Romanian Soccer Today 2009.1
1月31日 フランス

  結局昨季の繰り返し。ケシェル再度2部へ

 ナントで出場機会を得られていないルーマニアユース代表クラウディウ・ケシェルはフランスリーグ2部のトゥールへのレンタル移籍が決まりました。シーズン終了までの6ヵ月契約。

 トゥールは現在2部で9位の順位になっており、上位進出のためにケシェルの得点能力に目をつけた模様。ケシェルは昨シーズンにレンタル先のリブルンで14試合9得点を決めて、今季はナントに復帰しましたが、出場機会はすべて途中交代に限られて1ゴールしか記録していません。それで昨季のようなゴールラッシュを期待しての獲得のようです。

 最近のケシェルについては元代表ボローニ率いるベルギーのスタンダールや同じくフランス2部のアミアンからも同様の半年レンタルの打診がありましたが、トゥールに決定した経緯については明らかにはなっていません。
1月31日 ドイツ

  マリカの得点はオウンゴールと裁定

 今節行われたブンデスリーガ18節で3週間前に太ももを負傷して長らく欠場していたシュツットガルトのルーマニア代表チプリアン・マリカがスタメンで出場し、見事勝利に貢献しています。

 ボルシアMGをホームに迎えたシュツットガルトは負傷明けのマリカをスタメンで投入。前半はスコアに動きはありませんでしたが、後半22分に右からの強烈なショットが相手DFを弾いてゴールネットに吸い込まれました。その後ゴメツが追加点を決めた後にマリカは御役御免としてピッチを退いています。

 しかしこの1点目のゴールは公式にはオウンゴールとして記録されてしまいました。確かにDFに当ってというよりも、ちょっとDFがもたもたファンブルした感はあったのでしょうがないです。それでも結果が求められていたマリカにとっての印象は良くなったでしょう。

 また他の試合ではケルンの元代表のセルジュ・ラドゥが先制点を記録。この後に同点にされてしまいましたが、良いアピールになったのではないでしょうか。特にケルンは現ドイツ代表エースのポドルスキがバイエルンから入団内定となっているので、スタメンから弾かれないようがんばって欲しいものです。
1月30日 ブカレスト

  ブカレストにファイナルがやってくる

 このたびUEFA理事会の決定により、2012年のUEFAカップ決勝のスタジアムが現在建設中の国立競技場に選ばれたようです。これはルーマニアで初の欧州大会決勝となります。

 5万5千人が収容できる新しいスタジアムは2010年11月までには完成する予定で、2006年のドイツ・ワールドカップ前に建設されたフランクフルト・スタジアムと同様の構造を持ち、開閉式の全天候型になるようです。当然ルーマニア代表のホームスタジアムになる他、クラブでも国内外の試合で使用していく構想になっています。

 2007年に解体された旧国立競技場跡地に建設中されているこのスタジアムはルーマニアで最大のものとなります。旧国立競技場は1953年に半年間の突貫工事で建設されたもので、旧建国記念日から8月23日スタジアムと名付けられて、8万人を収容可能な世界的にも最大級のものでした。1953年に国際ユースフェスティバルの会場に、1981年には世界ユニバーシアード大会の舞台にも選ばれています。ルーマニア代表の試合もほとんどここで行われています。

 1989年の革命後、その名前はオリンピック円盤投げ金メダリストのリア・マリノウを追悼した、国立リア・マリノウ・スタジアムと変えられ、全席指定の5万5千人収容規模に縮小されていました。最後に行われた試合は記憶にも新しいアルバニアとの2008年欧州選手権予選最終戦で久々の大舞台に向けて6-1の大勝を収めました。
1月29日 ベルギー

  ケシェルを欲しがるボローニ

 ディカ同様に出番が限られているナントのルーマニアユース代表クラウディウ・ケシェルには現在フランス2部のトゥーンとアミアンからレンタルの打診が来ていますが、ここに元ルーマニア代表ラディスラウ・ボローニ率いるベルギーのスタンダール・リエージュが加わるようです。

 また国内のヴァスルイもまた獲得を検討しているようですが、海外でのこだわりが強いためこちらはなさそうです。

 ケシェルは2003年からナントに所属していますが、最近は戦力と見られていないフシがあり、昨年はリブルンにレンタル放出。今季復帰したものの結局は数試合に出場しただけで元の木阿弥になっています。本人はベルギー1部への魅力を感じていますが、クラブとしては2部へのレンタルが濃厚らしいです。
1月28日 ベルギー

  魅力あるオファーがないディカ

 現在シーズン後半の生殺し状態も決まったようなもののカターニアのニコラエ・ディカのもとにベルギーのクラブ・ブルージュからオファーがあった模様。

 ブルージュはリーグの上位につけていますが、優勝を狙うため有能な司令塔を探していました。そこで白羽の矢がたったディカには6ヵ月のレンタル、そして買取オプション付きという提示をしているようです。さすがにカターニアに鳴り物入りで入団しながらその能力を疑問視され出場機会を得られていないディカには過度の期待は禁物だということなのでしょう。

 ベルギーと言えば、06-07シーズンにチャンピオンズリーグには所属していたステアウアでスタンダール・リエージュと予備予選を戦って勝利し、10年ぶりに本戦に到達できた良い相性があります。その年の本戦では6試合4得点を記録したディカの現在はどこに到着するのでしょうか。
1月25日 イタリア

  まだまだイタリアで通用するコドレア

 イタリア・セリエAのシエナに所属しているルーマニア代表パウル・コドレアは同クラブとの新しい契約が無事に締結したようです。これによれば2012年までという高評価を得ています。

 コドレアは00-01シーズンに国内のビッグクラブを経ずにアルジェシュ・ピテシュティからイタリアに挑戦したという稀なケースでありました。そのイタリア生活の前半をジェノア、パレルモといったセリエBを主戦場とする苦労人でしたが、着実に成長していったために3年前からはセリエAのチームでスタメンとして、キヴやムトゥの影に隠れてはいるもののイタリア3番目の男として代表でも常に戦力として計算されています。

 すでに現在までにキヴの6年、ムトゥの8年を越えて8年半という過去ルーマニア選手では最長の記録を作っています。もちろんその2人はインテル、ユベントス、ローマといったビッグクラブでの在籍年数ですが、コドレアはジェノア、パレルモ、ペルージャ、トリノ、シエナといった中堅であり、かつAでは4年半ということになってしまいますが、地味ながらこのイタリアでオファーを絶やさずに活躍している姿は賞賛に値するものです。
1月20日 スペイン

  代表守護神ロボンツは海外レベル

 まだ噂段階ではありますが、スペインリーグ中堅のヘタフェはディナモ・ブカレストのルーマニア代表GKボグダン・ロボンツに興味を持っているようです。

 所属している同僚のコスミン・コントラの推薦であることはもちろんですが、金銭的に余裕のあるクラブではないヘタフェはシーズン終了までの6ヵ月レンタルでの獲得を狙っているようです。

 ロボンツは実力は申し分なく、代表でも鉄壁振りを披露しているのですが、06/07シーズンに所属クラブのフィオレンティーナの方針で第2GKにされてから、機会を求めて一時的に国内の古巣ディナモに戻っていました。そして常にオファーが舞い込む中でなぜか実現せず、すでに2年が過ぎようとしています。GKを弱点としている海外のクラブは多く存在するため、この実力からしてお買い得だとは思うのですが。
1月18日 イタリア

  パトラスクが昇格という経験を積みにセリエCへ

 報じられたところによると、セリエAのキエーヴォ・ヴェローナ所属の元代表ボグダン・パトラスクはセリエCのパドヴァへのレンタルが決まりました。実際はセリエBのピアチェンツァ所属で今シーズンからキエーヴォにレンタルされていたので、2つ目のレンタル修行になります。

 『キエーヴォでは新しい監督になってからは出場のチャンスが与えられませんでした。パドヴァを選んだのはクラブのプロジェクトに賛同できるものがあったからです。今年はここで奮闘してクラブのセリエB昇格に貢献したいものです。それができればプラスで2年契約のオプションも勝ち取れることになっています。もうピアチェンツァには戻りたくないですね。たとえレベルは違えどパドヴァはあと一歩で昇格を狙える位置につけています。一方、ピアチェンツァはつねにセリエBの下位に沈んでおり、残留争いというモチベーションしかないクラブですから。』

 パドヴァは現在Cで上位との差が6ポイントで6位。ピアチェンツァは早くもいつもどおりの下位になっています。ちなみに今シーズン2試合しか出れなかったキエーヴォはAの下から2番目です。
1月17日 スイス

  忘れられた男、スイスで再起を図る

 冬の期限で所属のCFRクルージュとの契約が終わった元代表のダニエル・オプリツァはスイスリーグのアーラウと6ヵ月短期契約を結びました。

 オプリツァは今季UTAからスペインの3部リーグに移籍していましたが、3試合に出場しただけで国内の強豪CFRクルージュに短期で迎えられていました。

 しかし結局は出場はないまま今回また短期でのスイス修行となりました。すでにチームのトレーニングキャンプには参加していて国内リーグのライバルであるウィルとトゥーンとの練習試合もこなしてのテスト合格となったようです。
1月17日 ブカレスト

  ラドイが理解不能のサウジ移籍

 ステアウアのシンボルであるミレル・ラドイは移籍金最高金額600万ユーロという記録と共に涙ながらにサウジ・アラビアのアル・ヒラルへの移籍に合意しました。3年半契約のようです。

 『私はステアウアでアンタッチャブルな存在というわけではない。ただ単にいつなんどきもピッチにたてば常に全力でプレーしてきた一人の選手であるということだけなんだ。チームメイトと別れるのは悲しいことだが、ついにその時が来てしまったんだ。』

 ラドイはステアウアで3度のリーグ優勝、2度のスーパーカップ、クラブ10年ぶりの念願のチャンピオンズリーグにも3度導き、クラブだけでなくリーグの象徴として君臨してきました。逆に言うとキヴやムトゥなどと同様の実力を持ちながら、国内で井の中の蛙とも形容されてもいました。2004年以来はケガにも苦しみ、累計13度のケガを経験、トータルすると1年以上はピッチに立てなかった計算になります。その中でも05/06シーズンにステアウアがUEFAカップでベスト4になった時は、無理な出場がたたって終盤は出れなかったことが今でも悔やんでいるようです。

 このようなケガにもかかわらずラドイはステアウアで186試合12得点を記録。欧州戦ではラカトシュに次ぐ53試合に出場しています。もちろんその実力でケガがちながらも代表戦には49試合出場。またまた稀な顔面強打というケガで2試合しか出れませんでしたが、初の大舞台として2008年欧州選手権で世界的評判も得ています。
1月16日 スコットランド

  未熟さを露呈したコピルが帰国

 スコットランドに渡ってハーツのユースチームに所属していたドゥミトル・コピルはクラブを退団し、国内に戻ることが決まったようです。

 国内にいた頃は16歳にしてその能力はロナウジーニョ級ともてはやされた彼ですが、昨季の始めにはホームシックになってクラブに無断で国内の家族の元に戻っていました。ハーツ側は厳しい罰則を与えずに将来の貴重な戦力として引き止めていましたが、精神的な未熟さがプレーよりも先に注目になっている選手というのが否めません。

 『ハーツはクラブに留めておきたいとしていましたが、彼自身がすでになにもかもハッピーに感じられなくなっていたので止むを得ませんでした。私としては新しいクラブを一生懸命探していきますが、彼にとってはしばらくは家族に近いところがベストでしょうね。』−アドリアン・シュテファネスク代理人
1月16日 ウクライナ

  マズィルのドニプロ生活が終わる

 高額な移籍金でウクライナのドニプロに入団したものの、全くと言っていいほど戦力にはなっていない元ルーマニア代表のヨヌーツ・マズィルは同じくウクライナのアーセナル・キエフへの半年レンタルが決まったようです。

 マズィルへは故国のルーマニアリーグのFCブラショフ、CFR、ラピド・ブカレストもオファーを出していましたが、資金力と本人のウクライナ残留の意思のため交渉はまとまりませんでした。元々は国内で復活という最近のブームに乗るということから古巣のラピドが有力とも言われていて、ラピドの会長も今回のことは残念に思っています。

 マズィルはスポルツールで得点王に輝き、移籍したラピドでも活躍を見せていたことから当時は代表のピツルカ監督にも気に入られていました。そのポジションは安泰と思われましたが、ウクライナ移籍早々にケガをしてしまい、プレーする機会が少なくなり当然のように代表も縁遠くなっています。
1月12日 ドイツ

  マリカが負傷離脱

 シュツットガルト所属のルーマニア代表チプリアン・マリカはポルトガルでの練習中に左太ももを負傷し、ドイツに戻って治療を受けることになったようです。

 マリカはポルティマオで行われた練習で負傷し、すぐにメディカルスタッフの手当てを受けましたが、肉離れを起こしたと模様。長期の離脱になる見通しですが、正確なことはさらに検査を行ってから判明するようです。2月に行われるUEFAカップ決勝トーナメント1回戦のゼニト・サンクトペテルブルク戦の出場は厳しい模様。マリカは今季、UEFAカップで5試合2得点を記録し、ドイツ・ブンデスリーガでは13試合に出場しています。
1月11日 ドイツ

  クルテアンはヘルタ行きが濃厚

 ガス・メタン・メディアシュで今シーズン目覚しい活躍を見せているアレクサンドル・クルテアンは現在ブンデスリーガ3位のヘルタ・ベルリンからオファーを受けており、来週には移籍が完了する予定らしいです。

 クルテアンは右でも左でも類まれなテクニックを持つ選手で特にフリーキックにおいては国内でもナンバー1と言われています。今季すでに7得点を記録しています。ヘルタの監督も近々有能なMFを獲得するということを公式にアナウンスしており、相思相愛といったところでしょうか。

 しかし交渉は今夏に一度行われていて直前で締結されませんでした。内容に関しては30万ユーロということまでは判明していました。入団時期は今シーズン終了後なのではとも言われています。その時は残りのシーズンの活躍によって金額はプラス100万ユーロされるといわれていたので、もちろん現在は130万ユーロ以上ということです。

 またクルテアンには国内他からオファーはたくさんあり、ステアウアを始め首都クラブが虎視眈々と狙っています。その中で中堅のヴァスルイが破格の80万ユーロと2人の選手を提示していますが、あっさりと断られています。クラブも海外へ送り出すことを第1に思っていることと、本人の海外志向が強いためタイミング次第でヘルタ行きは可能性大でしょう。
1月8日 ロシア

  ロポタンをめぐる移籍テーブルは動かず

 現在噂されているディナモ・ブカレストのアドリアン・ロポタンのディナモ・モスクワへの移籍は大詰めを迎えているとクラブの幹部が語っているようです。しかし最終段階でスローダウンしていることも公にしています。

 現在の隔たりは300万ユーロの隔たりとディナモが主張する将来の移籍金の15%の譲渡と言われていますが、さらにロシア側はVATと言われる60万ユーロの税金支払い義務を承認することは考えておらず、交渉は長引くか潰れる公算が高いとも見られています。

 ディナモ・ブカレストは今日にでもモスクワが良い返事を示してくれることを望んでいますが、焦ると交渉はうまく行かないのが個々最近の移籍事情なのです。
1月8日 イングランド

  ラドイをしつこく求めるポーツマス

 現在、インテルへの移籍がいつ実現するかが注目になっているステアウアのミレル・ラドイに新しくイングランドのポーツマスが獲得に名乗りをあげています。

 ポーツマスはこのルーマニア代表に450万ユーロを提示していると言われています。ちなみにポーツマスは2006年にも魅力的なオファーをラドイに対して出しておりますが、ベカリ会長の無理難題により一蹴されていました。しかし今回においてはラドイ自身もステアウアでの限界を感じており、クラブも世代交代を推し進めていくためにクラブのシンボル放出もやむなしとしているため、どこかに決まる可能性もあります。

 またベルギーのスタンダール・リエージュとイタリアのフィオレンティーナもまたターゲットにしているようです。しかし今夏に移籍直前までいった相思相愛のインテルの動向次第といったところです。前回はDFの余剰人員を多く抱えていることから破談となりましたが、インテルはマテラッツィやブルディッソといったDFをトレード要因として攻撃的選手を獲得する噂が立っているだけに冬にもインテル入りという可能性が高いからです。
1月7日 イタリア

  アホの幹部の楽観視

 来たるクロアチアとの親善試合がステアウアの本拠地であるゲンチャで行われるため、近年悪しき習慣として知られるステアウアサポーターの代表エースであるアドリアン・ムトゥへの卑劣なブーイングが心配される中、ルーマニアサッカー協会のジェネラル・ディレクター、ヨヌーツ・ルペスクは問題無しとしているようです。

 『首都開催では問題ありと言われている中でゲンチャを選んだのは我が国で唯一の地下熱構造のスタジアムだからです。ルーマニアの2月と言えば寒い時期ですし、雪が降る可能性すらあります。ムトゥに対するリスペクトの無いヤジも懸念されていますが、すでに彼は代表でのロシア戦、ベラルーシ戦、モンテネグロ戦を戦っています。だからもうそのようなヤジには慣れているでしょう。どちらにせよさほど問題にすることではありません。影響を受けているとも思えません。』

 私としては相変わらずの腐れっぷりとしか形容できませんね。たしかに気温対策としては挙げられますが、その後のコメントがバカすぎます。なんでこう思慮深くできないのだろうか。3つの試合で慣れているというのではなく、問題はその3つの試合すべてで試合後に選手から批難が出ているということを忘れているのでしょうか。すでに終焉に向かっている問題ではなく、4つ目の同じ過ちの繰り返しになる可能性が高いということが気温の問題より低いものとは到底思えないのです。
1月6日 イタリア

  キヴが語る2009年

 ルーマニア代表キャプテンのクリスティアン・キヴは来たるセルビアとオーストリアとの決戦は予選突破において、負けることの許されない重要な1戦になるとルーマニア紙「sport.ro」の電話取材に答えました。

 『この連戦は決勝戦のような意気込みで臨まなくてはいけない。まさにここでの6ポイントが死活問題になるでだろう。逆に言えばリトアニアに負けて、フェローに苦しみ、フランスに2点差をひっくり返された今までの汚名を一気にチャンスにまで繋げることも言えます。セルビアに対しては昨年の時期に対戦がなくて良かったんじゃないかな。なぜならその頃のセルビアは好調を維持していたし、我々は不調の極みでしたから。それが結果に表れていますしね。』

 また2009年に掴みたいことについては
 『全てだね。スクデット、チャンピオンズリーグ、そしてカップ戦も制したいね。モウリーニョはインテルでのトロフィーを本当に欲しがっている。彼は野心家であり、できるだけ多くの栄光を掴みたいと常に考えているんだよ。そして自身についてはなんと言っても僕とアデリーナの娘が2月下旬に生まれることが楽しみだね。もしその頃にトレーニングキャンプをおこなっていたら、すぐに離脱して出産に備えるつもりだよ。家族のことが一番大事なのは当然なことだ。』
 
1月2日 イタリア

  ディカはまだ留まるべき運命

 今季期待されながら入団したにもかかわらず、ここまで十分なチャンスを与えられていないディカはこの冬にもルーマニアへ出戻るだろうと言われ本人もそれを望んでいるようですが、容易には帰れないようです。

 『我々の10番はカターニアでの将来を我慢強く考えて欲しい。私は何度もディカと話し合いをしました。まだルーマニアに帰るのは時期尚早だと。まだ私は彼の実力をかっている。必ずや後半戦には重要な戦力となるだろう。』−ワルター・ゼンガ監督

 『ディカに対してルーマニアからいくつかオファーが来ているのは確かだ。しかし興味をそそるものは一つもない。彼は適正な価格でしか放出はしない。おそらくはまだこのチームにいることになるだろう。』−ピエトロ・モナコ会長
1月1日 ウクライナ

  非代表のギオアネが相応の評価

 先シーズン後半と今シーズン前半の活躍度による2008年のウクライナリーグのMVPが発表されました。これは毎試合の活躍点の平均ポイントによる評価で、1位にはディナモ・キエフのアテム・ミレフスキ(22試合・6.14)が、2位にはメタリストのジャクソン・コエリョ(28試合・6.05)、3位はディナモのオレクサンドル・アリエフ(23試合・6.04)、4位にディナモのイスマエル・バグラ(23試合・6.00)が入りました。

 そして5位には首位をひた走るディナモ・キエフのキャプテンであるティベリウ・ギオアネ(25試合・5.94)が当然のようにランクインしています。ちなみにバグラは18得点でトップ、ミレフスキは8アシストでこちらもトップ。アリエフとギオアネは共に9得点を記録しています。

 セリエAで活躍し続けるシュテファン・ラドゥという有望な後継者よりも代表監督からは上と評価されている左サイドのラズヴァン・ラツはベスト10にも入っていません。それでも左サイドポジションは切磋琢磨で安泰です。そして代表において慢性的人材不足と言われている守備的MFのポジションにまさにうってつけのギオアネがさすがのコンスタントな活躍を見せてくれました。まさに普通の判断基準である代表に呼ばれる最大の要因となるべくコンスタントな活躍を。

 様々な条件をクリアしていて、しかも望まれるポジションにこの人材がいれば、他国であれば諸手を上げて代表監督は喜ぶでしょう。「これで我がチームは良い補強が為された」と。ルーマニアの代表監督である意味不明の堅物以外は。召集しなくても強ければ文句も言われないものです。例えば前回の予選のような強さと団結があればあえて呼ばないという理由も存在します。しかし選手自身は万全な準備が整っていて理由も無く召集されず、そこにチームは格下相手にふがいない戦いですでに突破に黄色信号。これでは選手が浮かばれないでしょう。


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