多くのチャンスを創り出してマックスウェル、マフラス、セードルフらとのコンビネーションも初めてとは思えないほど機能していました。また彼の持ち味のするどいドリブルもファウルでしか止められないほど抜群にキレていました。25mのロングシュートは相手GKのファインセーブに止められたものの、ついに88分には完璧なセンタリングを上げてみせて、ワンベルトが軽く押し込むだけのヘッドで決勝点。

 一方、オビディウ・ペトレはフル出場を果たしたものの、試合序盤は明らかに圧倒されていて大事な場面で3度もボールを奪われたりで散々でした。しかし徐々に彼らしさを取り戻し、右に左にチームメイトをカバーしてDFラインの前でピンチをことごとく防いでみせました。そしてその後はエッフェンベルクを完璧に抑えて、驚く事に攻撃面でもいくつかのチャンスを創り出したことによってクーマン監督は予定していたハーフタイムでの交代をせず、フル出場させたようです。

 この試合のマン・オブ・ザ・マッチは疑いもなくルーマニア代表GKのロボンツで、彼は6ヵ月ぶりの試合ながら、2回の奇跡的セーブと決定機になる前のクリア、そしてセーブからの素早い判断でするどいカウンターアタックをおぜん立てしました。

 そしてキヴはケガが完全に回復していないため軽いトレーニングで済ませ、試合には出場しませんでした。しかし同郷のペトレとムンテアヌを嬉しそうに応援していましたとさ。
1月13日 イタリア

  またやったよ!僕らのムトゥが!

 日曜のセリエAピアチェンツァ戦でまたもやパルマのアドリアン・ムトゥがイタリアメディア大絶賛のゴールを決めてヒーローになりました。

 彼は28分にバローネからのパスを胸で受けとめるとそのままドリブルしながら2人のDFをスピードでかわしてGKの動きをよく見てゴール。またもやムトゥの個人技のみで稼いだ先制点でした。

 イタリアメディアの評価

 Gazzeta di Parma : 6.5
 『前半はピアチェンツァに完全に支配されていましたが、その中でなんと
 か引き分けることができたのもムトゥの個人技のおかげでしょう。』

 Gazzeta dello aport : 7
 『パルマの今回の結果はムトゥ様様でしょう。かれの相手DFとGKをあざ
 笑うかのようなゴールはそのテクニックのなせるワザですね。』

 Datasport.it : 7
 『もしムトゥがもう一つのチャンスをミスしていなければ確実に“8”の採点
 をされていたでしょう。でもあの3人がかりでも止めなれなかった個人技
 は素晴らしいとしか言いようがありません。』


 以下はガゼッタ・デロ・スポルトのインタビュー

 君のゴールについてなにか聞かせてくれないか?
 『ゴールを決めることは僕の義務だからね。その一つのことが僕やチーム、そしてファンのみんなを喜ば
 せるんだ。そのためには美しいゴールやラッキーなゴール、そして醜いゴールでもすべて一緒さ。』

 2連敗の後でファンはこの1戦に勝つ事を期待していたと思うけど?
 『僕らはいつもベストを尽くしているよ。しかしそれがいつも勝ちにつながるとは限らないからね。今回は
 とにかくポイントを取れた事を良しとして欲しいね。』

 アドリアーノがケガで離脱したことによって、よりスペースがあるのでは?
 『いやそんなことはないと思うよ。彼がいても同じ事をできるからね。』

 次節はホームでのエンポリ戦だけど、3ポイントは取れるんじゃないかな。
 『そう言ってくれるとありがたいね。常にそのプレッシャーを感じながらいると心地よいからね。』

1月13日 イタリア

  セリエA 16節  ピアチェンツァ 1-1 パルマ

 前半のムトゥのスーパーゴールと後半のトストのヘディングにより、両チームは勝点1ずつを分け合う結果となりました。

 アドリアーノを欠くプランデッリ監督はトップにボナッツォーリを起用。グレシュコもスタメンに入った。アゴスティネッリ監督はデ・チェーザレをスタメンに。モンターニョは欠場した。

 まずはピアチェンツァが積極的に攻撃を仕掛け、パルマをフレイの守るゴール前に釘付けにする。ホームチームの攻撃陣の中ではデ・チェーザレが意欲的なプレーで目を引き、チームメイトと協力しつつパルマのディフェンスを苦しめていた。パルマは時折仕掛ける単発の攻撃でしか相手陣内に侵入することができなかった。

 ヒュブナーが何度も攻撃の中心となり、必死のプレーでフェッラーリとグレシュコに向かい合う。ピアチェンツァには惜しいチャンスがあったが、あと一歩の所でディアナやフェッラーリが何とか食い止めていた。

 そして、この試合最大の見所はピアチェンツァが押していた時間帯に訪れる。ムトゥがボールを持って動き出し、スピードに乗って相手2人をかわし、50メートルを駆け抜けたあと絶妙のタッチでグアルダルベンを破った。ここまで劣勢だったパルマにリードをもたらすスーパーゴールだった。

 前半終了間際にはフレイがファインセーブでゴールを守り、続いてヒュブナーがフレイをかわして撃ったシュートも無人のゴールの横へと外れてしまった。

 後半が始まるとすぐにピアチェンツァが同点ゴールを生み出す。マレスカがフリーキックから完璧なボールを送り、トストのヘディングがフレイを破った。これでピアチェンツァは勢いを取り戻したが、パルマも気を落とすことなくグアルダルベンのゴールへ向かっていく。

 ムトゥが絶妙のボールタッチやスピードある動きでプレーに花を添えていたが、ボナッツォーリは相手ディフェンス陣に囲まれスペースを見つけることができなかった。まだベストの調子ではないヒュブナーも、何度もシュートを撃とうと狙ってはいたがパルマのディフェンスに止められていた。フレイの肝を冷やしたシュートはヘディング1本だけだった。

 その後試合は落ち着いたリズムで停滞していく。スコアを動かすチャンスがなかったわけではないが、この日の選手たちのシュートはなかなか狙いが定まらなかった。

 この試合で最高の出来だったムトゥでさえ、グアルダルベンと1対1になった絶好の勝ち越しゴールのチャンスでシュートをゴールの上に外してしまうという信じられないミスを犯したことが、この試合を象徴している。ムトゥは信じられないという気持ちといらつきの混じったような表情をしていた。その後特に盛り上がる場面もなく試合終了。お互い痛み分けに終わった。

 アゴスティネッリにとってもプランデッリにとっても十分に満足できる結果とは言えないでしょう。試合内容としては悪くはなく、ゴールチャンスもそれなりにあったが、シュートミスと両GKの活躍によりともに勝ち点3を手にすることはできなかった。特にピアチェンツァとしては、まだ不調の続いているヒュブナーがゴールの感覚を取り戻してくれるよう願いたいところだ。

1月13日 クライオバ

  ナヌーも最後の地を求め国内へ

 オランダリーグのフィテッセ所属の元ルーマニア代表DFステファン・ナヌーはクラブ側と相互の合意によって、その契約を解消しました。

 34歳の左サイドバックのナヌーは1999年の7月にラピド・ブカレストからフィテッセに移籍してすでに3シーズンを過ごしていました。そして契約は今シーズンの終了まで残っていましたが、彼は去年の夏からヒザのケガに苦しんでおり、それ以来クラブのスタメン構想から外されていました。

 そのナヌーに対してはすでにウニベルシタテア・クライオバが接触しており、彼もまた生まれ育った土地で引退の花道を飾りたいと考えています。
1月12日 ルーマニア

  バルブが古巣と契約

 最近までスペインリーグ2部ヌマンシアで3年間プレーしていた元ルーマニア代表FWコンスタンティン・バルブはクラブとの契約を解消して母国に戻ってきました。

 彼の古巣アルジェシュ・ピテシュティがちょうど経験豊富なFWを探しており、バルブも復帰を願っているため現在チームの合同練習に参加しています。

 バルブはヌマンシアで3シーズンに渡ってプレーしましたが、常に降格圏内のクラブで昨年は2部に降格していました。国内ではラピドでリーグ優勝する以前にアルジェシュで得点王に輝き、クラブも3位に入ったため注目の的でした。

 そして13日、正式に決定したようです。おめでとさん。
1月12日 ブカレスト

  若手育成ファクトリー

 昨日報じられた代表MFヴラド・ムンテアヌのアヤックスのトライアル挑戦に引き続き、ナシオナル・ブカレスト所属の代表MFオビディウ・ペトレも同じくトライアルを受けることになる様子。アヤックス首脳陣は数日間の合同練習によって後日ポルトガル行われるトレーニングキャンプに帯同させるかを決めるそうです。

 ヴラド・ムンテアヌのコメント
 『私は何度かアヤックスから興味を持たれてたことは知っていましたし、今回トライアルに参加できるチャンスが巡ってきたことはとても喜んでいます。なんとかこのチャンスをモノにしたいものです。すでにアヤックスのキャプテンとしてクラブのスター選手になっているキヴがまさに私のお手本ですね。今朝ロボンツとも話しをしましたが、彼もまたとても歓迎してくれました。』

 オビディウ・ペトレのコメント
 『私はまだアヤックスの選手達とは話をしていません。まだエージェントとの話し合いの段階ですからね。そして私はキヴやロボンツともそれほど面識があるわけでもないので、まだ電話すらしていません。』

 実際、アヤックス側としては守備的MFのペトレと左サイドウイングのムンテアヌをクラブのスタメンにと考えているようです。なぜならクラブには使える守備的MFが1人しか存在せず、またその選手であるチェコ代表のガラセクはすでに30歳であるため若返りを考えているところなのです。アヤックス側はペトレを将来イエロのような選手になる逸材だと評価しています。

 一方、左サイドウイングについては何人か選手がいるもののヴィチュヘはすでに33歳であり、じきにクラブを去るだろうと言われており、オランダ代表のシコラはケガで戦線離脱中であるのです。

 うまくいけばレンタルですが、二人とも夏までの契約を結ぶことになるでしょう。
1月11日 ブカレスト

  アヤックス入団トライアルにヴラドが参加

 ルーマニアスポーツ紙“Prosport”によると、ディナモ・ブカレスト所属の21歳の左MFヴラド・ムンテアヌはアヤックスのトライアルを受けることになったようです。

 この件については同紙がアヤックスのテクニカル・ディレクター、レオ・ビーンハッカーに確認済みであり、以下のコメントが得られています。

 『確かに本当ですよ。彼は土曜日にこちらに到着することになっています。我々は彼についてはリーグの試合やルーマニアU-21代表の試合でチェック済みですが、本人に会ってもっと知ってみたいのですよ。火曜日までの練習に参加してもらいますが、気に入ったらすぐにでもサインするつもりです。』
1月10日 クライオバ

  ブンデアのドイツ経験はクライオバに

 現在リーグで11位と低迷している古豪ウニベルシタテア・クライオバはロシアリーグのゼニト・サンクトペテルブルグ所属のルーマニア人攻撃的MFゼーノ・ブンデアと正式に契約を交わした模様。

 ブンデアは現在26歳で代表経験はないのですが、3年前ラピドを離れてからドイツやロシアに活躍の場所を求めた異色の選手です。本人もこの経験が低迷しているクラブの助けになるだろうと述べています。

 『海外経験から多くのことを学びました。特にドイツでは練習でも試合でもそのパフォーマンスが変わらないのが凄かったですね。プロフェッショナルを感じました。』
1月10日 ブカレスト

  ドモコシュが中国から帰国

 ルーマニアリーグのディナモ・ブカレストはクラブの補強策としてまずヴィオレル・ドモコシュを獲得しました。

 ドモコシュは先シーズン所属した中国リーグの雲南紅塔との契約満了に伴い先月、母国に帰国していました。ディナモに入団することになりましたが、賃金は大幅に減りました。それについて『確かに中国では結構な金額を貰っていました。しかしそこでは本当のサッカーというものをしている気が全然しませんでした。練習はよくしていたと思いますが、戦術面においてあまりにも弱いものでした。』

 今までルーマニアリーグのウニベルシタテア・クライオバとFCブラショフで70試合5得点を記録していますが、今回のディナモでのデビューも楽しみにしており、『首位のラピドとは10ポイントも離れていますが、我々は優勝を狙っていますし、無理な話でもありません。』とヤル気まんまんのようです。
1月10日 ルーマニア

  腐敗に反抗するプルネア

 元ルーマニア代表GKで現在FCMバカウに所属しているフローリン・プルネアはルーマニアリーグ上層部に対する批判により、9ヵ月の出場停止処分になりました。

 彼は先月、リーグ選手組合の副代表として選手の賃金未払いのデモ行進を先導し、リーグのドラゴミール会長を公の場で噛み付いていました。ただしこの処分については海外組のスター選手や日本のヨンクマ氏からも不当なものであると反応を受けています。

 これでなにかが変わるのでしょうか?変わらなくてはいけませんね。
1月9日 ブカレスト

  またもや疑惑の死

 ルーマニアサッカー界にまた衝撃が走る事件が起こりました。1部リーグのチェアラウル・ピアトラ・ネアムツに所属してた20歳のMFジェル・ダスカルが9日前に急に倒れて昏睡状態が続いた後、今日死亡したのです。

 ダスカルは去年の12月30日に両親と家で過ごしていたところ、急に意識不明におちいり病院に担ぎ込まれました。それ以来ずっと心停止を防ぐのがやっとという状態でした。その時の医師の診断では脳内出血ということでしたが、後の精密検査で脳内から有毒物質が見つかっています。

 今でも決定的な原因は不明のままですが、薬物の大量摂取によるショック死の可能性が高いです。
1月8日 ブカレスト

  スンマルテアンはラピドへ

 ルーマニアメディアによると、グロリア・ビストリツァのルチアン・スンマルテアンはようやくラピド・ブカレストへの移籍が正式に合意に達したようです。

 今シーズン絶好調で海外のビッグクラブへの移籍が噂されていたスンマルテアンは結局国内クラブに留まることになりましたが、ラピドは現在リーグダントツの首位であり、司令塔で10番だったシューマッハーが移籍してしまった後の貴重な戦力として期待されています。

 ぜひ優勝を手土産に来期以降の海外進出の足がかりにして欲しいものです。
1月8日 スペイン

  クライオヴェアヌが2部に残留

 スペイン紙“Marca”によれば現在2部リーグのヘタフェ所属の元ルーマニア代表FWゲオルゲ・クライオヴェアヌはクラブとの契約を延長するだろうと言われています。実際、クラブのアンヘル・トーレス会長はクライオヴェアヌと話し合いを設けて1年の契約延長を提示した模様。

 『確かに会長は延長契約の件を話してくれました。私は入団当初にもしクラブでの状況に不満があればすぐにでも去る用意があると言っていましたが、ここまで過ごしてきて今はクラブの全てを気に入っています。特にチームメイトとの雰囲気は最高です。』

 このまま2部で埋もれてしまうのは個人的には悲しいですが、本人が良いクラブ状況に満足しているのであれば見送ってあげたいですね。なぜなら世の中にはシェルバンというつくづくクラブに恵まれていない男もいるのですから。
1月7日 イタリア

  懲りない選手獲得策

 イタリアのスポーツサイト“Sportal.it”によればセリエAのラツィオは現在セリエB・ジェノア所属の代表MFパウル・コドレアをターゲットにしている模様。

 ラツィオは先シーズンから言われていたクラブの財政不況が増資により一応解決したことから、チーム力強化のため冬のマーケットで多くの選手の獲得を目論んでいます。

 その中にあってコドレアはファーストチョイスと言われています。目下の獲得レースのライバルはレヴァークーゼンとユベントスということになります。
1月7日 UEFA

  キヴがUEFAベストイレブンにノミネート

 このたびUEFAが投票で選ぶ2002年の選抜メンバーにアヤックスのルーマニア代表DFクリスティアン・キヴがノミネートされました。それぞれポジションごとに分類されていてキヴはセンターバックとしてランクされており、ルッシオ、ネスタ、アジャラ、エルゲラ、ファーディナンド、イエロ、エジミウソン、ヒーピアらがライバルになります。

 ちなみに昨年のベストイレブン受賞メンバーには見事我らがコントラが入っています。

  昨年のベストイレブン受賞者はサンチアゴ・カニサレス、コスミン・コントラ、パトリック・アンデルソン、サミ・ヒーピア、ビセンテ・リザラズ、デビッド・ベッカム、パトリック・ビエラ、ジネディーヌ・ジダン、キリー・ゴンザレス、ティエリー・アンリ、ダビッド・トレゼゲになっております。
1月7日 クライオバ

  偉大なるキャプテンがクライオバに復帰

 約3年間、Jリーグの名古屋グランパスエイトでGKコーチとして過ごした後、元代表のGKシルビゥ・ルングは母国に帰国してきました。帰還するとすぐに低迷しているリーグ、特に彼自身が現役時代の全盛期を過ごしたウニベルシタテア・クライオバを助けたいと言っていた矢先にクラブからオファーが来てすぐに事は実現してしまったようです。契約内容は1年半の間、ジュニアチームからトップチームまでのGKコーチとして任されるようです。

 『私はこのクラブに戻ってくる事ができ、本当に嬉しいのですよ。しかもルーマニアに戻ってからトントン拍子で復帰がきまりましたからね。まさにファンタスティックでしたね。』
1月5日 スペイン

  イリエの将来はアラベス次第

 ヴァレンシアとの契約が満了してから3ヵ月間無所属を経験した後、12月までの6ヵ月契約でアラベスに入団したアドリアン・イリエはその後の活躍により、クラブの首脳陣に獲得は大成功だったと言われるまでになり、最近その契約は延長されました。

 しかしながら、イリエがスペイン紙“Marca”のインタビューで答えたところによると契約には変更されるべき点がいくつかあり、クラブとその事について話し合う模様。その詳細についてルーマニアのメディアは彼は支払われている賃金の低さに不満を漏らしていると報じています。その報道についてイリエは次のように述べています。

 『ルーマニアメディアが言っている事に対してはコメントしたくないですね。確かな記事もありますが、ほとんどがウソ情報ですからね。彼らは私が今いくら貰っているか知らないはずですよ。今後については私はアラベスに残ることを望んでいますが、こればかりは一人で決められることでもないですし、クラブが決める事なのです。』

 現在の移籍市場ではギリシャのオリンピアコスがイリエ獲得を熱望しています。
1月4日 ブカレスト

  リーグの均衡化はどこ吹く風

 ステアウアの青田買い政策により、FCMバカウのMFアドリアン・ピトゥはクラブへの入団が決まったようです。ステアウアは昨年の夏にもすでにピトゥに接触していましたが、当時はオラロユ監督がさほど欲しがっていなかった事からご破算になっていました。FCMバカウ側には代わりにステアウアのカタリン・リツァと10万ドルが譲渡されるようです。

 ピトゥは94年にファルルでデビューして以来、スポルツール、ディナモ、ロカル、ウニベルシタテア、オテルルと渡り歩いて昨季はバカウをリーグ6位に躍進させる原動力となっていました。
1月3日 スペイン

  息子はスペイン代表候補

 スペイン紙“Marca”によれば、最近ヴィジャレアルから2部リーグのレアル・サラゴサへレンタル移籍したルーマニア代表MFコンスタンティン・グルカは次節のスポルティング・ヒホン戦でさっそくスタメンに名を連ねるようです。
 
 またこれまでスペインクラブで長く過ごしてきたガルカは自身のスペイン市民権を得る考えを持っているようです。実際に3人の子供はスペイン生まれであるし、彼自身もスペインでの暮らしに大変満足しています。
1月3日 スペイン

  がんばれ、僕らのイリエ!

 スペイン紙“Marca”によるとデポルティボ・アラベスのジョセ・エスナル監督は今期のスタメンとして起用していたFWのルーベン・ナバーロとイバン・アロンソをベンチに置き、アドリアン・イリエをセカンドトップとして置く布陣で次節のエスパニョール戦に臨むことを明らかにしたようです。

 イリエは最近の試合でもチーム内で勝敗にかかわらず良いパフォーマンスを披露しており、特にその高いボールキープ能力は大変評価されています。バレンシア時代からそのテクニックは他を唸らせるものがあり、コンディションを落としてきたとはいえ、自ら契約延長を勝ち取り復活した姿はルーマニア代表にとっても心強いものになっています。
1月2日 イタリア

  構想外のパトラスクが放出候補に

 イタリア紙“Liberta”によると、セリエAピアチェンツァ所属ルーマニア人MFボグダン・パトラスクは新しいクラブへ移籍する可能性が高くなっているようです。

 現在ピアチェンツァは新しい人材としてカリアリのスアゾ、カターニャのブッチ、ペルージャのアモルーゾを狙っており、スタメン構想からはずれているパトラスクはそのトレード要員として使われてしまうようです。

 パトラスクは97年にスポルツールでデビューして以来、5シーズンを過ごして昨年はブルガリアのリテックス・ロベチに移籍。その半年後には代表歴のないままでセリエAに挑戦という幸運に恵まれていました。


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