Romanian Soccer Today 2005.9
9月28日 埼玉医科大学病院

  父の祈りを

 22時07分、脳腫瘍病理治療の合併症としての肺炎で父、吉居英章(62)が他界致しました。
9月24日 ブカレスト

  2006年W杯欧州予選 第12戦フィンランド戦(最終戦)

海外メンバー発表

  
 ルーマニア代表ピツルカ監督は来月8日の2006年W杯欧州予選フィンランド戦の海外代表メンバーを発表しました。キヴは累積警告、ラドイはまだ追放、こうなるとセンターバックが心もとないというのが浮き彫りに。あとはパンク、ミテアがいないMFに一抹の寂しさが募ります。そんな憂いを吹き飛ばすサプライズ召集がありました。ロシュです。2002年のフランス戦を最後に所属クラブも4年連続2部ということから、すでに終わった選手と思いきや、先月のリーグ戦でハットトリックを決めた活躍をピツルカが逃しませんでした。2000年の欧州選手権にも出場したいぶし銀の選手ですが、まだ29歳だったのね。

 GK  所属
 ボグダン・ロボンツ  アヤックス(NET)
 DF
 コスミン・コントラ  アトレティコ・マドリッド(SPA)
 ラズヴァン・ラツ  シャフタル・ドネツク(UKR)
 フラヴィウス・ストイカン  シャフタル・ドネツク(UKR)
 アドリアン・イエンクシ  スパルタク・モスクワ(RUS)
 ポンピリウ・ストイカ  FKモスクワ(RUS)
 MF
 ラズヴァン・コチシュ  シェリフ・ティラスポール(MOL)
 フローリン・チェルナト  ディナモ・キエフ(UKR)
 ラウレンティウ・ロシュ  レクレアティボ・ウエルバ(SPA/2DIV)
 FW
 アドリアン・ムトゥ  ユベントス(ITA)

9月19日 ウクライナ

  それでも目当てはルーマニアン

 現在ライバルのシャフタル・ドネツクの後塵をはいしているウクライナリーグの雄、ディナモ・キエフは才能はあるが、ケガがちでコンスタントな活躍が望めないルーマニア代表MFフローリン・チェルナトと重大な疾患を抱えていまだに復帰できていないルーマニア代表MFティベリウ・ギオアネに見切りをつけて、新たなルーマニアンを獲得しようと目論んでいるようです。

 一人はモルドバに潜む金の卵、ラズヴァン・コチシュ。そしてもう一人は現在ルーマニアリーグ得点王のヨヌーツ・マズィルだそうです。マズィルに関しては若干の不安が付きまといます。なにせルーマニアリーグ得点王の称号は呪われているのですから...
9月13日 イタリア

  ラドイにミランからオファー

 セリエAの移籍情報を司るCalciomercato.comによれば、現在ACミランが狙っているASローマ所属のルーマニア代表DFクリスティアン・キヴを冬のマーケットで獲得できなかった場合、同じくルーマニア代表DFで実力はキヴ相当と評判のステアウア・ブカレストのミレル・ラドイを獲得するという構想があるようです。

 長らくビッグクラブからオファーがあるもののステアウアのオーナーであるジジ・ベカリがかたくなに手放そうとしなかったため、ラドイの海外移籍は実現しませんでしたが、ここにきてベカリも態度を軟化させており、金額次第では実現を見えてきました。またディフェンスの国イタリアのビッグクラブからのオファーということで、その後の太いパイプ作りの観点からも可能性は低くないでしょう。

 そしてミランの実力は世界ナンバー1レベルにありながら、高齢化するDFラインの刷新として、余剰人員のアンブロジーニ、カラーゼ、ルイ・コスタ等の売却益からラドイを獲得し、キヴ獲得の見返りとしてラドイのレンタル移籍、そして来シーズンのラドイ復帰によりルーマニア代表のセンターラインをその後のDFラインの核として据える方向の案も出ている様子です。
9月13日 イタリア

  ムトゥが大台突破

 ユベントス所属のルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥは、ユベントスが勝利した今季2節のエンポリ戦に60分から出場し、セリエA通算100試合目の出場となりました。ムトゥはインテルでセリエAにデビュー。その後、ベローナ、パルマを経てチェルシーに移籍し、昨シーズンからユベントスの一員としてセリエAに戻ってきました。

 過去のルーマニア代表でセリエAで一時代を築いた選手にはラドチョウ(96試合22得点)、ペトレスク(79試合8得点)、サバウ(70試合6得点)がいました。現役ではキヴ(ローマ)とコドレア(パレルモ)がその偉大な記録に挑戦中です。がんばれルーマニアン!
9月7日 イタリア

  ラドチョウが現役復帰

 すでに現役を退いていた元ルーマニア代表FWのフローリン・ラドチョウが35歳にしてイタリアのセリエDで苦しんでいるコモで再びサッカーへの情熱にチャレンジすることになりました。

 コモは先シーズンのセリエC残留に失敗し、現在はアマチュアリーグのセリエDでシーズンを迎えています。しかしラドチョウはこの状況においても自身にとっていい挑戦の機会だと信じています。

 『私はすでに35歳ですが、まだ力になれると思っている。だから新たな挑戦として受け入れたのです。』

 彼は今までのキャリアにおいてヨーロッパの5大リーグに所属したことがあり、イタリアではACミランをはじめ、バリ、ヴェローナ、ブレシアに所属していました。ミランではインパクトを与えることはできませんでしたが、彼自身後悔はしておらず、いま現在セリエAでがんばっているムトゥにもエールを送っています。

 『確かに私はミランでは印象は薄かったですね。当時のミランではマッサーロが絶好調でしたからね。彼はまさにファンタスティックでした。しかし私もポルトやアタランタ、トリノと重要な試合で得点を決めました。貴重な経験ですね。現在はムトゥがユベントスですか、ラッキーだと思いますが、彼の実力からは当然の結果とも言えるでしょう。かならずややってくれるでしょう。』
9月7日 ワールド

  2006年W杯欧州予選

その他の対戦結果

  
 やはり軒並み上位を狙うチームはこのくらいの点差で勝つのが常識。でも勝てば良い。勝てなかったらせめて内容だけでも。もう神頼みしかないのだから。

 オランダ 4-0  アンドラ
 チェコ 4-1  アルメニア
 フィンランド 5-1  マケドニア


予選グループ1 現在の戦績
TEAM 得失 勝点 昇降
オランダ 10 9 1 0 25:3 28
チェコ 10 8 0 2 32:10 24
ルーマニア 11 7 1 3 19:10 22
フィンランド 10 5 1 4 21:15 16
マケドニア 11 2 2 7 11:24 8
アンドラ 11 1 2 8 4:31 5
アルメニア 11 1 1 9 6:26 4

オランダにチェコを沈めてもらうしかありません

9月3日 コンスタンツァ

  2006年W杯欧州予選 第11戦

チェコ戦

  
 ドリネル・ムンテアヌがついにルーマニア代表キャップ数単独歴代1位に。そして予選突破第1条件のチェコ戦をクリア。ムトゥが2戦連続2得点。いいことだらけで運を味方につけられるか?

ゲオルゲ・ハジ・スタディオン
ルーマニア 2 10 0 チェコ
10
A・ムトゥ
A・ムトゥ
27
58
ボグダン・ロボンツ
コスミン・コントラ
ガブリエル・タマシュ
クリスティアン・キヴ
ラズヴァン・ラツ
オヴィディウ・ペトレ
ドリネル・ムンテアヌ
(71分 パウル・コドレア)
フローレンティン・ペトレ
(53分 ヴァレンティン・バドイ)
ラズヴァン・コチシュ
アドリアン・ムトゥ
(87分 ゲオルゲ・ブクル)
ヨヌーツ・マズィル
GKGK
DF
DF
DFDF
DFDF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFFW
MFFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
ペトル・ツェフ
ズデネク・グリゲラ
レネ・ボルフ
(59分 トマシュ・シヴォク)
トマシュ・ウィファルシ
マレク・ヤンクロフスキ
(14分 ズデネク・ポスペフ)
カレル・ポボルスキ
ヤン・ポラク
マレク・ハインツ
(75分 トマシュ・ユン)
ウラジミール・スミチェル
ヤン・コラー
ミラン・バロシュ
ヴィクトル・ピツルカ 監督 カレル・ブリュックナー
4-2-3-1フォーメーション 4-4-2フォーメーション
警告
ヴァレンティン・バドイ
クリスティアン・キヴ
オヴィディウ・ペトレ
63
69
77
ベンチ
ゲオルゲ・クルカ
アドリアン・イエンクシ
ティベリウ・バラン

ニコラエ・ディカ
ヤロミール・ブラゼク
ルドルフ・スカチェル
トマシュ・ヒュブシュマン
ダヴィド・ロゼフナル


プレイバック・オブ・ザ・ゲーム

 予選突破に向けてすでに後がない状態において若手を起用してこの試合に臨んだルーマニア代表は、近年TV放送のあった試合では見ることのできなかった積極的な戦いを披露。

 試合序盤、チェコのヤン・コラーがヘッドで狙うが、これはゴール脇へ逸れていった。ホームのルーマニアもヨヌーツ・マズィルがゴール前6メートルの位置からミドルを狙うなど、チェコ=ロングボール、ルーマニア=パスゲームという図式で鬩ぎ合いは続いた。そんな中でむかえた前半28分、左サイドのラツからのクロスにDFラインの隙間に飛び込んだムトゥが右足で合わせて、待望の先制点を決めたのである。

 前半終了8分前には、チェコのヤン・ポラクが放ったシュートはゴール上隅に決まったと思われたが、ロボンツが神がかり的なセービングでこれを阻止して前半をリードのまま終了。

 後半には2分にバロシュの鋭いシュートをロボンツがブロックし、スミチェル、そしてコラーが再びゴールに迫るが、いずれも得点には至らなかった。チェコは同点を狙い、攻勢を強めていった。さらに60分にも、左サイドからグリゲラが入れたクロスに合わせたコラーのシュートも防いでいる。

 一方、リードしているルーマニアは、カウンター攻撃主体の試合を展開。すると58分に、この試合でルーマニア歴代トップの代表戦126キャップとなったドリネル・ムンテアヌが、コチシュへロングボールを送ると、これをコチシュが左サイドをえぐって深いところからムトゥに絶妙のパス。DFとの混戦状態の中、ムトゥは至近距離からヒールで合わせてゴールネットを揺らした。

 この勝利により、ルーマニアは暫定的にグループ1の2位に浮上、10月に行われるアウェーのフィンランド戦がルーマニアにとってグループ最後の試合となる。一方、敗北を喫したチェコは、まだ予選3試合を残しており、オランダに負けると仮定して、アルメニアかフィンランドのどちらかに引き分ければルーマニアが逆転でプレーオフ進出という奇跡が見えてきました。

ここ2戦で4発と、止まらないムトゥ

その他の結果
 アルメニア 0-1  オランダ
 アンドラ 0-0  フィンランド


予選グループ1 現在の戦績
TEAM 得失 勝点 昇降
オランダ 9 8 1 0 21:3 25
ルーマニア 11 7 1 3 19:10 22
チェコ 9 7 0 2 28:9 21
フィンランド 9 4 1 4 16:14 13
マケドニア 10 2 2 6 10:19 8
アンドラ 10 1 2 7 4:27 5
アルメニア 10 1 1 8 5:21 4

試合数の関係でようやく2位に。願わくばこのままの順位で...



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