Romanian Soccer Today 2006.1
1月27日 ワールド

  グループGの展望

 今回の予選の組み合わせ抽選の結果、グループGにはマルコ・ファン・バステン監督率いるオランダと、フリスト・ストイチコフ監督のブルガリアが入った。現役時代にライバルとして戦った両監督は、今度は指揮官として対決することになった。しかしグループ首位の最有力候補はオランダ。ブルガリア、ルーマニア、スロベニア、アルバニア、ベラルーシ、ルクセンブルクの各国は、すでに2位争いに照準を定めている。

 オランダのマルコ・ファン・バステン監督
『良い組み合わせになった。予選突破を確信している。ルーマニアは、昨年のワールドカップ予選でも対戦したので、手の内は分かっている。厳しい相手になる可能性もあるが、熟知したチームと同じ組になるのは悪くない。対戦相手の監督の1人も良く知っている。ストイチコフ氏だ。選手時代に対戦し、素晴らしい戦いをした。このグループでも、そうした争いを繰り広げたい。』

 ルーマニアのビクトル・ピツルカ監督
『均衡の取れたグループになった。オランダが最有力候補であることは間違いない。格が違う上、世界王者として予選を迎える可能性もある。2位争いは、ルーマニアとブルガリア、スロベニアの三つ巴になるだろう。もちろん、グループ首位をあきらめたわけではないが、2位でも十分満足だ。』

 ブルガリアのフリスト・ストイチコフ監督
『抽選結果に喜んでいる。グループの全チームを評価しているが、楽な試合がないと考える一方で、予選通過のチャンスは十分にあると思う。私たちは常にいいサッカーをしようとするチーム。残りのチームも同じ姿勢で戦うよう願っている。そうすれば、面白い試合が生まれるだろう。監督としてマルコと対戦するのは初めてだが、現役時代の対戦は楽しかった。』

 スロベニアのブラネ・オブラク監督
『私は楽観的だ。対戦したくない欧州のチームはないが、スカンジナビア勢とイングランドだけは避けたいと思っていた。その願いがかなったので、いい組み合わせだと思う。私たちの持ち味を生かしたサッカーができるだろう。スロベニアはこれまで、バルカン諸国や東欧勢相手に好内容の試合をしてきたので、それを維持したい。しかし、オランダは難敵だ。』

意味ないが過去の対戦表
試合
対オランダ 8 0 2 6
対ブルガリア 35 21 5 9
対スロヴェニア 4 0 3 1
対アルバニア 13 10 1 2
対ベラルーシ 0 0 0 0
対ルクセンブルク 2 2 0 0
1月27日 スイス

  2008年欧州選手権予選の組み合わせが決定

 2008年欧州選手権予選の組み合わせが27日、スイスのモントルーで行われた抽選会で決まった。

 連覇を狙うギリシャは、トルコ、ノルウェー、ボスニア・ヘルツェゴビナらとともにグループCに入った。前回の決勝でギリシャに敗れたポルトガルは、予選グループで唯一8カ国の入るグループAで、ポーランド、セルビア・モンテネグロ、ベルギーらと対戦する。同組のカザフスタンは、今回がUEFA欧州選手権初出場になる。

 グループBでは歴代王者のフランスとイタリアが対戦することになった。同組にはこのほか、今年のワールドカップで主要国際大会に初登場するウクライナも入っている。過去3度の優勝を誇るドイツは、グループBでチェコらと対戦することが決まった。

 前回の本大会で顔を合わせたイングランドとクロアチアは、今度は予選のグループEで再戦することになった。92年に予想外の優勝をしたデンマークは、1964年の大会を制したスペインとグループFに入った。同組には、前回の本大会に出場したスウェーデンとラトビアも含まれている。20年ぶりの優勝を狙うオランダは、グループGでルーマニア、ポルトガル大会にも出場したブルガリアらと対戦することになった。

 抽選には50カ国が参加。元オーストリア代表アンドレアス・ヘルツォーク、同スイス代表ステファン・シャプイサの両氏らの手によって組み合わせが決まった。予選は各組でホーム・アンド・アウエー方式の総当たり戦を行い、上位2カ国が本大会へ出場する。試合は2006年9月と2007年11月の間に指定された国際試合日に行う。

グループA
ポルトガル
ポーランド
セルビア・モンテネグロ
ベルギー
フィンランド
アルメニア
アゼルバイジャン
カザフスタン
グループB
フランス
イタリア
ウクライナ
スコットランド
リトアニア
グルジア
フェロー諸島
グループC
ギリシャ
トルコ
ノルウェー
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ハンガリー
モルドバ
マルタ
グループD
チェコ
ドイツ
スロバキア
アイルランド
ウェールズ
キプロス
サンマリノ
グループE
イングランド
クロアチア
ロシア
イスラエル
エストニア
マケドニア
アンドラ
グループF
スウェーデン
スペイン
デンマーク
ラトビア
アイスランド
北アイルランド
リヒテンシュタイン
グループG
オランダ
ルーマニア
ブルガリア
スロベニア
アルバニア
ベラルーシ
ルクセンブルク
1月24日 オランダ

  ミテアが契約延長

 アヤックスのルーマニア代表ウインガー、ニコラエ・ミテアはヒザの怪我によりすでに数週間も離脱しておりまだまだ回復までに時間がかかると見られているが、この度アヤックスは2年間の契約延長の提示をしたようです。

 『彼が最近の重傷を負ったケガに現在も悩まされている状況にもかかわらず、ミテアの類まれな才能に惚れ込んだアヤックスは彼の可能性をこれからも信じていきます。それゆえ契約を延長したのです。』

 ミテアは2003年にアヤックスに入団して、今回の契約で2009年までプレーできることになりました。
1月21日 イタリア

  窮鼠のロボンツがセリエAに栄転

 アヤックス所属のルーマニア代表正GKボグダン・ロボンツはセリエAのフィオレンティーナに移籍することが決定した模様。契約期間は2年半。

 現在4位とチャンピオンズリーグ圏内にいるフィオレンティーナはレギュラーGKのセバスティアン・フレイをケガで欠いており、失点が増えてきている状況で早急にハイレベルのGKを探しているところでした。

 一方ロボンツはルーマニア代表正GKながらアヤックスがダニー・ブリンド体制になってからは完全に構想から外れており、第3GKという屈辱を味わされていました。ここ最近ではロナルド・クーマン前監督の指揮するベンフィカへの移籍が噂されていましたが実現はしていませんでした。

 『セリエAとは誰でも知っている。そして最も難しいリーグだということも。私にとって今まで夢見ていたリーグでのプレイのチャンスがようやく訪れた。プランデッリ監督の信頼を勝ち取るようトレーニングでのアピールも重要になってくるだろう。フレイに遜色ない活躍をみせる覚悟はすでにできています。』
1月16日 ドイツ

  タララケ、飛躍の時

  前半戦を終えたブンデスリーガで現在最下位に沈んでいるデュイスブルグは後半戦の巻き返しのため、クラブの弱点とされていたボランチのポジションをこなせるスイスのFCチューリヒに所属するルーマニア代表、ミハイ・タララケを獲得しました。この28歳のボランチに対してデュイスブルグは移籍金50万ユーロを用意、2年半の契約になるそうです。

 『タララケは基本的には守備的MFですが、攻撃にも貢献できることはスイスリーグで証明済みです。我々のクラブを浮上させるきっかけを与えてくれるでしょう。』−ユルゲン・コーラー監督

 『ドイツへの移籍は私の目標でもありました。スイスにいた頃も注目していました。現在最下位にいることはさほどナーバスには考えていません。攻守において活躍したいですね。』−ミハイ・タララケ
1月11日 ルーマニア

  イリエ兄さんがついに引退

 ルーマニアサッカー黄金世代の残り香であった代表FWアドリアン・イリエが慢性化したかかとのケガに屈して、ついに現役引退を決意することになりました。

 『手術に踏み切ろうとも考えましたが、31歳となった現在の状況では完全に回復するのは無理でしょう。もし20歳とかであればそれも可能なのですが。』

 イリエは1992年にエレクトロプテーレでデビューし、移籍したステアウアでは3連覇に貢献。その後ハジに請われてガラタサライに入団し、スペインの強豪バレンシアではラニエリ監督に名付けられた“コブラ”というニックネームで世界的に恐れられたFWに成長することに。しかしこの頃からケガとの戦いが始まり、たびたび戦列を離れていくようになりました。その後もアラベス、ベシクタシュ、チューリヒと渡り歩き、最後はベルギーのゲルミナル・ベールショット(GBA)に入団するもケガで正式なメンバー登録はされずに出場がないままユニフォームを脱ぐことになってしまいました。

 代表では98年ワールドカップと2000年欧州選手権に出場して通算54試合13得点を記録しています。最近も2006年ワールドカップ予選のオランダ戦で貴重なベテランとして出場機会を与えられていました。

 今後は自ら所有するフォレックス・ブラソフ(ルーマニア2部)で監督を務めるようです。


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