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6月28日 イタリア カターニアがルーマニア代表ディカを獲得 ![]() 現在の監督であるワルター・ゼンガがかつてルーマニア国内のステアウア・ブカレストを率いていたころからディカの能力には脱帽しており、早く国外で活躍の場を求めるよう推していました。当時はアストン・ビラやベンフィカなどの中堅クラブがこぞって狙っていましたが、ベカリ会長の法外な移籍金要求のせいでどれも実現しませんでした。予選終盤から本戦にかけてディカは以前ほどの活躍を見せることができておらず、明らかに評価を落としたため、ベカリ会長が安売りを始めたおかげでようやく脱出することができたようです。 ・ |
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6月25日 ローマ モツィもラツィオへ移籍か? ![]() 『モツィは昨シーズンまでディナモ・ブカレストでセンターバックのコンビを組んでいたラドゥと一緒にプレーしたいと望んでいる。ラツィオのロティート会長は以前から彼の獲得を強く望んでいたし、ディナモの首脳陣とも良好な関係にある。月曜日か火曜日には最後の話し合いが行われるだろう。もうほぼ決まったと言っていいと思う。』−ベカリ代理人 モツィはラツィオからの移籍決定の知らせを待っていて、既にラツィオと2013年までの基本年俸30万ユーロという5年契約で合意しているようです。後はディナモ・ブカレストとの交渉を合意させなければいけなく、交渉開始後の時点ではラツィオ側は300万ユーロを提示に対して、ディナモ側は600万ユーロを要求。そのためロティート会長は100万ユーロのレンタル料に、400万ユーロでの買い取りオプションを付けるという仮説を提案した。ちなみに昨年のラドゥも同様の提案で合意に至っています。 ・・ |
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6月24日 ミラノ キヴの手術が無事完了 ![]() キヴは復帰までに約3ヶ月を要するとみられています。 ・ |
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6月19日 フィレンツェ フィオレンティーナ、ムトゥに最後通告? ![]() 『アドリアン・ムトゥ選手に関するアンドレア・デッラ・ヴァッレ会長のコメントが示しているように、フィオレンティーナは6月3日にムトゥ選手の代理人から年俸増額を求めるリクエストを受け取ったことを発表します。このリクエストはクラブ首脳陣やスポーツ・ディレクターらが共に検討した結果、断ることとなりました。クラブとムトゥ選手がお互いを評価し、良い関係を築いていることから、クラブは6月14日にムトゥ選手と代理人に対し、パフォーマンスに応じたインセンティブという若干の修正を加えた2012年までの契約延長という解決策を提示しました。これはサラリーキャップの基準に即した解決策です。』 また、コルヴィーノSD(スポーツ・ディレクター)は次のようなコメントを残しています。 『ムトゥはフィオレンティーナの選手として残り、クラブは完全に同選手の価値を理解している。しかし、クラブ全員に対してそうしてきたように、責任ある一貫した方針を続けていくだろう。』 ・ |
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6月17日 サンクト・ガレン
キヴ、『勝ち抜く力が足りなかった』 ![]() 『この試合には相当な意気込みで臨み、準決勝進出を心から熱望していたので、大きな失望感に包まれている。ただオランダはとても強い相手だった。そして私たちは残念ながら、勝つために必要なチャンスを多くつくれなかった。後は帰国するだけだ。それが現実とはいえ、非常に残念だ。』 ルーマニアがこの日最大のチャンスを迎えたのは、0-0で迎えた前半終了間際だった。しかし、ラズヴァン・ラツの折り返しに合わせたパウル・コドレアのシュートは、無情にもクロスバーを越えてしまう。イタリア戦でアドリアン・ムトゥが失敗したPKと同じく、このシュートミスは大きな代償を伴うことになったが、キヴは誰かを責めるのではなく、2006年ワールドカップ決勝を戦った2チームと引き分けた事実に注目していた。 『個人のミスを非難しても意味がない。私たちには次のステージへ進む力がある、ということを証明するために90分間戦った。試合開始の時点でグループ2位というアドバンテージを生かせなかったことは非常に残念だ。しかし、この悲しさが消える数日後に大会を振り返れば、自分たちのプレーに、特にフランス戦とイタリア戦でのプレーに誇りを感じるはずだ。』 ピツルカ監督は試合前、昨年10月の予選でオランダを1-0と下した勝因について言及したが、前回はアヤックスで4年間プレーしたキヴなど、相手の事情に詳しい選手たちの存在が大きかったと認めていた。しかし、今回の対戦でなす術なく敗れたキヴは、オランダこそ優勝に最も近いチームだと考えている。 『前半はオランダを抑えることができたが、後半には彼らの実力を見せつけられた。私が以前から言っていた通り、難しい試合だった。主力を温存しているにもかかわらず、あれほど力のあるオランダを90分間抑えることは難しい。彼らは素晴らしいチームだ。今後の成功を祈っている。』 ・ |
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6月17日 ベルン![]()
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6月17日 サンクト・ガレン 好調オランダを警戒するピツルカ ![]() ルーマニアは今予選で今まで勝ったことのなかったオランダに勝利してグループ1位で本戦出場を決めていますが、フランス、イタリアを評判どおりの攻撃力で文字通り粉砕し、覚醒した新たなチームに生まれ変わっています。 『ルーマニア代表にはオランダのサッカーを熟知している経験豊富な選手がいて、予選ではそれが攻略の大きなプラスとして作用した。しかし、当時のオランダは調子はいまひとつだった。現在はみなが知るところの絶好調と言うしかない。』 現在グループ首位通過をすでに確定しているオランダに続く2位争いで、一歩リードしているルーマニアがベスト8に進出できるかは2試合の結果次第で様々な可能性を残しています。勝てば文句なしの確定で、引き分けや敗戦でもイタリア対フランス戦の結果次第では準々決勝に進出できる。しかしピツルカ監督は今はとにかく自分達の試合に集中することだけを強調しています。 『もう一方の試合のことは気にしない。他の試合の事を考えながら自分のチームを指揮することなんてできない。複数のパターンがあることは知っている。しかし複雑なのはごめんだ。我々が自力で勝利を収めればそんな些細なことは関係なくなる。最終的にはそうなることを望んでいる。我々はそれに見合うプレーをしてきたからだ。』 ピツルカ監督にとって、昨年10月の予選オランダ戦で決勝点を決めたゴイアンを累積出場停止で欠くのは頭痛のタネとなったでしょう。守備的MFミレル・ラドイがイタリア戦で鼻とほお骨を骨折し、欠場が決まっっているからです。『ルーマニアのような小国にとっては、誰が欠けても大きな痛手だ。次から次へと良い選手が出てくる大きな国とは絶対数と伝統が違うので、これからもつねに人材不足には悩まされるだろう。』と語ったピツルカ監督は、ゴイアンの代役として、同じステアウア・ブカレストのソリン・ギオネアに大会初先発のチャンスを与えるとみられています。 ・ |
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6月17日 サンクト・ガレン ロボンツ、貪欲に突破を狙う ![]() ロボンツはかつて6年間オランダのアヤックスに所属していたので、その実力はおおいに知るところ。元チームメイトのスナイデルやファン・デル・ファールトがこの大会を制したとしてもなんらサプライズでないことは承知しています。 『オランダは非常に優れた選手の集まりであり、だれもがスナイデルをはじめ多くのオランダ選手が見せた2つの試合でそれは認めているでしょう。オランダは勝利に値する強いチームでその攻撃力には目を見張るものがあります。アヤックスでは何度もリーグ制覇したし、チャンピオンズリーグでも良い成績を残してきました。そこではサッカーだけでなく多くのことを学びました。第2の故郷と言ってもいいぐらいです。しかし最終戦ではもちろんルーマニアのことに集中し、予選の時のように1-0で勝利を狙っていきます。』 またロボンツは対戦したイタリアのフィオレンティーナにムトゥの同僚として06/07シーズンに在籍し、素晴らしいプレーを披露していました。しかしフランス代表のセバスティアン・フレイがケガから復帰するとベンチが指定席となり、出場機会を求めて国内のディナモに復帰していました。 『フィオレンティーナでは素晴らしい経験をしました。なんといってもイタリアのビッグクラブですから、居心地も良かったものです。しかし選手としては出場機会を求めてさまよい歩くもの。特に大きな大会が控えている場合はそれが重要になってきます。』 フィオレンティーナのコルヴィーノ監督から、そのゴール前での俊敏な動きから“キャット”というニックネームで呼ばれているロボンツは相変わらずの驚異的なセーブで2連続ポイント奪取の立役者となっていました。現在は自力突破の可能性があるという最高の状態において興奮を隠し切れません。 『まずこの時を一番待っていたのはピツルカ監督でしょう。前回2000年を率いた時は予選で勝ち抜けたにもかかわらず、本戦で指揮を取る事はなかったわけですから。今回彼のおかげで我々は8年ぶりに戻ってきました。彼と選手の関係は最高に良いものとなっています。ついに団結力が実った結果とも言えるでしょう。』 ・ |
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6月17日 サンクト・ガレン キヴ、予定調和は受け入れず ![]() 『はっきりしていることなんて一つもない。私はオランダのサッカーを良く知っているし、彼らにとってサッカーがどれほど重要な意味を持っているかも知っている。オランダは、今回のような攻撃的なサッカーで勝利することを長い間、期待していた。この好機に彼らが少しでも気を抜くとは思わない。グループ突破を決めているとはいえ、勝って連勝を維持したいはずだし、優勝候補として認められたいはずだ。』 キヴは1999年から2003年までオランダのアヤックスに在籍していて、ウェスレイ・スナイデルやラファエル・ファン・デル・ファールトといった有望な若手を抱えるチームでキャプテンを務めていました。キヴは、オランダ戦がどういう結果になろうとも、ルーマニアにとってこの大会はすでに成功であると考えている。大会前、大半の評論家はこのグループでルーマニアが2位以内に入ることはないと考えていた。しかしルーマニアは、フランスとイタリアに引き分け、決勝トーナメント進出の可能性を広げている。27歳になるキヴは、ベスト8入りを果たした2000年の欧州選手権の再現を狙っている。 『私たちは既に素晴らしい偉業を成し遂げている。もし大会前に、フランスとイタリアを相手に勝つことはないが引き分けられるという契約書を渡されていたら、喜んでそれにサインしただろう。でも今は、実際に自力でのグループ突破の可能性が残されており、今のチームのポテンシャルもはっきりと分かる。私もチームメートも、このチャンスを絶対に逃したくない。私たちの世代にとって最も重要な試合になる。そして、もしこのグループを突破できたら、ルーマニアサッカー界にとって歴史的瞬間になるだろう。』 ・ |
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6月15日 サンクト・ガレン マリカが回復。運命のオランダ戦へOK ![]() 『ぜひオランダにはベストを尽くして欲しい。ファン・バステン監督が何人かの選手、特にケガと累積の危険をはらんでいる選手には休息を与えたいと思っていることは容易に理解できるだろう。しかしここまで好調できているチームをわざわざ変えるのかということも考慮しなくてはいけないだろう。どっちにしても代わりのすぐれた選手が実力を示そうと向かってくるのはあたりまえだから、厳しい試合には間違いないだろう。しかし自信がついて好調なのは我々も同じことなのです。』 マリカは先週の合同練習中にマリウス・ニクラエとの激突で脳しんとうを起こし、2日間の安静が強いられましたが、現在は体調も万全になり、オランダ戦のスタメンに起用される可能性が高まっています。 『現在オランダは好調であり、いちやく今大会の優勝候補にのし上がりました。もちろん我々はオランダに予選で勝ち越しており、相性はいいと言えました。しかしそれは戦前の予想であり、今となってはまったくあてにはできないものです。イタリア、フランスを上回る成績で我々が自力突破の可能性を残していることも同じことが言えます。あとはこの試合にかける我々のモチベーションが上であることを信じるだけです。』 ・ |
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6月15日 サンクト・ガレン ムトゥが国民に謝罪 ![]() 17日に行われる死のグループ最終戦のオランダ戦では勝利を飾り、下馬評では優勝候補であったイタリアとフランスをグループリーグ敗退に追い込むという仰天のシナリオを実現するため、獅子奮迅の努力をするとムトゥは誓っています。 『PKを失敗してしまい申し訳ないという気持ちでいっぱいです。ルーマニアを応援してくれている世界中のファンに謝罪したいです。オランダ戦では可能な限りの償いをするつもりなので、変わらぬ応援を御願いします。あの時はユベントス時代の同僚ということでブッフォンの動きを熟知しているつもりだった。ブッフォンはポストの方へ飛ぶと分かっていたし、実際そのようになった。だからゴールの中央低めの位置を狙ったのですが、今となってはコースが甘かったのか、予想外のセーブだったのかははっきりしません。ただイタリアに勝ちたいという想いは人一倍ありました。』 ・ |
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6月14日 サンクト・ガレン ラドイに誓う勝利 ![]() 一方、激突の相手であるラツは 『二人に起こった不運な事故だった。ラドイは交代を余儀なくされ、私も気付いたら血だらけでプレーしていた。試合後にそのダメージの大きさを実感しました。ラドイには申し訳なく思う。彼にとっても素晴らしい大会になっただろうに。それだけが後悔だ。』 またゴイアンが離脱したことによってスタメンのキープレイヤーなしでオランダ戦を迎えることには 『痛手ではありますが、他の二人の選手がチャンスを生かして実力を発揮するためにがんばってくれるだろう。我々は予選でオランダに勝ち越して、また攻略法も身についています。だから自信を持って臨めるでしょう。』 ・ |
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6月14日 サンクト・ガレン ラドイが残り試合欠場へ ![]() キヴに匹敵する能力で人材不足の守備的MFに安泰をもたらしてきたラドイは、13日のイタリア戦で前半23分にフリーのボールを処理しようとしたところチームメイトのラズヴァン・ラツと空中でそれぞれ顔面を強打して、反転しながらピッチに倒れてしばらく動けないまま途中交代を余儀なくされました。ラツは治療後にプレー続行しましたが、しばらくして顔面がしたたり落ちる血で真っ赤という有様でした。 ラドイの治療はすぐに行われましたが、鼻骨と左目の下を骨折していることが判明。試合後のピツルカによると『状態はひどいものとしか言えない。現在のところ折れた鼻と眼下の手術が必要だろう。詳しいことはまだハッキリしないが、オランダ戦は確実に不可能だ。そしておそらく離脱になるだろう。』 またラドイに続き、ゴイアンもまた累積で出場ができないため、ピツルカにとっては人材不足という問題がまた付きまとうことになりました。 ・ |
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6月13日 サンクト・ガレン ルーマニア代表がムトゥを擁護 フランス、イタリアと強豪相手に番狂わせとも言える2連続ドローを演じたルーマニア代表は、イタリア戦で20年ぶりの勝利とグループ突破のチャンスであったPKを失敗してしまった失意のムトゥを力付けるため、よりいっそう団結力を深めたようです。 『もちろん勝てなかったことには落胆している。しかし、良い試合ができたし、結果も妥当だったといえます。アドリアンはPKを失敗してしまったことに落胆しています。しかし、強豪相手のイタリアに対して我々を勇気付けさせる先制点を奪ったのも彼だと言うことは忘れてはいけません。』−ラズヴァン・ラツ 『我々はイタリアから1ポイントを獲得できたことに喜んでいるし、アドリアンの失敗を責めることはできない。プライドを持って世界王者に挑んだし、前回ワールドカップのファイナリストである2チーム相手に互角の結果を残したことは十分に評価できる内容です。』−ラズヴァン・コチシュ ・ |
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6月13日 チューリヒ![]()
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6月13日 サンクト・ガレン ラツ、イタリア戦でもやり遂げる 左サイドバックのラズヴァン・ラツは第2戦のイタリア戦は厳しい戦いになることを認めながら、チームの偉業に向かって少しもひるんでいない模様。 初戦フランス戦でスコアレスドローを演じたピツルカ率いるルーマニア代表にあって、フランスの最重要選手のフランク・リベリを抑える役割を見事に遂行したラツは、イタリア戦で同様にポイントとなるであろうユベントスのカモラネージを抑えるのは並大抵のことではないと警戒しています。 『リベリは対峙するには強敵な選手であり、見ていたい選手でもありました。彼はバイエルンでも良いパフォーマンスを披露していたし、世界的にも名の知られた一流選手です。だからこそ初戦で彼を抑えられたことは嬉しく感じています。次節イタリアのカモラネージはタイプは違いますが、ある程度は知っています。試合までに可能な限り彼のプレースタイルを学び、阻止できるよう研究したいと思います。』 多くのルーマニア選手のようにラツも、過去に3度ワールドカップ出場し、欧州選手権でも活躍したいわゆる黄金世代の偉業の前に、3連続本大会を逃した霞んだ世代で苦しんできました。彼が最も鮮明に覚えている光景は1994年ワールドカップでゲオルゲ・ハジ率いるルーマニア代表がベスト8に進出し、首都ブカレストの町並みで繰り広げられた夜通しのお祭り騒ぎだそうです。今回この死のグループを見事に抜け出してトーナメントに進出できることができればその光景が再現されるだろうと期待しています。 『誰もが知るイタリア、フランス、オランダ同居のグループから抜け出すことは1994年のワールドカップの衝撃に次ぐ偉業であり、これだけでもチームにとって、選手にとってすでに達成したといっても良いほどで、1994年と同様に国民に幸せを届けることができるでしょう。やはり初戦に負けなかったというのは重要でした。イタリア戦に向けて良いモチベーションで臨めるのもこのためです。イタリアは初戦に大敗するという屈辱を味わっています。イタリアの反撃が予想されますが、我々は我々の能力を信じています。ベスト8まで進出するのを目標とし、イタリア戦がどのような結果になろうとも最後まで突き進んでいきます。』 ・ |
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6月13日 サンクト・ガレン キヴのイタリア戦に懸ける情熱 ![]() フランスとスコアレスドローを演じた9日の初戦で、先週末に祖母を亡くしたムトゥは動きに精彩を欠き、75分に途中交代を言い渡された。それでもキヴはルーマニア攻撃陣の最大の武器であるムトゥは世界王者イタリアと顔を合わせる次戦では本来の能力を発揮してくれると信じています。 『イタリアのDF陣は安心して眠れているでしょうか。何しろムトゥはセリエA、そして欧州でも屈指のFWですから。彼は今季もリーグで17得点するなど、イタリアで何年もプレーしている。ピツルカ監督に起用されれば、本来のムトゥが見られるでしょう。フランス戦で見たムトゥではなく。』 ムトゥや、シエナ所属のパウル・コドレアと同様に、インテルでプレーするキヴ自身もイタリア人選手との対戦経験を豊富に持っています。ASローマで4シーズンを過ごし、昨年の夏にインテルに移籍したキヴは、アズーリの中心選手をよく知っている。とはいえルーマニアが1989年以来となる対イタリアの勝利を目指す上で、この情報が役立つとは考えていない様子。 『イタリアの戦い方は広く知られている。彼らには特別なサッカー文化があり、だからこそ世界王者なのです。もちろん、戦う上では相手のことをできるだけ知っておいたほうがいいでしょう。でもイタリアの場合は、知っていても特にプラスだともマイナスだとも言えないのです。』 ルーマニアにとって前回の主要本大会出場は8年前の2000年欧州選手権。英雄ゲオルゲ・ハジに率いられ、キヴも加わっていたチームは8強に進出するも、準々決勝ではイタリアに0-2で敗戦。それに続く冬の時代は、ハジをはじめとする黄金の世代の影に隠れてきたルーマニアの若い世代にとってつらいものだった。しかしキヴは、再び8強に入って自分たちの価値を証明しようと燃えている。 『このチームは少なくとも2000年のチームに劣らず、組織力やモチベーションは当時より高いものがあります。この8年はいら立ちばかりが募るものでした。今こそ、敗者の世代ではないことを証明し、最高のレベルでプレーできることを示したい。』 ・ |
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6月12日 サンクト・ガレン イタリアの逆襲に対するコントラ ![]() 『第1戦を終えて我々のチャンスは良い方向に向かっています。しかしイタリアは大敗したものの、精神的に打ちひしがれているとは思っていません。挽回するために躍起になって実力を証明しに来るでしょう。我々のアドバンテージはまさにそこで、プレッシャーのない、期待が少ないというところなのです。イタリアは我々に勝つことができなかったら早々に大会を去ることになります。そこで前のめりになりスペースが生まれるでしょう。私にとってピルロはイタリアの最重要選手です。しかし特にピルロ対策というか、システムはフランス戦と同じになるでしょう。同様に守備に重点を置くでしょうが、攻撃にも活路を見出す形になります。』 残り2試合でなにが起ころうともコントラは久々の本大会を楽しむつもりでいます。そしてわざわざ応援に駆けつけてくれたファンに感謝を忘れず、できるだけ多くの試合ができるよう願っています。 『初戦での彼らの応援は非常に頼もしかった。ピンチの時もそれが力になってものです。イタリア戦でも勝利への後押しを期待しています。スイスは非常に美しい国で、緑もたくさんの穏やかな雰囲気に包まれている素晴らしい場所です。なるべく長く滞在できるようにしたいですね。』 ・ |
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6月12日 サンクト・ガレン ピツルカ、虎視眈々と ![]() まずGKとDFは不動のメンバー、ロボンツ、コントラ、タマシュ、ゴイアン、ラツでほぼ決まり。変更が噂されるのは中盤底に並ぶ3人だろう。左のキヴは不動で、前回のラドイ、コチシュのラインに手を加えるものとみられる。ラドイはヒザに爆弾を抱えたままの状態で本戦に臨んでいて、ピツルカも以前にラドイのヒザは連戦には耐えられないだろうと明言していることから、イタリアで長きに渡ってプレーしているコドレアが有力。そして右かキヴとコドレアの少し前にコチシュを置く布陣が一番か。3トップの右では攻撃でペトレ、守備とバランスでニコリツァが45分づつの出場となるだろう。またカンナバーロが離脱、マテラッツィをコンデション不良で出場が微妙と言われているセンターバックをターゲットにマリウス・ニクラエ、ニコラエ・ディカを起用してダイレクトな攻撃を仕掛ける可能性もみられています。 ・ |
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6月11日 サンクト・ガレン ゴイアン、強い意志と共にイタリア戦へ ![]() ゴイアンはルーマニア代表がフランスをスコアレスで抑えたディフェンスのキーマンであり、予選から通じてその成長振りに自信も自信をつけている様子。しかしイタリアの敗戦を目のあたりにして第2戦はさらに激しくなることを予想しています。 『イタリアにとってはこのグループ突破に向けての最後のチャンスとなるでしょう。彼らはなんとしても我々を倒さなくてはならないから、今まで見られなかったぐらいの攻撃偏重でくることが必須ですね。だから我々も今まで以上に集中しなくてはいけないし、一つのチャンスも疎かにできないでしょう。』 ゴイアンはクラブでも代表でもその長身を生かしたディフェンスとセットプレーでの重要な得点源として重宝されています。予選でのわずか7失点しか許さなかったディフェンスの立役者であり、オランダに初勝利した試合で決勝点を決めています。すでにその評判は世界中に知れ渡っており、大会終了後の移籍も噂されています。本人もオファーがあれば、その興味を隠すことは難しいと公言しています。 『私は現在、移籍に関してはなにも考えていません。ルーマニア代表のためにここにいて、目の前の試合で良いプレーをして勝利に貢献することしか頭にないですから。とにかくフランス戦の結果で我々にもチャンスが十分にあることを証明できました。このグループを突破するだけで大きな一歩です。しかし突破したらしたで次に目指すは準決勝や決勝と欲が出てくるのでしょうね。そんな感覚を味わえたら最高ですよ。』 ・ |
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6月10日 サンクト・ガレン 代表の躍進準備はOK ![]() 『オランダはそもそも超攻撃性能を持った良いチームですから、勝利にも当然値しますよ。我々のドローに関しても、そもそもイタリアとフランスが前回決勝で戦ったと言うだけですでに勝ち抜けを決めていた回りの予想があまりにも安易すぎだっただけです。ただ一つだけ驚いたのはあんなに大差がつくとは思っても見なかったですね。これでオランダを調子つけてしまったのは確実です。』 そして予選でのオランダ戦に勝ち越したことも鵜呑みにしていない模様。現在考えていることはイタリア戦についてのみでそこでのポイント獲得がこのグループでの運命を左右するとふんでいます。 『次のイタリア戦ではフランス戦の時のような完全守備ではないでしょう。初戦は大事にいきましたが、少なくともあと1勝はしないと勝ち抜けることは厳しいですからね。死のグループとか言われようが、我々は突破のことしか考えていませんからね。イタリアも後がないため相当死に物狂いで向かってくるでしょう。なんたってワールドチャンピオンですから。そして次にはオランダ戦です。予選では勝ち越しているもののそれはすでに過去のものです。今とは状況が違います。慢心で臨めば確実に大差で敗れるでしょう。しかし集中して臨めば予選と同じような結果にすることも可能です。要は自信を持って純粋に目の前の敵に立ち向かえば、我々はけっして4位確定のチームではないのです。』 ・ |
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6月10日 ザンクト・ガレン マリカがケガでイタリア戦は欠場 ![]() マリカは練習中にマリウス・ニクラエと衝突し頭部を強打。そのまま10分にもわたるピッチ上の診断の後に病院に搬送されています。少なくとも2日の安静が必要でイタリア戦起用は難しいとのこと。マリカは予選を通じてスタメンでしたが、後半にスランプに陥りサブ降格かと言われていました。そして実際ついに本戦のフランス戦ではスタメンから外されて出場すら実現しませんでした。一気に第4FWのポジションまで評価を下げてしまったマリカに更なる試練が付きまとうことになったようです。 ・ |
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6月9日 チューリヒ![]()
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6月9日 チューリヒ ハジが番狂わせを期待 ![]() ハジは現役時代に黄金世代の担い手として最大の英雄であり、ワールドカップには90年、94年、98年、欧州選手権には84年、96年、2000年に出場しています。特に引退前の2000年大会では現在のメンバー中のキヴ、ムトゥ、コントラ、ペトレ、ロボンツらと挑み、ドイツ、ポルトガル、イングランドの死のグループを突破しています。そしてこの大会後にハジが引退し、代表は大舞台から遠ざかりましたが、ハジは今回ルーマニアは下馬評を覆してフランスに勝つ可能性があると述べています。 『非常に難しいグループに入った。フランス、イタリア、オランダはいずれも優勝を狙えるチームだ。しかしサッカーは常に何が起こるかわからない。前回のギリシャのように本戦に出場するチームに優劣を下すのは難しいことだ。ルーマニアがこのグループでサプライズを起こす可能性もある。フランス戦は共に好チームだが、フランスはイタリアと共に優勝候補に挙げられている。私達よりもプレッシャーがあるはずだ。ルーマニア勝利を呼び込む力のある選手がいる。しかし大事なのは初戦で負けないことだ。』 ・ |
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6月8日 チューリヒ キャプテンが語る、いざフランス戦へ ![]() キヴは早くから代表で活躍し始めて、前回出場した2000年の欧州選手権でも19歳ながらマルディーニ級の賛辞を送られていましたが、8年の月日はクラブで名声を得るも代表は世界のサッカーシーンから遠ざかっていました。そして今回再び脚光を浴びる舞台へとたどり着いたことに興奮を隠しきれない様子であります。 『代表のキャプテンは大きな栄誉であり、母国を大舞台に導くのは最高の気分です。ここまでくるのにだいぶ時間がかかりましたが、ルーマニアは再び戻ってきた。フランス、イタリア、オランダ相手という至高の舞台を楽しみにしています。2000年に出場した時はまだ私は若い一人の選手でした。私を含めて当時のチームから残っているムトゥ、コントラ、ペトレ、ロボンツには大きな期待がかかっているでしょう。その期待がプレッシャーではなく励みになっていることをここで言いたい。私の得意なポジションはCBですが、代表ではここしばらくは中盤を任されています。チームのためにピツルカがそう決めたことは尊重します。我々はスタメン11人全員で守備をして、全員で攻撃をしなくてはいけません。予選ではそうしてきましたし、それが成功の最大の理由となりました。本大会でもそうなるでしょう。』 代表は8日、チューリヒで合同練習を行いましたが、そこには先日、愛する祖母を亡くしたムトゥの姿がありました。チームメイトは黙々と練習するエースの態度に心を打たれ、フランス戦はムトゥのためにも結果を出してみせると決起したようです。 『ムトゥは素晴らしい選手。この悲劇を乗り越える精神的強さを持っている。彼はこの2日間、練習で素晴らしいプレーを見せてきた。この偉大なエースの存在が我々に自信を持たせてくれるのは間違いない事実です。』 ・ |
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6月7日 チューリヒ ルペスクも認めるピツルカの力量 ![]() 現在ルーマニア・サッカー協会のジェネラル・ディレクターであるルペスクは2000年当時の代表メンバーで本戦にも出場しました。しかし予選突破を果たした後に代表はハジやポペスクなどの重鎮からの反旗で監督のピツルカからイエネイに交代していました。そしてそれ以降の予選ではご存知のとおり3つの大舞台にたどりつけないという氷河期に入っています。ピルツカの復帰によりまた大舞台に戻ってきたルーマニアですが、ルペスクいわくこれは偶然のことではないといいます。 『今でも2000年のピツルカ更迭を決定した協会の判断には納得いきません。普通に予選突破に導いた監督をそのまま本戦で使うのは妥当でしょう。しかし我々はミスを犯しました。このことが多大なツケとなって長い時間を失いました。』 ルペスクは黄金世代の守備的MFとして90年、94年のワールドカップ、そして96年、2000年の欧州選手権に出場していますが、現在の選手達の境遇にちょっとした憧れを持っている模様。 『少しうらやましいですね。だってオランダ、イタリア、フランスと対戦ですよ。私だって対戦したことないですから。選手に戻ってこのグループで戦ってみたいですよ。選手にとって最高レベルの相手と対戦することは夢の一つですからね。』(実は96年欧州選手権でフランスとは対戦しています) 今までピツルカの代表はハジ率いる黄金世代と比較されつねに足元にも及ばないと評されてきましたが、ルペスクはキヴ、ムトゥ中心にこの大会でサプライズをおこして新しい黄金世代を作ることができると信じています。 ・ |
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6月6日 ザンクト・ガレン 現状に厳しく臨むコントラ ![]() コントラは今シーズンのUEFAカップで準々決勝のバイエルン戦で第1レグでロスタイムに1-1となる奇跡の同点弾を決めヒーローに。つづく第2レグでも先制弾を決めてそのまま試合終了に近づき、DFながらバイエルン相手に全得点をたたき出すミラクル・ヘタフェの立役者となる寸前までいきましたが、コントラ交代後の試合終了直前にリベリに決められ、その後の延長でももつれて惜敗していました。 『その試合ではリベリを抑えていましたが、1対1の状況では非常に危険な選手でした。テクニカルでありながらエネルギッショな選手なので常に集中していないとやられてしまうでしょう。そしてテストマッチでのフランス戦も見ましたが、彼らは試合中に何度もシステムを変える柔軟性を見せていました。それに対する対策も考えなくてはいけませんね。』 またピツルカの集団としての意識については 『ピツルカはプレッシャーを取り除くためにリフレッシュを考えていますが、我々は遊びに来たのではありません。厳しいグループの中においても突破を目指して戦わなくてはいけません。もっと個々の能力を執拗に追求する必要があります。』 ・ |
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6月6日 ザンクト・ガレン マリウスのフランス対策 ![]() 現在スコットランドのインヴァーネスに所属しているマリウス・ニクラエは今予選で惜しくも僅差でイタリア、フランスの後塵を拝したスコットランドがフランスとの直接対決2戦で共に1-0で勝利した戦いに衝撃を覚えています。『スコットランドがフランスに対して講じた作戦は非常に興味深いものがありました。常に一定の間隔をキープしてコンパクトにフィールドを支配していました。それが結果に繋がったのでしょう。』 ケガのため過去2シーズンにわたってコンディションが万全ではなかったマリウスは本大会のエントリーに間に合ったのを非常に喜んでいます。かつてスポルティング・リスボンでクリスティアーノ・ロナウドやリカルド・クアレスマらと輝きを放っていたマリウスは度重なるケガで徐々にクラブシーンでも落ちぶれていき、代表からはおのずと呼ばれなくなっていました。しかし代表復帰ということを目標に弱くても常時出場ができるクラブを選んだ結果、クラブの名声は低くてもこうして代表の栄誉に預かることができました。『私はマインツが降格してからフリーでした。そしていくつか良いオファーがあったのも事実です。しかしクラブの選択で今まで失敗してきたことがより慎重にさせました。当初こそスコットランドのプレーのリズムに苦労しましたが、プレーするうちにフィットして得点にからむことができるようになりました。』 マリウスは今シーズンのインヴァーネスで10得点を記録。特に後半での活躍はピツルカに代表復帰に値すると認められ、ロシア戦で久々にピッチに立ちました。『インヴァーネスには感謝しています。私に復活のきっかけを与えてくれました。そして欧州選手権メンバーに選ばれる栄誉までも。代表復帰という夢は叶いました。次はこの難しいグループで8強に残ることを目標にしていますよ。』 ・ |
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6月5日 ザンクト・ガレン 死のグループにも怯まないムトゥ ![]() 8年前、当時21歳だったムトゥは2000年欧州選手権本戦出場を果たし、前回大会優勝国ドイツ、イングランド、ポルトガルが揃った死のグループでルーマニアは下馬評の2強を蹴落として、見事に準々決勝進出を果たしました。今回、その時以来の国際大会に臨むムトゥはチームの頼れるベテランとしてワールドカップ優勝国のイタリア、準優勝のフランス、さらにオランダが同居するこのグループで前回より厳しい戦いになることを覚悟しています。 『2000年大会のグループリーグも厳しいものだったが、その時はワールドカップ王者と準優勝チームが相手ではなかった。このグループで戦いたいと思うチームなどいないだろう。史上最も過酷なグループと言ってもいいだろう。この中の2チームが早々に帰国する運命なのは分かっているが、この状況を受け止めて突破に向けて戦いたい。』 2000年の大会ではムトゥはドイツと1-1で引き分けたグループリーグ初戦で英雄ゲオルゲ・ハジに代わり、後半途中からピッチへ送り込まれた。今ではムトゥは、同じく2000年大会に出場した主将クリスティアン・キブとともに、祖国の期待をその両肩に背負う中心選手になった。両選手は現在、9日にチューリヒで行われるフランスとの初戦に向けて調整を続けている。 ムトゥは2000年大会と同様、初戦で自信を深めることが重要だと考えている。『フランスはテクニカルな選手がそろう素晴らしいチームだ、しかし弱点も持っている。今はその弱点を明かせないが、いずれにせよ多くの決定機はないだろう。だから限られたチャンスを無駄にしないことが大切だ。われわれの苦戦は予想されている通りだが、とにかく全力を尽くして戦う。フランス戦でポジティブな結果が出せれば、イタリア戦とオランダ戦に向けて大きな自身となるだろう。主将のクリスティアン・キブも言っているとおり、今大会はわれわれの実力を披露する機会だ。』 ・ |
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6月5日 ザンクト・ガレン アウトサイダーと呼ばれて心地良し ![]() 8年ぶりに本大会に進出したルーマニアはイタリア、フランス、オランダという死のグループに入ったことで開幕前のどの新聞、雑誌においてもひどい扱われ方をしています。しかし多くのルーマニア選手と同様にダニエル・ニクラエもそのような低評価は逆に代表への過度な期待が選手達の重荷にならず、プレッシャーは少なくなっているといい意味で理解しています。 『こんな強烈なグループではルーマニアが最弱と言われるのも当たり前です。他のチームに比べてルーマニアはまだタイトルを取ったことがないし、ここ最近は大舞台にも姿を見せていませんでしたからね。しかし対戦するチームからは敬意を払われていることは知っています。そしてそれなりに恐れられているということも知っています。欧州選手権という舞台で彼らのような偉大なチームと対戦できるのは興奮しますね。すべての1試合が大きな意味を持っています。3試合すべてが世界的カップ戦での決勝戦みたいなものです。期待を裏切らない試合をしたいものです。』 ダニエルはニステルローイ、アンリ、トニのような試合を決められる能力を持った選手の存在は大きな影響を与えることも知っています。しかしルーマニアのディフェンス力が同様にライバルたちに大きな影響を与えることも知っています。 『決定的な選手を多く抱えている強豪と比べて、我々にもそのような選手がいます。しかし我々の強みはその結束力です。我々にとってもグループ突破は重要なのです。代表は8年待ちました。8年フラストレーションを溜めました。突破への野望は並々ならぬものがあります。』 ・ |
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6月5日 ザンクト・ガレン ピツルカ、本大会へ挑む ![]() 『ムトゥの存在は非常に重要だ。長い時が経って彼は成熟したし、経験も積んだ。結婚して家庭を築いたのも大きいだろう。これらのことが影響しているのはムトゥも認めている。私の意見ではいまや彼は世界でも指折りのトッププレイヤーだろう。』 本大会出場を経て高い評価を得ているルーマニア。しかし常にピツルカ監督は特定の個人の能力に頼りきったチームではなく、集合体としてのチーム力が売りであると答える。ムトゥ、キヴ、ロボンツらの力ももちろんあるが、大事なのは一つの目的の元に誇る結束力がこのチームを大きくしたのだと。 『ここまで来るのに長い時間がかかった。元々スキルフルな選手を揃えて良いチームではあった。しかし私が就任した2004年当時はチームには結束と言うものがまるでなかった。それは何人かの選手も気付いていたはず。それから選手との対話も交えて、意識を植え付けてきた。選手たちが聡明で理解を示したこともあり、代表に守るべき規律が生まれた。』 その団結によってルーマニアは生まれ変わった。今予選では2試合を残してすでに突破を決めた後のブルガリア戦での1敗だけで、特に前回の予選で2連敗と内容でもまったく歯が立たなかったオランダとの2戦では1勝1敗と勝ち越し、オランダの攻撃力を前にして無失点で切り抜けたことがルーマニアの再生を広くアピールしたことだろう。2000年欧州選手権以来の大舞台に再生を望むのは監督だけではない。ムトゥ、キヴ、ロボンツらは若くして最後のハジとの共存を果たしており、今度は自らの世代を栄光に輝かせるべく挑むことに。 『もし選手のコンデションが上々であれば、過去最高の成績も残せるだろう。決勝に進み、勝つことも。しかしもし死のグループでなくても全敗ということも考えられる。それほど近年の各国のレベルは切迫したものになっている。前回のギリシャがいい例だ。チャンスはほとんどなかったと言ってもいい。しかしセットプレーとディフェンスという限られたチャンスだけを確実にモノにしてみせた。多くの監督は知っている。不可能なことなんてないと。我々もよく黄金世代と呼ばれたハジの世代と比較され、劣っていると評価される。しかし私が思うに黄金世代とは少なくとも一つはトロフィーを掲げなくてはいけない。彼らはそこまではいかなかった。我々がそうなれば確実に真の黄金世代と呼べるし、それができると信じている。』 ・ |
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6月3日 ブカレスト ゴイアンがフランス戦にOK ![]() ゴイアンは予選でルーマニア代表のスタメンとして活躍。9試合2得点を記録していました。特に首位攻防戦のオランダ戦では得点を決めて歴史的にも貴重な初勝利の立役者としてその名を刻んでいます。 ルーマニアは代表合宿に入って以来、オヴィディウ・ペトレ、ダヌーツ・コマンとケガでの離脱者を出しており、負の連鎖かと思われましたが、なんとか踏みとどまることができました。最悪の状況もふまえてすでに代替選手としてコンスタンティンやマルガリテスクを準備していただけに朗報と言えるでしょう。 ・ |
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6月1日 サンクト・ガレン ユーロの舞台に帰ってきた代表のエース ![]() あれから8年、ルーマニアは再び“死のグループ”に入った。だが、エースストライカーのアドリアン・ムトゥは悲観していない。今季、所属のフィオレンティーナで17ゴールを挙げ、セリエA得点ランキング4位に名を連ねたムトゥは、ルーマニア代表でも予選でチーム最高の6ゴールを記録。オランダを抑えて予選1位通過の原動力となった。コカイン使用による長期間の出場停止を乗り越え、再びキャリアの絶頂期を迎えているムトゥ。今大会で狙うのは、もちろん2000年大会の再現だ ルーマニアのエースとして期待がかかるムトゥ。2008年欧州選手権での活躍を誓う。 欧州選手権開幕が迫ってきたけれど、今どんな気持ちでいる? 『すごく期待しているよ。長い間欧州選手権を待ちわびていたからね。ルーマニアはすごく厳しいグループ(イタリア、フランス、オランダと同じC組)に入ったけれど...。それでも僕らは楽観的に考えているし、一つずつ試合に勝って、次のラウンドに進めればいいと思っている。結果はふたを開けてみなければ分からないけれど、大切なのは僕らが対戦するのは決して生易しい相手ではないということを、きちんと認識することだ。そのためには、選手一人一人が責任を持たなくてはならない。もちろん、過度なプレッシャーは禁物だけどね。むしろプレッシャーがかかるのは、強豪国と言われているルーマニア以外の3カ国だと思う。』 ルーマニアの目標としては、グループリーグ突破ということになるのだろうか? 『そうだね。さっきも言ったように、まずはそれが目標になると思う。客観的に見れば、ルーマニアはグループCの中で一番下にいるからね。あとの3カ国は大会の優勝候補とも言えるチームだ。だから、僕らにはプレッシャーなど全くない。』 ルーマニアの強みは? 『強みか...それは野望じゃないかな。僕らはまだ若いチームだけど、力は持っていると思う。今予選でも、オランダを抑えて首位通過を果たしたからね。そういう意味では、僕らはすでにオランダを倒したとも言える。本大会でもいい結果を残してファンにアピールしたい。そして、ルーマニアの名前をできるだけ高いところに引き上げたいんだ。どうなるかは分からないけれど、僕らは全力を尽くすつもりでいるよ。』 じゃあ逆に弱点はどういうところ? 『どうだろう...。まずは自分たちのベストを尽くして、弱点については後で考えたいね。』 欧州選手権の歴史において、結果を残してきたチームはやはり今大会でも力を発揮すると思う? 『ほかのチームの歴史が重要だとは思わない。ルーマニアには僕らの歴史がある。人々で埋め尽くされたスタジアムでプレーすることは楽しみだし、今大会もハイレベルの戦いが繰り広げられるだろう。ユーロはルーマニアのフットボール界にとって重要な大会だし、僕らの子供のころからの夢でもあるんだ。』 本命はどこだと思う? 『2つか3つ挙げられると思うけど、すべて僕らのグループにいるんじゃないかな。ここには世界チャンピオンと世界2位のチームと、ヨーロッパのタイトルを取りたくて仕方がないチームがいるからね。』 2004年の前回大会で優勝したギリシャのように、ダークホースにもチャンスがあるだろうか? 『多くの人はそれを期待しているんじゃないかな。今度は、それが僕らの番だったらいいと思うよ。でも“奇跡”っていうのは、100年に1度くらいしか起こらない方がいいのかもしれないけれど。』 ユーロで活躍する選手は誰だと思う? 『クリスティアーノ・ロナウドのように、すでに欧州のフットボールシーンでビッグスターとなっている選手は活躍するだろうね。そこに、アドリアン・ムトゥの名前も加わるかもしれないけれど。ポルトガルやイタリアといったチームは、常にビッグプレーヤーをたくさん輩出している。彼らはこういった大きな大会で戦うすべを知っているんだ。』 若手選手で注目株は? 『そうだな...フランス代表のベンゼマは今大会でスターになる可能性を秘めていると思う。それから、すでにビッグネームだけれど、やっぱりC・ロナウドは外せないだろうね。』 対戦したくないチームはある? 『何て言えばいいんだい? 僕らルーマニアは、すでにグループリーグで3強と戦わなければならないのに。僕自身は彼らと戦いたいけれど、グループリーグではなく、もっと後だったら良かったのにと思う。そうなれば、どのチームが来たって構わない。それはつまり、ルーマニアが決勝トーナメントに進出したということだからね。』 グループリーグで対戦する3カ国について聞かせてほしい。フランスをどう思う? 『ジダンがもういないのはラッキーだと言えるけれど...。フランスは去年は決していい戦いをしていたわけではないけれど、とてもタフなチームだ。常にビッグプレーヤーが何人かいるし、今だったらベンゼマやリベリは驚異的だね。フランスはいつだって手ごわいチームだ。』 オランダについては? 『オランダはとてもいいチームだと思う。オランダの選手はテクニックがあるし、特にファン・デル・ファールトとロッベンは僕の好きな選手なんだ。オランダには予選で勝っているし(1勝1分け)、本大会のグループリーグでの対戦も楽しみにしている。』 イタリアはどうだろうか? 『トニがいなかったとしても、イタリアは世界チャンピオンになれると思う。ほかにもワールドクラスの選手をそろえているからね。そこにトニが加わったら百人力だよ。フィオレンティーナでチームメートだったトニはどんな状況でもゴールを決める。僕はイタリアのフットボールのことはよく知っているし、ほとんどの選手とセリエAで何回も対戦している。唯一の問題は、僕がまだイタリアに一度も勝てていないということだ。今回そのジンクスを破ることができれば、素晴らしい結果につながると思う。』 ・ |
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