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Romanian Soccer Today 2009.9 |
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9月9日 ブカレスト
2010年W杯 欧州予選グループ7 第8戦
・ |
ようやくマーラ切りが果たされて、1からの船出と見れば不思議と嫌ではないドロー |
・ |
ステアウア・シュタディオン
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ルーマニア |
1 |
0−0 |
1 |
オーストリア |
 |
1−1 |
ゲオルゲ・ブクル |
54
82 |
フランツ・シーマー |
ダヌーツ・コマン
クリスティアン・サプナル
ミレル・ラドイ
クリスティアン・キヴ
ラズヴァン・ラツ
パウル・コドレア
(72分 コスティン・ラザール)
ティベリウ・ギオアネ
ミハイ・ロマン
アドリアン・クリステア
(75分 ロメオ・スルドゥ)
ゲオルゲ・ブクル
チプリアン・マリカ
(78分 ヨヌーツ・マズィル) |
GKGK
DFDF
DFDF
DFDF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW |
ヘルゲ・バイヤー
フランツ・シーマー
アレクサンダル・ドラゴヴィッチ
パウル・シャルナー
クリスティアン・フシュツ
アンドレアス・ヘルズル
ヤシン・ペフリヴァン
ユリアン・バウムガルトリンガー
ヤコブ・ヤンチャー
(62分 クリストファー・トリメル)
エルウィン・ホッファー
(46分 シュテファン・マイアーホッファー)
ダニエル・バイヒラー
(73分 ロマン・ヴァルナー) |
ラズヴァン・ルチェスク |
監督 |
ディトマール・コンスタンティーニ |
4-4-2フォーメーション |
・ |
4-4-2フォーメーション |
・ |
警告 |
・ |
クリスティアン・キヴ(1枚目)
クリスティアン・サプナル(1枚目)
ゲオルゲ・ブクル(1枚目) |
61
73
75
79
84
87 |
パウル・シャルナー
クリスティアン・フシュツ
ヤシン・ペフリヴァン |
・ |
ベンチ |
・ |
コステル・パンティリモン
ヴァシレ・マフテイ
ドリン・ゴイアン
マキシミリアン・ニク |
/・ |
アンドレアス・シュランツ
マニュエル・オルトレヒナー
ギエルギ・ガリクス
アンドレアス・ウルマー
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前試合でルーマニアの4連勝とセルビアの3連敗がもたらす奇跡の予選突破という青写真が綺麗さっぱり消えたルーマニアは次の欧州選手権に向けてラズヴァン体制で仕切り直すと掲げながら予選組み合わせでのポッドで有利に進めるため、思い切った若返りを図らずに即戦力を平行して起用する策を取りながらもその象徴となる国内限定のファンタジスタであるマーラが予想通りに完全ブレーキとなり、ここまで3試合を無駄に過ごした。よってこの試合ではラズヴァンへの批判の原因のマーラをピツルカのように頑固に起用し続けるのか、または懐柔して若手のロマンに切り替えるかが第1ポイント。もう1つはぽっと出のスルドゥに代えて、多くの人が求める実績十分ながら代表ではずっと時間を与えられないブクルに90分間を任せる英断を下せるかが第2ポイントとなった。
まずは発表されたスタメンでは上記の懸念だったロマンとブクルが起用され、ラズヴァンはピツルカ同様の過ちを繰り返す頑固者なのかという問題はクリア。そして前節での累積により出場不可となったアポストルは残念だが、同等の能力のコドレアを起用。人材不足に陥っていた右サイドにサプナルが復帰とムトゥ以外は現在考えうるベストの布陣がようやく揃った。
前半が開始され一瞬の瞬きの間にすでにオーストリアのエリア内に急襲するルーマニア。荒削りながらここからしばらくは波状攻撃を繰り出して中盤を支配。ギオアネがボール回しの核でコドレアとマリカがサポートしながら、この日ついにスタメンの座に坐ったロマンの右サイドを中心にしてドリブル、より深くからのクロスとゴール前にチャンスを迎える。
防戦一方になったオーストリアはCKに逃げるのがやっとの状態が続き、8分にはCKからラドイがフリーでヘディングをかますもGKにキャッチというようにどこからも得点の匂いは感じられた。左こそサイドとしては不慣れなアドリアン・クリステアが消えていたものの、右のロマンが若さを武器に積極的に仕掛けて、ギオアネも攻守に渡ってバランスを取る。18分には平面のスルーパスにマリカが反応して完全なるGKとの1対1状態に。決めなくてはいけなかったシュートはGKに当たりまだ先制点は遠い。このあたりから得点の匂いというよりも攻めあぐねている印象が強くなっていく。
一方で守備においてはイケイケで右サイドの攻撃に参加しているサプナルの裏をカウンターで突かれて、ドリブルで右サイドを突き進むオーストリアの選手をラドイが追走する場面が多くなっていた。ここではラドイの守備能力とキヴのカバーのタイミングの良さ、そしてオーストリアのお粗末さでピンチにはならなかったため危機感は生まれずに済んだ。
前半の半分が過ぎても右サイドのロマンからのチャンスは多く築かれてクロスを量産する。しかしクロスの質は悪くないものの、中央での合わせにおいてはもの足りず、あと一歩、あと一歩の状況でいたずらに時間は過ぎていった。逆にカウンターで攻め込まれる場面も徐々に増えだして、質ではルーマニアの方に分があったが、チャンスの数ではオーストリアの攻撃も侮れなくなっていた。それはラドイが競り合いにあってラフプレーが見られるほどに熱くなっていたことが現状を象徴していた。前半終了。
後半には交代は無しで一転してオーストリアの攻勢でルーマニアはいきなりのピンチを迎える。中盤が押し込まれファウルによるFKが徐々に中央エリア付近に近づいてきてどうも失点の雰囲気が生まれる。これは精度の劣る攻撃で何度も助かった感があり、後半6分には余裕のボール回しからキヴとラドイが譲り合ってそのスキを相手FWにつけこまれて、長い距離をコマンと1対1という状況に。かろうじて戻ったラドイとコマンでなんとか防ぐもそれなりのFWであったら楽々のゴールシーンだったことは言うまでもない。
この悪い流れで試合の流れはわからなくなったが、ここで負の勢いを切ったのは「90分間の出場時間を与えれば必ずやゴールを決める」という評判ながらそのチャンスがいっこうに与えられなかったブクル。アドリアン・クリステアのCKにその低身長でマークが薄いと見るや、蹴りだしと同時に一気に走り出してニアサイドでフリーで強烈なヘッドをかまして先制。自身の能力を証明して見せた。
その後はリードと共に盛り返したルーマニアが攻めに転じてロマンがたびたびDFに削られる。このアグレッシブさはマーラとの比較をして監督の目にも新鮮に映ったことだろう。サイドに限らず中盤をコンパクトにまとめたルーマニアは左へ右へとポゼッションを保ち続け、ここまで消えていた左のアドリアン・クリステアも積極的にミドルを放っていく。スルドゥとマズィルという攻撃のコマを立て続けに投入して追加点を狙うルーマニア。
ただし後半36分に懸念であったCKからファーサイドにボールが流れ、ポジションを取っていたオーストリアDFのシーマーをサプナルがフリーにしてしまい、コマンがなんとか反応を見せるもその左手を弾いて同点のゴールが突き刺さる。攻めあぐねて油断のもとに失点という残念な結果になった。
焦りの見えるルーマニアの攻撃はいかんせん波状にはならず、1回1回スタミナ切れみたいなちぐはぐさは恒例の集中力の欠如からも明らかで、やはり攻撃的MFの位置で独力を打開できるプレイヤーの必要性が垣間見えることになった。得点の匂いもしつつ、持続せずにセットプレーからの失点の匂いというのはいまだ発展段階にあるチームにとってはまだ覚悟しなくてはいけない現実なのかもしれない。 |
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ロマンの活躍に光明が注ぐこれからの代表 |
その他の結果
フェロー諸島 |
2-1 |
リトアニア |
セルビア |
1-1 |
フランス |
現在のグループ7の戦績
TEAM |
試 |
勝 |
分 |
負 |
得失 |
勝点 |
昇降 |
セルビア |
8 |
6 |
1 |
1 |
16:6 |
19 |
 |
フランス |
8 |
4 |
3 |
1 |
10:8 |
15 |
 |
オーストリア |
8 |
3 |
2 |
3 |
11:11 |
11 |
 |
リトアニア |
8 |
3 |
0 |
5 |
7:8 |
9 |
 |
ルーマニア |
8 |
2 |
3 |
3 |
9:12 |
9 |
 |
フェロー諸島 |
8 |
1 |
1 |
6 |
4:12 |
4 |
 |
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もう落ちるとこまで落ちたと後世に残させるために何位でもいい。次回の欧州選手権のポッド分けのために即戦力とか言ってマ−ラを起用してしまうような愚行がなければ。そのポジションを若手に割いていればそれこそ将来のためだったろうに。あとこうしてみると格下に取りこぼした印象の今回は結局セルビアが強すぎた為、リトアニアとオーストリア2戦の勝利があっても3位だった事実。 |
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9月5日 パリ
2010年W杯 欧州予選グループ7 第7戦
スタッド・ドゥ・フランス
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フランス |
1 |
0−0 |
1 |
ルーマニア |
 |
1−1 |
ティエリー・アンリ |
48
56 |
O.G(ジュリアン・エスキュデ) |
ウーゴ・ロリス
バカリ・サーニャ
ウイリアム・ギャラス
ジュリアン・エスキュデ
パトリス・エヴラ
ラッサナ・ディアッラ
ジェレミー・トゥララン
ニコラ・アネルカ
ヨアン・グルキュフ
(73分 カリム・ベンゼマ)
ティエリー・アンリ
アンドレ・ピエール・ジニャク
(58分 フランク・リベリ) |
GKGK
DFDF
DFDF
DFDF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
MFMF
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW
FWFW |
ダヌーツ・コマン
ヴァシレ・マフテイ
ミレル・ラドイ
クリスティアン・キヴ
ラズヴァン・ラツ
ユリアン・アポストル
ティベリウ・ギオアネ ボグダン・マーラ
(61分 ミハイ・ロマン)
マキシミリアン・ニク
(77分 ゲオルゲ・ブクル)
ロメオ・スルドゥ
(86分 パウル・コドレア)
チプリアン・マリカ |
レイモン・ドメネク |
監督 |
ラズヴァン・ルチェスク |
4-2-3-1フォーメーション |
・ |
4-4-2フォーメーション |
・ |
警告 |
・ |
バカリ・サーニャ |
75
79 |
ユリアン・アポストル(2枚目・次節出場停止)) |
・ |
ベンチ |
・ |
スティーブ・マンダンダ
ロイク・レミ
エリック・アビダル
フローラン・マルダ
アルー・ディアッラ |
/・ |
コステル・パンティリモン
クリスティアン・サプナル
ドリン・ゴイアン
ヨヌーツ・マズィル |
|
ついにこの予選も7戦目となり、久々の大舞台となった欧州選手権本戦で予選通して言われていた攻撃陣のムトゥ頼みが限界を露呈した一方で、一定の評価を得たDFが今予選初戦リトアニア戦まさかの破綻を喫してホームで0-3の敗北から始まり、キプロス、フランス(結果としては善戦とも言えるが)での失態。巻き返しを図る大事なポイントとなったセルビア、オーストリア戦でこれまたまさかの2連敗で後がなくなったルーマニアがラズヴァン体制となって迎えた数字上の可能性はフランスの格下との対戦での取りこぼしよりもセルビアの3連敗での確率の方が高いという苦難の道。それ以前に前提条件となっているルーマニアのフランス、セルビアとの対戦を含む4連勝の第1難所となった今回はラズヴァン体制を包む賛否のプレッシャーを左右する一戦となった。
すでに召集段階でわかっているように、様々なメディアや我々のような日本のマニアにでも疑問符が付き始めている「結局はピツルカと同じように頑固で偏りのある選手構想では?」と思わせる攻撃的選手の選考により、将来についての期待度が薄いスタメンとなった。即戦力として召集しつつも、なんといっても一番足を引っ張り続けているマーラを再度スタメンに置き、ケガで離脱したものの召集していた結果の出ないロートルのダンチウレスクも然り。ここ最近の代表辞退でその存在の不要論さえ出てきていたムトゥが再びケガで直前離脱したことにより、この予選以前に代表の生まれ変わりが必須となっていった。
試合が開始され勝たなくてはいけないルーマニア同様に、プレーオフ免除の自力1位のためには勝たなくてはいけないフランスがそれ以上に攻撃的意欲を前面に押し出してくる。リベリ、ベンゼマを温存しているとはいえ、右アネルカと左アンリという世界的アタッカーを操るのも新星のグルキュフですぐさま小気味いいスピーディーなパス回しで翻弄されるルーマニア。特にフランスの守備的MFのディアッラが好調でボールを保持するや否や、タイミングの合った前よりのロビングパスで右と左に供給しまくる。
サプナルとダナナエのコンディション不足により、右スタメンにピックされたベテランのマフテイを弱点と見るやフランスは左サイドに重点的を置き、アンリがガンガンに仕掛けまくる。またさすがホームの勢いでポジションとらわれない柔軟な攻めを見せるフランスはグルキュフも左から攻めかかり、中央のアンリにボールが渡ると放たれた鋭いシュートはコマンのビッグセーブでCKに逃れた。
前半13分になってもポゼッションはフランスで、ルーマニアは防戦一方。たまの攻撃はカウンター主体にならざるを得ず、たとえ前線にボールが届いたとしてもツリー型の1トップを形成してるスルドゥ1人ではなにもできない。一方のフランスはこの日はグルキュフよりもディアッラが攻撃のタクトを振り、サイドのワンタッチプレーや個人技でテクニック面で明らかな違いがあることを見せ付けてくる。16分のFKにはアンリがヘッドで合わせてコマンのワンタッチがなければ失点というシーン。アネルカは長身かつ美しいストライドでラツをキリキリ舞いにさせて中央に切り込んでくる。左サイドのラツもオーバーラップしたサーニャにやられロングシュートを打たれるなど、ようするに右のマフテイを弱点として捕らえていたのではなくどこからでもその攻撃が脅威であることを早々に知らしめた。
ここまでサイドの実力差は覆し難いものだったが、なんとかキヴとラドイの黄金コンビそしてコマンが鉄壁を表現させる動きで緊張を保っていた。また守備に偏重していたがギオアネとアポストルも悪くはなく、前試合での調子の悪さから控え降格かと言われていたアポストルはルーマニアにおいて唯一と言うべき攻撃の意思を持ち続け、カウンターへの切り替え時には素早いサイドへのパスが効いていた。
攻撃に関してはやはりフランスの両サイドがクロスを上げても、中央に切り込んでもチャンスを量産するため、ギオアネとアポストルがサイドと中央のケアで攻撃サイドのマーラとニクとの距離は広まるばかり。この二人の姿はしばらくピッチから完全に消えていた。マーラはアポストルの右サイドへの散らしに時たま映るが、そもそもスピード不足によって追いつくのもやっとの状態であり、ボールキープしたとしてもそこから独力で切り抜ける能力は国内リーグ限定のものであって、フランスには当然のように通用しない。攻守においてスタメンの1枠を無駄に消費していたことは監督ももはや感じ取ったと期待したい。
そのガチガチ守備の物量勝負によって決定的なところではセンターとコマンの砦が守り凌いでいたルーマニアに前半唯一の決定的チャンスが訪れたのは終了間際の41分、守りきったボールをギオアネが右サイドに長めのフィードを送るとマリカがトラップし得意のゴールライン際でDFを交わす。中に切れ込んだマリカは角度のない状況で相手GKと1対1になったが、中央にはフリーでスルドゥが待ち構えるという絶好機。しかしパスが渡るやいなや放ったスルドゥのシュートは後ろから強襲してきたフランスDF二人のプレッシャーもあって残念ながらポスト左へと流れていった。なんとか0-0で前半は終了。
後半が開始されても無駄な1コマとして君臨していたマーラを依然と続行させるラズヴァン。この戦況かまわずに頑固ともいえる判断に忌まわしきピツルカの幻影を見つつ、後半3分にルーマニアの鬼門とされている試合の切れ目直前直後の集中力の問題がまたもや露呈した。
前半に度重なるフランスのサイド攻撃をなんとかCKに逃れるという光景から失点は時間の問題となっていた懸念はアンリにヘディングで合わされ現実に。DF自体は多く密集してマークはしていたが、まずアネルカのヘッドに合わされたこぼれ球に対するリアクションには動きが止まり、抜け目ないゴールハンターのアンリに素早くやられた恰好となった。オフサイドではという見方も多くあったが、ここはフランスを褒めるべきか。特に論議する場面ではない。
これで前のめりにならざるを得なくなったルーマニアはことごとく通用しないマーラの右サイドに所属のウニレアではこのポジションも務めているアポストルが頻繁に姿を現し、ついに後半11分にオーバーラップしていたマフテイとのパス交換で右サイドのDFを交わしたアポストルがエリア中央にクロスを上げるとフランスのCBエスキュデが処理を誤り、そのままオウンゴールに。形はともあれここまで攻守に活躍してきた伏兵の積極さが同点に繋がった。
チャンスの数では圧倒的ながら攻めあぐねてイライラが感じられたフランスはついにリベリを投入し、ここから怒涛の攻撃が予想された。すぐさま1分後にはオフサイドと判定されたものの、左クロスからのアンリのヘッドでネットを揺らされたルーマニアはついにというか遅まきながらマーラを下げてロマン投入という最近のトレンドを展開。この転機によりルーマニアが吹き返し、しばらく互角のシーソーゲームになっていった。
ようやく中盤でキープできるようになったルーマニアはマリカがキープしたボールがロマンに渡るとドリブルでエリア内に侵入しながらDF二人を翻弄する。シュートはGKにキャッチされたが、ロマンの生き生きとしたプレーが印象に残っている。フランスはリベリの突破から中央に一気に攻めかかり、アンリへのパスからのチャンスはキヴがすんでのスライディングでクリア。また右サイドからのドリブルを仕掛けるアネルカがスルスルとルーマニアDFを次々と抜き去り、ピンチを迎えるもアポストルのファウルで難を逃れた。
後半32分にはブクルが投入され、やはり本来入れるべきメンバーが揃ったルーマニアは活気付いてくる。決定的な場面で言えば相変わらずフランスの方が多かったが、たとえサイドが崩されてもキヴの集中力の切れない最後の砦っぷりはさすがで、その以上にコマンのスーパーセーブが意地を見せ付けた。勝たないといけないという両チームの危機感は十分に伝わるほどの一進一退が続いたまま試合は終わりを告げた。
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ロボンツと共に同年代に降り立った双璧 |
その他の結果
現在のグループ7の戦績
TEAM |
試 |
勝 |
分 |
負 |
得失 |
勝点 |
昇降 |
セルビア |
7 |
6 |
0 |
1 |
15:5 |
18 |
 |
フランス |
7 |
4 |
2 |
1 |
9:7 |
14 |
 |
オーストリア |
7 |
3 |
1 |
3 |
10:10 |
10 |
 |
リトアニア |
7 |
3 |
0 |
4 |
6:6 |
9 |
 |
ルーマニア |
7 |
2 |
2 |
3 |
8:11 |
8 |
 |
フェロー諸島 |
7 |
0 |
1 |
6 |
2:11 |
1 |
 |
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これで残り3勝してもルーマニアは勝点17。すでに1位のセルビアには届かず、2位のフランスはセルビア、フェロー諸島、オーストリアとの対戦。17ポイントを基点に考えるとフランスに1勝されただけで並ぶことになる。今回は当該の対戦ではなく、得失点なのでルーマニアは大量得点で勝たなくてはならない。まぁ、そんなことよりフランスがフェローに勝ってオーストリアに分けるというすでに鉄板の条件ですの望みもないのですがね。 |
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9月1日 イタリア
ロボンツがASローマにレンタル加入
移籍マーケット最終日の今日、ついに噂のあったディナモ・ブカレスト所属のルーマニア代表ボグダン・ロボンツのASローマ移籍が決まりました。
ロボンツは1年間のレンタルで3年間の買取オプション付きの契約になります。現在はケガでリハビリ中ですが、ASローマはGKが弱点とされていたこともあり、共に良いチャンスを得たと言って良いのではないでしょうか。
『ローマ移籍は私が望んでいた以上のものです。強豪のクラブといっても差し支えないのは周知のことです。ディナモではファンに支えられ良いシーズンを過ごすことができました。この移籍も理解してくれるものと望んでいます。』
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9月1日 スペイン
ダンチウレスクが2度捨てる代表の座
現在ルーマニア代表に名を連ねているディナモ・ブカレストのイオネル・ダンチウレスクはスペイン2部リーグのヘルクレスに移籍することが決まったようです。
今シーズンこれで11人目の新加入選手を抱えることとなったヘルクレスを率いるのはかつてディナモを率いていたエステヴァン・ヴィーゴで、彼の強い希望により交渉は進められたようです。しかしダンチウレスクはステアウアとのダービー戦後にフランス戦の代表合宿初日に負傷してしまい、前途多難となっています。
ダンチウレスクはかつて1997年にトルコのアルタイ・イズミルに海外初挑戦しましたが半年で断念。その後は国内でゴールハンターぶりを発揮して、2004年には代表にも選ばれるようになりました。しかし国内選手ながらルーマニア最優秀選手に選ばれた直後に金の誘惑で中国リーグに移籍し物議をかもし、長らく代表の門戸は閉ざされていました。帰国後の4年間の活躍でようやく32歳となった最近に代表へと選ばれましたが、このいちおう現役代表のポジションはまた同じ失敗を繰り返すのか注目を浴びています。しかし前回の「現役代表が中国へ」と形は似ている「現役代表がスペイン2部へ」という展開はダンチウレスクの年齢からか今回はどうでもいいでしょう。
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9月1日 ブカレスト
2010年W杯欧州予選 第7試合フランス戦
・ |
ルーマニア代表のラズヴァン・ルチェスク監督は来月5日に控えたW杯予選第7戦フランス(アウェー)、9日の第8戦オーストリア(ホーム)の国内メンバーを発表しました。
なお、召集されて合同練習までは参加していたダンチウレスクは負傷して初日で離脱。代わりに同じくディナモのアドリアン・クリステアが召集されています。他の国内組は怖いくらいに不動のメンバーと化しています。前回の海外組では名前が挙がってなかったヨヌーツ・マズィルがリーグの好調を評価され追加で召集。
結局ダンチウレスクは離脱したものの、新監督の構想にはあいかわらず国内限定のロートルが入っている模様。当初から疑問視されている中で、実際のチャンスでもそれを証明してしまうプレーぶり。そろそろ起用説明がないと前監督同様に厳しいか。ブクル、スタンク等の実力者を差し置いてのダンチは問題外ですが、右のマーラは若手のロマンと安定のニコリツァ以上の評価というのが意見が分かれるところです。個人的にはユース代表のトルジェを望むところであります。 |
・ |
GK |
所属 |
生年月日 |
|
CAP |
ダヌーツ・コマン |
FCブラショフ |
1979.03.28 |
(30歳) |
10/0 |
コステル・パンティリモン |
FCティミショアラ |
1987.02.01 |
(22歳) |
2/0 |
チプリアン・タタルシャヌ |
ステアウア・ブカレスト |
1986.02.09 |
(23歳) |
0/0 |
DF |
|
|
|
|
クリスティアン・キヴ |
インテル(ITA) |
1980.10.26 |
(28歳) |
65/3 |
ラズヴァン・ラツ |
シャフタル・ドネツク(UKR) |
1981.05.26 |
(28歳) |
57/1 |
ミレル・ラドイ |
アル・ヒラル(S.A) |
1981.03.22 |
(28歳) |
54/1 |
ドリン・ゴイアン |
パレルモ(ITA) |
1980.12.12 |
(28歳) |
28/5 |
ミハイツァ・ネシュ |
ユトレヒト(NED) |
1983.02.19 |
(26歳) |
7/0 |
クリスティアン・サプナル |
FCポルト(POR) |
1984.04.05 |
(25歳) |
4/0 |
ヴァシレ・マフテイ |
ウニレア・ウルジチェニ |
1981.01.01 |
(28歳) |
5/1 |
マリウス・コンスタンティン |
ラピド・ブカレスト |
1984.10.25 |
(24歳) |
4/0 |
MF |
|
|
|
|
パウル・コドレア |
シエナ(ITA) |
1981.04.04 |
(28歳) |
40/1 |
ティベリウ・ギオアネ |
ディナモ・キエフ(UKR) |
1981.06.18 |
(27歳) |
13/2 |
マキシミリアン・ニク |
ヘルタ・ベルリン(GER) |
1982.11.25 |
(26歳) |
2/0 |
ボグダン・マーラ |
CFRクルージュ |
1977.09.29 |
(30歳) |
9/2 |
コスティン・ラザール |
ラピド・ブカレスト |
1981.04.24 |
(28歳) |
8/0 |
アドリアン・クリステア |
ディナモ・ブカレスト |
1983.11.30 |
(25歳) |
6/0 |
ミハイ・ロマン |
FCブラショフ |
1984.11.16 |
(24歳) |
2/0 |
ユリアン・アポストル |
ウニレア・ウルジチェニ |
1980.12.03 |
(28歳) |
2/0 |
FW |
|
|
|
|
アドリアン・ムトゥ |
フィオレンティーナ(ITA) |
1979.01.08 |
(30歳) |
65/29 |
チプリアン・マリカ |
シュツットガルト(GER) |
1985.10.02 |
(23歳) |
33/12 |
ヨヌーツ・マズィル |
アーセナル・キエフ(UKR) |
1982.02.09 |
(27歳) |
10/2 |
ロメオ・スルドゥ |
ステアウア・ブカレスト |
1984.01.12 |
(25歳) |
1/0 |
|
|