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Romanian Soccer Today 2004.9 |
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9月24日、イタリア
朗報! ネドヴェドがチェコ代表引退
その動向が注目されていたユヴェントスのMFパヴェル・ネドヴェドはチェコ代表から引退すると発表しました。今後はクラブでのプレーに集中するとのこと。負傷のため2006年W杯予選の初戦を欠場し、コンディションが整えば復帰する意思はあると語っていましたが、結局そのまま復帰しないことになったようです。ネドヴェドは1994年6月のアイルランド戦で代表にデビューし、今年の欧州選手権で準決勝まで通算83試合に出場して17ゴールを記録していて、2000年からは代表チームのキャプテンを務めていました。またクラブでの活躍もあって2003年のバロンドール(欧州年間最優秀選手)にも選ばれてチェコのみならず世界的な名手として君臨しています。代表でもその類まれな能力とサッカーに対する献身的な姿勢がすべてのチームメイトに多大な影響を与え、まさに象徴としての存在だっただけに、きたる来月のルーマニア戦にどのように影響するか見ものです。不謹慎かもしれませんが非常にうれしいことが起こりました。チェコ代表ファンの方、すみません。でもこれが正直な気持ちです。
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9月24日 ブカレスト
2006年W杯欧州予選 第4戦チェコ戦
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ルーマニア代表のヨルダネスク監督は10月9日にプラハで行われるチェコとの2006年W杯欧州予選第4戦に向けて海外メンバーを発表しました。懸念されていたキヴはなんとか間に合う模様。ガネアのケガはあいかわらずで前回アンドラ戦で復活の2発を披露し日本のファンを喜ばせたニクラエがリーグの試合で再びケガ。もう彼に対しては容易に復活を喜びませんことにしました。またヨルの不可解な起用に不満を漏らしていたコドレアが久々に召集。セリエBで開幕から3試合全勝で首位のチームにおいて全試合スタメンレギュラーで貢献していることから呼ばれました。そしてダンチアがまた呼ばれています。いったいなんなんでしょうか。ヨイショがうまいのでしょうか。 |
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GK |
所属 |
ボグダン・ロボンツ |
アヤックス(NET) |
DF |
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クリスティアン・キヴ |
ASローマ(ITA) |
アドリアン・イエンクシ |
スパルタク・モスクワ(RUS) |
クリスティアン・ダンチア |
トルペド・モスクワ(RUS) |
フラヴィウス・ストイカン |
シャフタル・ドネツク(UKR) |
ラズヴァン・ラツ |
シャフタル・ドネツク(UKR) |
コスミン・バルカウアン |
シャフタル・ドネツク(UKR) |
MF |
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フローリン・ショアヴァ |
スパルタク・モスクワ(RUS) |
パウル・コドレア |
トリノ(ITA/2DIV) |
ダニエル・パンク |
ベシクタシュ(TUR) |
フローリン・チェルナト |
ディナモ・キエフ(UKR) |
FW |
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アドリアン・ムトゥ |
チェルシー(ITA) |
チプリアン・マリカ |
シャフタル・ドネツク(UKR) |
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9月8日 アンドラ
2006年W杯欧州予選 第3戦
・ |
格下相手とはいえ久々に大量得点をかましました。あとは未完の大器ニクラエがやってくれました。待った甲斐がありましたね。チームをまとめたパンクのキャプテンシーも素晴らしい。 |
・ |
コムナル・アイクソバル |
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アンドラ |
1 |
1−3 |
5 |
ルーマニア |
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0−2 |
M・プジョル(PK)
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2
5
16
30
72
85 |
F・チェルナト
D・パンク
M・ニクラエ
M・ニクラエ
D・パンク |
コルド・アルバレス
チェマ・ガルシア
ジュリ・フェルナンデス
(74分 オスカル・ソネジュ)
イルデフォンス・リマ
(80分 累積退場)
マルク・ベルナウス
アントニオ・リマ シベラ・ペリス マルク・プジョル
ジョセフ・アヤラ
(14分 マノロ・ヒメネス)
ジュスト・ルイス
(81分 モレノ・マリン)
ジュリ・サンチェス
|
GKGK
DFDF
DFDF
DFDF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW |
ボグダン・ロボンツ
フラヴィウス・ストイカン
アドリアン・イエンクシ
コスミン・バルカウアン
ラズヴァン・ラツ
ガブリエル・カラマリン
(84分 ソリン・パラスキヴ)
フローリン・ショアヴァ
ダニエル・パンク
フローリン・チェルナト
アドリアン・ネアガ
(62分 チプリアン・マリカ)
マリウス・ニクラエ
(76分 ニコラエ・ディカ) |
ダビド・ロドリゴ |
監督 |
アンヘル・ヨルダネスク |
4-4-1-1フォーメーション |
・ |
4-4-2フォーメーション |
・ |
警告 |
・ |
マルク・プジョル
チェマ・ガルシア
イルデフォンス・リマ
イルデフォンス・リマ |
8
27
45
52
63
80 |
アドリアン・イエンクシ(1枚目)
ダニエル・パンク(1枚目)
|
・ |
ベンチ |
・ |
ジョルディ・エスクーラ
アルフォンス・サンチェス
ロベルト・ホナス
ガブリエル・リエラ |
・ |
エミリアン・ドルハ
ジョルジェ・オガラル
イオネル・ダンチウレスク
フラヴィウス・モルドヴァン |
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ルーマニア代表は今回アンドラに勝利したことによって内容はともかく結果をみれば完璧なスタートダッシュに成功した。目標だった「プラハまでに9ポイントを!」をまずは達成。
今回はアマチュア軍団相手ということで前回の2戦みたいな苦戦がないことは確信の範囲内だったが、開始10分までに2点リードできるとは誰もが思ってもみなかった。
まず前半2分、このコンペティションにおいて好調を維持していてこの日ナンバー10を背負った“ダイヤモンド”ことフローリン・チェルナトが、自陣右サイド奥深くからのクロスを左ハーフライン近くで受け取るとドリブルですぐ一人かわし、中に切れ込んでまた一人かわして三人目のスライディングもかわすと相手GKの動きをよく見て逆をつく見事な先制点を決める。アンドラが本来するべきカウンターをしかもこの時間帯で見せたことですでに相手に与えるダメージは大きく、すでに一人で試合を決めてしまった。
そして2点目はエリア前でのニクラエからの浮き球をトラップとドリブルで二人のDFをかわしたパンクが同じようにGKをよく見て右隅に流し込んだ。3点目は左サイドのチェルナトのFKを混戦の中でニクラエがヘッドで合わせて待望の復帰弾。30分にはPKにより1点を返されたものの、
後半に入ると72分にはコーナーキックからのこぼれ球をニクラエが冷静に転がしてうれしい2点目。5点目はカラマリンの右サイドのコーナーキックをゴール前11mの位置からパンクがダイレクトで見事なバイシクルシュートを決めて有終の美を飾った。
しかし大量得点でかすんではいるが、ディフェンスにおいては無用なファールが多く、与えたFKはも数知れず。アンドラだったから良かったものの強豪相手では失点の要因に繋がったであろう。
理想を言えば後半開始からは積極的に交代でどんどん出して欲しかったものだが、ネアガ→マリカを46分に(というかスタメンで)、ショアヴァ→パラスキヴを、ニクラエを交代させたのはコンディションの面で良かったかもしれませんが、ハットを狙わせたかったという欲もあった。あとはこのような展開だからこそ今後のためにF・モルドヴァンを出しても良かったのではとも。しかしバルカウアンを軸の一つとして固定する考えがあるのであればこれで良かったのかもと、とにかく欲が出てしまうぐらい安心して見ていられる試合だった。 |
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光ったパンクの絶大なキャプテンシー |
その他の試合
アルメリア・ |
0-2 |
フィンランド |
オランダ・ |
2-0 |
チェコ |
予選グループ1 現在の戦績
TEAM |
試 |
勝 |
分 |
負 |
得失 |
勝点 |
昇降 |
ルーマニア |
3 |
3 |
0 |
0 |
9:3 |
9 |
 |
フィンランド |
3 |
2 |
0 |
1 |
6:2 |
6 |
 |
マケドニア |
2 |
1 |
0 |
1 |
4:2 |
3 |
 |
オランダ |
1 |
1 |
0 |
0 |
2:0 |
3 |
 |
チェコ |
1 |
0 |
0 |
1 |
0:2 |
0 |
 |
アルメニア |
2 |
0 |
0 |
2 |
0:5 |
0 |
 |
アンドラ |
2 |
0 |
0 |
2 |
1:8 |
0 |
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とりあえずプラハまでの体裁は整った。
オランダの勝利が最終的にはどう影響するか? |
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9月4日 ブカレスト
本当は泥酔中の骨折だった?−愛読書『ワールドサッカーダイジェスト』より−
左足の第5中足骨を骨折して7月に手術を受け、現在、リハビリ生活を送っているASローマ所属のルーマニア代表DFクリスティアン・キヴ。当初は練習中の負傷と伝えられてきたが、ここにきてプライベートでの、しかも“泥酔中の骨折”だった疑いが浮上し、波紋を呼んでいる。ルーマニアの日刊紙『リベルタテア・デ・ドゥミニカ』に、その現場を目撃したという人物からタレコミがあったそうだ。
記事によると、7月某日、兄弟や恋人、ルーマニア代表の親しい仲間たちとプライベートなパーティーに参加したキヴは、大量にアルコールを摂取して泥酔状態となった。その際、友人に車を隠されるドッキリを受けたらしく、酔いも手伝って激しく動揺し、パーティー会場の階段から思わず足を踏み外してしまったというのだ。
ローマとルーマニア代表で守備の要として君臨するキヴ。戦列復帰は10月上旬とも言われており、そうなれば当然、セリエAの開幕、さらにはドイツ・ワールドカップ予選の数試合を欠場することになる。記事の内容が真実ならば、ファンからはしばらくの間、冷たい視線を浴びることになりそうだ。
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9月4日 クライオバ
2006年W杯欧州予選 第2戦
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やはり予想したように苦戦でした。ミテアをユース送りにしてまでヨルダネスク監督が期待した好調のディカとチェルナトは爆発せず。またしてもムトゥがやってくれました。もう言葉がない。 |
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イオン・オブレメンコ |
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ルーマニア |
2 |
1−0 |
1 |
マケドニア |
 |
1−1 |
D・パンク
A・ムトゥ(FK) |
14
74
87 |
A・ヴァソフスキ
|
ボグダン・ロボンツ
フラヴィウス・ストイカン
アドリアン・イエンクシ
フラヴィウス・モルドヴァン
ラズヴァン・ラツ
フローレンティン・ペトレ
フローリン・ショアヴァ
ダニエル・パンク
(63分 チプリアン・マリカ)
ニコラエ・ディカ
(78分 アドリアン・ネアガ)
アドリアン・ムトゥ
イオネル・ダンチウレスク
(46分 フローリン・チェルナト) |
GKGK
DFDF
DFDF
DFDF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW |
ペタル・ミロセフスキ
ミレ・クルステフ
(46分 ヴァスコ・ホジノフスキ)
ミラン・ストヤノフスキ
イゴール・ミトレスキ
アレクサンダル・ヴァソフスキ
ヴェリチェ・シュモリコフスキ
(89分 累積退場)
アレクサンダル・ミトレスキ
ゴラン・ポポフ
アルティム・サキリ
(84分 ゴチェ・トレスキ)
イゴール・ヤンチェフスキ
ゴラン・パンデフ |
アンヘル・ヨルダネスク |
監督 |
ドラガン・カナトラロフスキ |
4-4-2フォーメーション |
・ |
4-3-2-1フォーメーション |
・ |
警告 |
・ |
アドリアン・ムトゥ(2枚目・次回出場停止) |
21
40
51
82
89 |
ミラン・ストヤノフスキ
アレクサンダル・ヴァソスキ
ヴァスコ・ボジノフスキ
ヴェリチェ・シュモリコフスキ |
・ |
ベンチ |
・ |
エミリアン・ドルハ
マリウス・コンスタンティン
ジョルジェ・オガラル
ソリン・パラスキヴ |
・ |
ニコロスキ
スタヴレフスキ
クジュムベフ
ディミトロフスキ |
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ルーマニアはマケドニアに勝利して2006年ワールドカップ欧州予選を2連勝で現在グループ1の首位を死守することができました。しかし内容はやはりハラハラさせるもので、前回同様にムトゥの一発でなんとか助かりました。
ルーマニアは負傷者続出でセンターバックには初召集で初スタメンのフラヴィウス・モルドヴァンを起用、守備的MFにはラドイに比べると信頼度は落ちるフローリン・ショアヴァを使わざるをえないほど心配はありましたが、自慢の攻撃陣はムトゥ中心に明らかな優位を保っており、勝点3はゆるぎないものと予想していました。事実としてムトゥの惜しいヘディング等序盤から押し気味に試合を展開していました。そして14分にはストイカンからのバウンドしたパスをボックス内のパンクが3人の相手DFに囲まれる前にすばやく振り向いて放ったシュートは相手GKミロセフスキの横を低い弾道ですり抜けていきました。ルーマニア待望の先制点。その後もルーマニア攻撃陣はパンク、ラツそしてムトゥのオーバーヘッド等で何度もゴールを襲いましたが、すべてミロセフスキの好セーブに追加点は奪えませんでした。
そして前半終了前には徐々にマケドニアも安定したパフォーマンスを見せ始めて、決して楽な対戦相手ではないことを証明してきました。最も戦術としてはカウンター主体なのですが、これが小気味よく展開し始めてことごとくロボンツとの1対1の決定的な場面を作られていきました。しかし毎度のことのようにロボンツがはじき返したのでリードしたまま前半終了。
後半に入るとルーマニアは不調のダンチウレスクを下げてチェルナトを投入して中盤を支配していくが、どこか緩慢なルーマニアに対してマケドニアのスピードコンビのサキリとパンデフがそのカウンターに磨きをかけていったので、我々は恐怖の時間帯を過ごしたものでした。そして後半30分のマケドニアのコーナーキックがファーサイドに流れるとアマチュアとしか表現できないようなDFでゴール前にはぽかっり空いたスポットができ、走りこんできたヴァソフスキがフリーで強烈なヘディングを決めてついに恐れていた同点弾をおみまいされてしまいました。残り15分。
勝つしかないホームのルーマニアはネアガを投入してすでに途中投入されていたマリカと共に勝ち越しゴールを狙うが、引き分け狙いで自陣深くに引いているマケドニアを崩せずにいました。この頃日本で「ルー」マニア5人とチャットしていたネガティブ将軍ヨンクマこと私はもう試合は動かないと嘆いていたら、チャットに参加していた同志達が「このままでは終わらないですよ。」と激励。そして1分後にその通りになったのです。
ムトゥ自身が受けたファウルを受けてフリーキックになるとその距離ゴールまで22メートル。いざ蹴る前に会場に集まった1万2千の観衆を煽るとその自信が表すかのように蹴ったシュートはゴール前の壁の上を越えてGKの届かない左下隅に曲がりながらドロップして神の領域のテクニックで見事に勝ち越しゴールを決めました。 |
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すでにこれも一つの戦術 |
その他の試合
予選グループ1 現在の戦績
TEAM |
試 |
勝 |
分 |
負 |
得失 |
勝点 |
昇降 |
ルーマニア |
2 |
2 |
0 |
0 |
4:2 |
6 |
 |
マケドニア |
2 |
1 |
0 |
1 |
4:2 |
3 |
 |
フィンランド |
2 |
1 |
0 |
1 |
4:2 |
3 |
 |
オランダ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0:0 |
0 |
 |
チェコ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0:0 |
0 |
 |
アンドラ |
1 |
0 |
0 |
1 |
0:3 |
0 |
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アルメニア |
1 |
0 |
0 |
1 |
0:3 |
0 |
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前回もこんなスタートだったので、安心できない。
特に沼の奥底に潜んでいる2国が出陣してからが勝負! |
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9月3日 ブカレスト
ステレアがようやく母国に帰還
スペイン2部サラマンカを退団していたルーマニア代表GKボグダン・ステレアはめでたく母国のディナモ・ブカレストに13年ぶりに戻ってきました。36歳になったベテランGKはすでにサラマンカを離れていて、クラブ未所属状態でしたので、代表には召集されていませんでした。2年契約みたいです。
代表89キャップを記録しているステレアはサラマンカでは7シーズンを過ごし、他にもベルギーとトルコでプレーしていました。ディナモではまず今月16日と30日のパルチザンとのUEFAカップでがんばってほしいものですね。
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9月2日 ブカレスト
ルーマニアの鉄人
ステアウア所属の36歳ルーマニア代表MFドリネル・ムンテアヌはようやく正式に自身の代表引退を決めたようです。
ルーマニア代表キャップ数がハジに次ぐ2位の119回を記録しているムンテアヌは今月に行われる2006年ワールドカップ欧州予選マケドニアとアンドラ戦に召集されなかったことに残念でならない様子。
『私はそろそろ国際舞台から退く時期が来たのだろう。非常に残念ではあるが将来ある若手に譲るのもベテランとして必要な心構えであることも知っている。』
また現在所属のステアウアではアシスタントコーチも兼ねていますが、あと2年で現役からも退く意向も示しているようです。
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9月2日 イングランド
失意のコントラがアトレティコを批判
移籍期限である31日に、ウエスト・ブロムウィッチ・アルビオンへのレンタル移籍が決まったルーマニア代表DFコスミン・コントラは、前所属先であるアトレティコ・マドリッドを批判しています。
『私の放出を決めたのは、監督なのかその他の人物なのかは分からない。だが、他にも重要なチームからオファーを受けていたんだから、もっと前に伝えてくれたらよかったのに...。私はアトレティコでプレーできると思っていたが、結局はイングランドに行くことになった。本当に失望しているよ。私はこのチームでタイトルを獲り、スペインで成功するという目的を持ってミランを出たんだ。だが、今は裏口から出て行くハメになってる。私が今出来ることは、彼らに僕の放出は間違いだったことを分からせることだ。だが、もし私が失望するというならば、それは事実だ。』
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