Romanian Soccer Today 2004.12
12月29日 ウクライナ

  キエフがイリミアを獲得

 ウクライナのチャンピオン、ディナモ・キエフはディナモ・ブカレストの右サイドDFのクリスティアン・イリミアを獲得したようです。5年契約。しかしすでにチャンピオンズリーグ予選ラウンドで3試合に出場しているため、UEFAカップにまわることになったキエフの大会登録メンバーには加わることができません。

 昨今、キエフとドネツクでルーマニア代表選手の活躍が目立ってきていることから、復活未知数のコントラと可もなく不可もなくのストイカンが代表のネックとなっているこの右サイドのポジションに新しい可能性が出てきたことは喜ばしいことですが、くれぐれもフローレアのようにはならないでくださいね。
12月29日 イタリア

  ムトゥがユベントスと仮契約か?

 現在アドリアン・ムトゥは冬の移籍マーケットでイタリアのクラブの動きの中で最も盛んに取りざたされているようです。過去のイタリアでの実績で資質に疑いの余地はなく、攻撃陣の戦力補強を考えているクラブの多くがぜひ獲得したい選手とされています。

 元パルマ、インテル、チェルシーのムトゥは、すでに状況が知れ渡っていて、ムトゥはコカイン服用による7カ月間の出場停止を5月に終える予定で、その後はイタリア復帰を希望していることから彼の加入を歓迎するクラブが多いのですが、その中の一つがユベントス。すでにムトゥはユベントスとの仮契約にサインしたと報道されています。

 しかし、ここに来て新たにローマ、フィオレンティーナ、パレルモの3つのクラブが交渉に割って入ってきた模様。ローマとすれば、ムトゥほどの大物選手が移籍金ゼロで加入すれば非常に価値のある補強であり、チーム力を維持することが可能。フィオレンティーナは、6月にチェーザレ・プランデッリが監督に就任すれば、ムトゥ獲得に向けて少なからずアドバンテージを持つことになる。プランデッリはムトゥのパルマ時代の監督であり、ムトゥも信頼を置いている。パレルモは来年に向けて大型補強を探っている。

 いずれにしても、獲得のためにはチェルシーの同意が必要であります。チェルシーは契約途中でムトゥを解雇したとはいえ、彼が移籍する場合には賠償金を請求することができるのです。
12月24日 イタリア

  待たれるキヴ

 クリスティアン・キヴの代理人であるアンドレア・プレッティはラジオ番組『ラディオ・インコントロ』のインタビューを受け、キヴへのオファーについてこう語っています。

 『ユベントスがキヴに興味を持っているって? モッジが私に電話をしようとしているとは思わない。いずれにしてもクリスティアンは素晴らしい選手であり、他のクラブから高く評価されるのも当然だ。だが、具体的な話は何もない。彼のケガに関してはいろいろな報道がされてきたが、フットサルをしていて負傷したというのが真実だ。今は大丈夫だ。2月頃には復帰できるだろう。』
12月21日 ベルギー

  悩めるストイカがブルージュを退団

 
現在リーグでは好調のクラブ・ブルージュで低迷しているルーマニア代表MFアリン・ストイカは相互の交渉によって、契約満了前にクラブを離脱することが決定しました。

 ストイカとブルージュの契約は今シーズン終了まででしたが、年明け前まで5試合の出場にとどまり、代表でも出場機会が与えられていませんでした。2002年にライバルのアンデルレヒトから移籍してその年にブルージュの優勝に貢献したストイカでしたが、現状は厳しいと感じて心機一転やり直すようです。

 
『これが最も良い解決策でしょう。フットボーラーとしてここでの状況は後悔していますが、ファンの方達の温かい声援など忘れられない思い出もたくさんあります。』

12月12日 イタリア

  ケガしても高いキヴの価値

 セリエAのASローマ所属ルーマニア代表DFクリスティアン・キヴがミランに移籍すると報じられているようです。しかしキヴ自身は冷静な対応を見せています。

 『私はそんなにたくさん新聞は読んでいないし、何も知らない。もしそのような重要なチームが私に興味を示してくれるなら嬉しいけどね。だが、私はローマの選手であり、ここで将来を見据えている。ここで満足してるし、なぜ私が他のチームに惹きつけられるのか分からない。私を悩ませている問題は怪我だ。チームを助けるために早くプレーを再開したい。ここには素晴らしい選手がいるし、素晴らしいチームだ。先行きについても楽観視している。』
12月8日 ブカレスト

  ピツルカ新監督誕生

 ルーマニアサッカー協会は8日、ビクトル・ピツルカが同国代表チームの監督に就任したことを明らかにしました。前任のアンヘル・ヨルダネスクは、アルメニアと1-1で引き分けた11月のワールドカップ欧州予選後に辞任。2度目の就任となったピツルカは、2007年12月までの契約を結んだようです。

 そのアルメニア戦の結果、ルーマニアはオランダとチェコより1試合多く消化しているにもかかわらず、予選グループ1で2位に順位を下げています。協会のミルチェア・サンドゥ会長は、2008年欧州選手権本大会出場という目標に向けて、ピツルカ新監督にチーム作りの時間を与えることを明言した模様。

 『我々としては、監督が重圧の下で指揮を執る必要がないようにしたい。ワールドカップ出場がかなわなかった場合でも、彼は2008年欧州選手権出場を実現するために任務を継続することができる。その点も理解してもらっている』と同会長は声明で述べた。これに対し、ピツルカ新監督は次のように語っています。『可能性が多くは残されていないとはいえ、2006年ワールドカップ出場を望んでいる。実現可能だと、私は信じている。』ルーマニアが臨む次の予選試合は、3月26日のオランダ戦。その4日後には、マケドニアと対戦する。

今回の監督就任でピツルカにとってヨルダネスクからの引継ぎは2度目になります。1998年ワールドカップ後にヨルダネスクが去った当時はユース代表を率いており、高い評価のままA代表に昇格すると予選を無敗で乗り切り、2000年欧州選手権の出場権を獲得しましたが、当時のベテランであるハジ、ポペスク、ペトレスクやと衝突して本大会はイエネイ監督に取って代わられました。


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