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10月26日 トルコ トルコで甦るチェルナトの評価 ![]() ルーマニア人の監督が他国のリーグに就任した時は、そのチームにルーマニア代表クラスを3人ほど抱えるというのはすでにセオリーとなっていますが、今回は主にユース年代の若手をターゲットにしているようで、ご存知ディナモのトルジェ、そしてその相棒のアレクセ、ステアウアからはスタンクという将来性あふれる若手攻撃陣がガラタサライの命運を握るとされています。 もちろんトルジェにはドイツから熱烈なラブコールがあり、スタンクも同様に各国のターゲットとなっている現在では獲得の可能性は高くないと言わざるを得ず、ハジはさらにはフィオレンティーナのムトゥに加えて懐かしき元代表のチェルナトも候補に挙げていると言われています。 チェルナトと言えば若き頃に渡ったディナモ・キエフで10番を任されて、ギオアネと共にクラブのリーグ及びチャンピオンズリーグでの活躍が知られている選手ですが、キエフでの後期はケガで失ったスタメンを奪回することができずサブに降格し、代表でも2004年と2006年の予選こそ出場したものの、チームの攻撃がムトゥ頼みへの転換期だったためか14試合にしか出場していませんでした。 近年はキエフでの半ば飼い殺し状態を解消するも、移籍先がクロアチアリーグだったため終わった選手と思われていましたが、今季トルコの昇格クラブであるカラビュクスポルに移ると、開幕から全8試合にスタメン出場して弱小ながらリーグ6位を収めている好調の立役者となっています。注目されるのは得点ランキング6位となる5得点と5アシストを記録している個人成績で、スピードこそ衰えたと言われつつもトップ下の司令塔を十分に機能させているようです。 ・ |
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10月25日 イタリア ムトゥが暴行騒動を謝罪 ![]() しかしムトゥの弁護士たちの話によると、ムトゥが暴行を働いたのは人種差別的な侮辱を受けたからだという。弁護士たちは『ムトゥは何度も人種差別的な中傷を され、その挑発に乗ってしまった。それに、ローマで殺されたルーマニア人のようになると脅されもしたんだ。今の彼は落ち着いているよ。今朝もチームと練習し ており、選手としてやるべきことをやる準備をしている。もちろん、今回のことは、復帰直前だけに避けた方が良かったけどね。』と話しています。 そしてムトゥは25日、今回の一件について次のように謝罪の意を表明しています。 『起きたことは許してもらえないだろう。愚かにもあのケンカに巻き込まれることは、絶対にしてはいけなかった。だが自分は、挑発に乗ってしまったんだ。クラブとテクニカルスタッフ、サポーター、チームメートに対し、謹んで深くお詫びする。』 ムトゥは今年1月、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が見つかり、長期の出場停止を命じられていますが、処分は今週解け、次節カターニア戦から復帰できることになっているさなかのトラブルでした。 ・ |
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10月24日 イタリア 復帰間近のムトゥが暴行事件 ![]() ムトゥはフィレンツェ市内のバーで店員と勘定をめぐってトラブルとなり、店員を殴って鼻を骨折させ、さらに倒れた店員を蹴り飛ばしたという。店員は病院に運ばれて全治25日のケガを負い、被害届を出しているようです。さらにバーのオーナーは「それからムトゥは車に乗って出て行ってしまった」と話しています。 ムトゥは来週のカターニア戦でようやく復帰が可能となり、チームは一時最下位に落ちるなど不振にあえいでいることから起爆剤として期待されていましたが、またもや暗雲が立ち込めてきました。大事な復帰を前にトラブルが発覚し、フィオレンティーナのオーナーの一人、アンドレア・デッラ・ヴァッレ氏は怒りをあらわにしています。 『と ても深刻なことだ。まったくこのタイミングで必要ないことだったよ。措置? まずは捜査の進展を待ちたい。何があったのか、正確に知るためにね。それから 真剣な対応措置をとる。残念ながら、ムトゥがこういった話に関与するのはこれが初めてじゃない。そして今回はより深刻なことだ。』 長き謹慎を終えてのこの報じられている暴挙は、個人のこれまでのトラブル後の影響による多大なダメージは知っているかと思われることから信じられないことですが、報道が真実なのか、また操作されたものなのか含めて見ていく必要がありそうです。真実ならもうフォローできる状況ではないのは明らかです。 ・ |
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10月21日 ブカレスト ムトゥとマリカの2トップが復活か ![]() 攻撃においては出場停止が明けるムトゥを起用のプラン。実際にはコンディションの確認もあるのでイタリア戦で使うか、ボスニア戦で使うかは経過次第。すでに協会からの後押しもあり、時間の経過でムトゥの禊も済んだとの判断であります。しかし誰もがわかっているようにあまりの結果の出なさにラズヴァンが折れたということです。ムトゥの才能に頼み込むという形ですが、ここははっきりさせてしまうと意固地な指揮官のため、大人の対応で黙っているということだけです。そういうニュアンスは本人も分かっているでしょう。 『ムトゥのプレーする余地はある。出場停止が切れ次第、代表について話し合うだろう。』−ラズヴァン 『代表が恋しい。召集されることを期待している。』−ムトゥ とあるように実現は規定路線となっています。またマリカについてはフランス戦での交代劇でのマリカの態度にギリギリだった我慢が、試合後のマリカの『もう予選突破は厳しいだろう。』の発言に過度に反応したラズヴァンがこれまでの流れを含めて以後のマリカの召集は構想にないことを表明していたこともあり、ラドイに続く離脱者と思われていましたが、メディアの煽りで大きくなっていたことをラズヴァンも考慮して、電話での話し合いで問題は解決したとのこと。またムトゥ登用においてそのコンビとして相性抜群のマリカをスタメンで起用する考えであることも明らかにしたようです。 そして守備においては私がずっと主張していた左サイドのラツに代えてシュテファン・ラドゥの起用も実現しそうです。ラツは2002年前後から左サイドのファーストチョイスとして君臨していましたが、私が見てきたところでは台頭当初は他に適任がいなかったという選択肢であり、それまで長らくのプレーでも良い点と言えば元々MFであった攻撃性能で、オーバラップからの左サイドでの連携とクロスなのですが、印象としては絶対的な攻撃パターンではなく、良いシーンこそ作り出すもそれが得点に繋がったケースは少ないようにも感じていました。またクローズアップされるべきマイナス点は強豪との対戦で守備面で裏を突かれるとか対峙しても抜かれやすいといった致命的シーンが多かったことです。弱小には通用するが強豪には通用しない選手がへたに長く君臨していたことがルーマニアの弱点であったとすら思っています。 この点においてはラツの攻撃面が最近の代表において効果を得てない、おそらくはデアクの台頭によってその攻撃的貢献も必要なくなったことから守備力の向上における決断と言われています。ラドゥはホームでのリトアニア戦大敗以来の起用となりますが、元々若手の起用に積極的でなかったピツルカですら注目する選手で、ラツィオでの活躍もあって納得のいく決断なのは明らかです。若き頃のキヴのような能力で左もセンターもできるラドゥを育てて損はないので、遅すぎるぐらいの判断ではありますが。 ・ |
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10月21日 ルーマニア FIFAランク50位到達 先月の結果におけるFIFAのワールドランキングが発表されました。今年はご存知のようにラズヴァンの功績で毎月着実にランクを下げています。そしてついに今月のルーマニアのランクは50位という記念の数字を残すことができました。ただ就任してからここまで順位を下げたことがゴールではありません。1年2ヶ月という期間をもらっておきながら、下降するばかりでまったく上昇へのきっかけをつかめていない現政権なのでさらに下がることが予想されます。 FIFAランクっていうのは実力差を精密に表しているものとは言い難いもので、その間の公式戦、親善試合の対戦相手が低くても数字に加味されてしまうので、ランクを上げたければ弱い相手と親善試合を組めばそれなりに上昇していきます。だからそのからくり内では10前後の順位など実力差の指針とはなりがたいです。日本では韓国より上だとか敏感に反応してメディアの洗脳が先行するのが定例となっていますね。 しかし50位とまでなるとからくりとは言い難く、さすがによく言っても35位ぐらいが相当。ましてやルーマニアの結果を知っている人たちにとっては落ちるとこまで落ちたと現状を知るにはもってこいです。協会はここまで順位を落とした監督に対して「その功績を認めて契約延長と年棒増」ですから、他国の監督からしたらうらやましい限りでしょう。
ちなみに最高位は1997年9月の3位で、.この年の好成績により1998年ワールドカップの本戦グループ分けにおいてイングランドを抜いてシード国に選ばれています。イングランドはルーマニアにグループ分けされる屈辱で同グループに入り、加えてルーマニアはグループリーグでイングランドに勝利してその順位を証明してみせました。ああ懐かしや、かつての栄光。 ・ |
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10月21日 イタリア マンチェスター・シティもラドゥにオファー ![]() 国内ではディナモ・ブカレストで若くしてMVP級の活躍でリーグ優勝の原動力になったラドゥはイタリア挑戦1年目こそコンディションを崩したりで台頭していた代表のポジションも失いましたが、先シーズンからは好調を維持しており、ACミランやインテルからも興味を持たれていました。代表では召集能力無能なラズヴァン監督のためずっと無視されていましたが、ラズヴァンが自業自得で招いた窮地からの脱却のため前回のフランス戦で2年ぶりに復帰しています。 現在はラツィオは首位ながらクラブの規模からいって、この注目のラドゥを手放すことは濃厚となっておりますが、どうやらイタリアの3強クラブはいまのところ具体的な話を進めていない模様。それでも代理人のベカリ氏によると近年、巨額資金でスター選手をかき集めているマンチェスター・シティからラブコールが舞い込んできているようです。 『ラドゥはあと2年の契約が残っているが、マンチェスター・シティからの具体的なオファーがある。現在はロベルト・マンチーニが私の兄弟に個人的に会い、ヨーロッパリーグの試合の間にラドゥについて話している段階だ。』と話しています。 ・ |
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10月14日 ルーマニア ラドイが自らの意思で代表引退 ![]() 理由としてはプレー面と言うより、現在の代表を取り巻く雰囲気に嫌気がさしたというもので、先日のTVの対談であったような現世代と黄金世代の対立もそれを拍車させたようです。しかしここまで急遽決断にいたった決定的な理由は協会のジェネラル・マネージャーであるヨヌーツ・ルペスクがフランス戦後に「ラドイとコチシュの中東クラブ組についてはプレーのシャープさが欠けていた」という発言のようです。 『決めたのはフランス戦後のドレッシングルームだろうね。別にラズヴァンのことが直接の理由ではない。彼とはこのことについて話していないが、これを見たらわかるだろう。ルペスクがなんか言っているようだが、私とコチシュに足りない部分があるって?それは身長か体重じゃあるまいな。中東が良いイメージでないのは彼自身が選手時代にわずか数ヶ月でお払い箱にされたことが原因なんだろうよ。おそらく彼が代表の監督なんだろう。とにかく直接言わずにメディアを通じて批判することではない。』 私の意見では名指しでの陰口は協会の幹部としてはいただけない部類ですが、果たしてルペスクがインタビューに答えた試合の感想としては本人に言うべきものかはわかりません。たとえば「中盤が良くなかった」だとか、「得点機を逃したのが大きかった」という感想もだいたい特定される選手はわかるものであり、サッカーの世界ではよく発せられるものであります。「あの選手はもう呼ばないだろう」とか重大な意思決定においては本人に直接告げるべきとは思いますが、ただの感想にキレたラドイの反乱として感じます。メインの理由は今回の召集でアジアチャンピオンズリーグ準決勝に出れず、チームも敗退して迷惑かけたことから、以降はクラブに専念という想いがあったのも引退の理由の一つですね。 そして追い討ちをかけるようにラドイとコチシュのプレーの質が落ちていることは見ている者からは妥当と言える感想でもあります。それはレベルの高いリーグでのプレーを選択せず、わかりきった理由で中東に去った自業自得の範囲でもあると。「オファーの金額こそ高かったが、まだ自分は一線でやれるレベルにあることを証明するため、そして代表でのプレーをまだ諦めていないためそのクラブを選んだ。」っていう野望の火をまだともし続けている選手が多くいる中で、中東に去ってもなお代表には呼ばれるというぬるま湯体制が「おごり」を生ませたのかもしれません。はっきり言って中東で質を下げて、代表クラスのレベルとしては峠を越してしまった選手を刷新できずにいた現代表環境ではこの事件も必要だったと思えてしまいます。サブでは必要ですが、スタメンに居続けてもらっても困る。そしてプライド高き選手故に世代交代も難しかったでしょう。結局のところ今回このような騒動は起きていますが、ラドイが代表を去るケースがあるとするならどんな別のシチュエーションであってもこのような揉め事を起こして去るという形しかなかったと想定しています。ムトゥもないでしょうね。なんらかの騒動がきっかけとなるでしょう。 まだ29歳で以前期待していた流れで西欧に行っていればあと3年は円熟選手として代表でも、クラブでも名声を持続できたでしょう。ただし中東に渡ってからはそのプレーぶりで現地では本も出版されるほどの英雄扱いなったことで本人もそれに満足し、現在の優先度はクラブなのでしょう。中東でのプレーぶりで現地では英雄、国内ステアウアでのプレーぶりで現地では英雄。実力がありながらその賞賛のレベルを見誤ったために「井の中の蛙」から脱することができなかったのは残念でなりません。何年か前かは当時ずっと噂のあったインテルでのキヴとのコンビに夢を見て、それが中東移籍を決断する直前前まではモウリーニョによって高く評価されて実現可能だっただけに、インテルがダメでも少なくとも4大リーグの中堅は相当と見ていたことが懐かしくもあり、くやしくもあります。ここに今までありがとうと記して私の代表のカテゴリーから遺物として移ることにします。 ・ |
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10月13日 ブカレスト ムトゥ待望論が公式プランとして浮上 ![]() そもそもムトゥはラズヴァン新政権誕生からもエースとして期待されていましたが、格下との対戦では親善試合であろうが、予選であろうがケガで辞退することが多く、またその間の所属リーグでは普通にプレー(たしかにケガの時もあったが、)していたこともあり、代表への熱意や青年監督を軽視していると言われる雰囲気がありました。そのようななんとなくの上下関係が一転したのが昨年11月の予選セルビア戦。5-0という大敗で暗雲立ち込めるチームにあって、ムトゥは試合直後に奏そうとパーティーに出掛けていたことがメディアにより発覚し(いわゆるノヴィ・サド事件)、我慢の糸が切れたラズヴァン監督が二度とムトゥを召集しないことを発表しています。その後はムトゥのいつもの「調子に乗った行動の後の反省した態度」で一方的に歩み寄りの姿勢を見せるも代表からは閉ざされ、追い込みをかけるように薬物事件でサッカーすらできない展開によって自然と淘汰されていました。 しかしここまでムトゥに頼らない攻撃陣構築や、そもそも基本となる召集段階ですら物議をかもし出す低俗な能力で結果も最悪なものしか残せない監督にあって、出場停止期間終了をもってのムトゥ待望論がファンやメディアからも浮上し、毎回のように繰り返される低調な試合の後のスタンドからはムトゥ・コールが風物詩となっている有様でした。さすがにここまで結果が出ない状況にラズヴァン支持を打ち出している協会も主導して融和路線を展開し、その説得と客観的にはもう後がなくなった自身の進退を土下座の苦渋的ニュアンスで折れた形となっています。 ただ形としては直接会談のおりにウソでもムトゥ側の謝罪ということにはなるでしょうが、長らくの実戦離れも考慮しなくてはならず、リーグ復帰からたった2試合の視察でのコンディション次第ということもあります。現実的にはイタリア戦までは時間が無さすぎなので、ボスニア戦でのいきなりの起用が可能性として高いようです。 これで騒動を巻き起こした10番のユニフォームがようやく相応の選手に戻ることになりますが、プレーとしての10番という存在だけでなく、おそらくはムトゥにとっては代表での総決算となるこの予選では、精神的な存在としても若手との橋渡しで良い影響を与えて欲しいものです。望まずともそうなってしまったムトゥ頼みのこの10年余りの功罪を、サブでも文句言わずに代表選手として参加することによって大人になった経験のあるジョーカーとして相手チームにもルーマニア代表の強さを示してください。 ・ |
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10月12日 ヨーロッパ![]()
ルーマニアとボスニア以外の4チームの試合が行われました。よってこのグループは年内最後の試合だったようです。フランスは一気に若返りのチームになったので今までの強豪とまではいきませんが、このグループのメンツからいって首位筆頭候補には変わらず。早々に結果を出してきました。地盤の差が出ていますね。ベラルーシはフランスに勝利したとはいえ、まだまだルクセンブルグに分けてしまうような不安定さは否めないのでボスニアに食われる可能性が大です。まぁそのボスニアも思った以上に伸びないなど評判倒れになるかもしれないですが。ルーマニアはとにかく語るレベルではなし。環境とベストの布陣が組めればこのグループにおいては争うことのできるレベルなので、とにかく自滅的な環境を改めるべし。大国のハイレベルを求めているわけではなく、普通に戻ればいいだけなんですが。
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10月11日 ルーマニア ゲオルゲ・ポペスクかく語りき ![]() 『ルーマニアサッカー協会が現監督に対して契約延長をオファーしているのは聞いている。私の考えにおいても協会が代表を見ていく上で将来を見据えた長期的プランを採るのは大いに賛成だ。監督においても一朝一夕で成り立つ仕事ではない。ある程度長い時間というものが必要になってくるだろう。しかしラズヴァンのしてきたこれまでのやり方を見る限りでは先の将来を見据えた考えとは言い難い。代表に力を与える選手、特に若手をないがしろにしてまで、プラスにならないだろう選手ばかりを召集する。その基準はおかしなものと言わざるを得ないだろう。彼が新しい監督に任命された時点での命題は間延びしてしまったピツルカ政権からのチームの再構築、つまりはわかりやすく伸びしろのなくなったベテランからこれからの若手への切り替えだったはずで、ここまで1年2ヶ月という言い訳の効かない準備期間も用意されていた。ポッド上位確保という指令こそあったため結果も追わなくてはいけなかっただろうが、それならもっと良い、少なくとも最悪にはならない納得のいく範囲での策もあったはずだ。』 多くの政策というものは成功すれば賞賛、失敗すれば結果論からの批判も浴びるでしょうが、現在の多くの人がラズヴァンに対して展開している非難には「結果論から非難している」ことには該当しません。たとえば1年2ヶ月を3ヶ月ごとに区切ったとして、そのつど選択肢や悩みがあるものでしょう。ただ強くなる可能性がより高い、多くの人がそのつど声高に主張しているまっとうな意見を反故にして採った策が失敗に終わり、次の3ヶ月にもその失敗を生かさない方策を採り、それがまた召集段階から客観的に納得のいくまっとうな意見にわざと反抗しているかのような真逆のスタイル。そして当然のように失敗に終わり(たとえ結果を残したとしても将来的に見て手放しで喜べるものでは無し)、もう今ではみんな諦めているというか見放している段階にきています。ただちょくちょく若手を使い始めたりはしているのですが、それがまた3ヶ月前に声高に言われていたことで、その時点で採用しても結果には結びつかないといった後手後手の内容であり、見る目があるのかについては一般人以下なのです。 簡単に言えば今採るべき方策はラズヴァンにかかれば、遅すぎると言われる3ヶ月後に実現していく、そんな無駄な時間の連続が続いています。選手が一番戸惑っているのは手に取るようにわかります。そんな戸惑いの中に置かれている選手は実力がありながらも、他の中堅国が本戦に出場していくジレンマを感じながらその代表で輝くはずだったピークを無駄に浪費していくのが不憫でなりません。 ・ |
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10月11日 ブカレスト ラズヴァン政権の功罪 ![]() 契約延長や年棒アップというのはどの世界でもその功績に対しての評価であり、これからもその満足の範疇である実力を惜しみなく発揮して欲しいという意思の表れである。また同時に成果の出ない者に対しては解雇や賃金カット、サッカーにおける世界では契約解除や辞任にあたり、それは一般的な社会に比べてもシビアなものと知られています。ではここでルーマニアサッカー協会が「満足いくもの」として評価したラズヴァン監督の今までの仕事ぶりを時系列で見てみましょう。 ちなみにこのデータを調べる上で就任当時の期待と共に面白い記事がいくつか見られます。 私(ヨンクマ管理人)の意見 『初召集発表時で過去にとらわれず現在、そして将来を見据えたビジョンを有するラズヴァンらしい判断でした。前監督には到底できないであろう説明不要の納得のいく決断はそれだけで将来は明るいものと言えます。偏りの信念で起用し続けられた右サイドも刷新され、実力はあるのにかつて中国に渡ったというだけで代表クラスの実力 を披露するチャンスを与えられなかったアレクサとダンチウレスクも復帰。これで贔屓なく構想に入れていくかを判断するワンチャンスでしょうか。とにかく言えるのは指揮官の「なんか気にいらないから」的な私利私欲はまったくといって感じられず、逆に贔屓されている感も存在しない清廉潔白なイメー ジの代表が構築されていますね。これってじつは当たり前のことだったんですよね。前指揮官のやり方に変に慣れてしまったことで今回は希望が見れているよう な錯覚ですが、要するに長らくルーマニア代表はユーロ出場というスケープゴートでぼかされていましたが、召集段階ですら論争が起きてしまうような暗にネガ ティブな集団であったのではないでしょうか。また今回感じたのは、ブレがないこと。前発表の海外組からは落選がいません。今までは2段階的な発表で「外されるのはカズ、三浦カズ」みたいな選手に とっては至極ショックのようなこともありません。ラズヴァンのように当然ながらの方法であれば、選手も代表に不穏なイメージも持たないことでしょう。よう やく「不可解な判断、説明なし」から、「妥当な決断、説明せずとも納得」の改革が行われようとしています。』 ポペスクの意見 『ラズヴァンはとても重要かつ、正しい選択をやってのけた。所属するクラブで貢献しながら代表から遠ざけられ ていた選手を復帰させると共に新しい息吹を吹き込んで新しい方向性を示した。これは当然なされるべき至極当たり前のことだが、長らくルーマニア代表に欠け ていたことでもある。そして勇気を持って、以前から論争の対象となりうる能力値でありながら庇護を受けていた選手を構想外とした。またルーマニア代表は今予選においてあまりに多くのゴールを許した。以前の予選と比べて信じられないことだ。現在の代表において最大の問題はディフェンスにあるというのはすでに 明らかなことである。その点でもすでに良い判断をしていると思われる。』 結局は最初だけで、召集の正しい選択や将来へのビジョンなんて裏切られたのですが。
ピツルカ撤退の原因となった召集の偏り及び将来性の無さは刷新を期待されたラズヴァンも結局は同じ路線をたどりました。このいきあたりばったりのその場しのぎのやり方で目標だった2012年予選は無駄に2014年予選へと下方修正されています。しかし、15戦戦って5勝4分6敗。しかも予選の重要な試合の評価としては初戦のリトアニアと3戦目のフランス戦だけでしょう。現状5位でも若手投入によっての弊害なら誰もが許した範囲であり、それを期待したところもありました。それで2014年という将来が見えるわけですから。ただ現状は1年半の期間がありながらいまだに模索し続ける無能ぶりであります。やっかいなのは周囲の評判や声を聞かないことです。呼ぶべき能力と評判がある選手を呼ばずに、呼ぶべきでない衰えた能力との評判の選手を無駄に固執して使い続けたのは最大の汚点でしょう。 ここまで先が見えない監督を解任しない協会の体制には代表の成績以外のところで「クロ」と断言できる理由があるのでしょう。ましてやその監督に契約延長と年棒増ですから、代表の結果なんて度外視の「クロ」い理由があるのでしょう。協会と代表が一丸となって努力している中堅国(スロヴェニア、スロバキア、ベラルーシ、ボスニア)に抜かれていくのも当然の結果と言えるでしょう。いつになったらルーマニアは純粋にサッカーができるのでしょうか?もうわかりません。 |
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10月11日 ブカレスト ラズヴァンを見限ってマリカが代表引退か ![]() この件は自分たちのクライアントの価値を下げているという個人的な理由でいろいろ批判しているにすぎない印象がある代理人のベカリ兄弟が、フランス戦を前にしてマリカのスタメン落ちが濃厚になってから、「自身のクライアントである選手はみなラズヴァン政権下ではプレーしたがらない。」と揺さぶりをかけてきたことから始まっていますが、実際にはマリカ自身からはそのようなことは発せられておらず、スタメンではないにしろ試合では後半から出番を与えられていることから大事には至らないと思われるものでした。 しかし問題となっているのはマリカ投入時の一コマで、ライブ放送の画面が興味深くクローズアップしたことからも判明できたように、サイドラインでベンチからマリカを呼んで大きなジェスチャーでいくつか指示を与えていた時でも明らかにマリカはラズヴァンに一度も目を合わせることなく、憮然とした態度のままピッチへと入っていきました。この時に「なんだかんだでも召集し、出番も与えるラズヴァンvsなんだかんだで召集拒否をせず代表に留まるマリカ」のあいまいな図式が一気に加速へと繋がる雰囲気は否定できず、試合終了後に大きく発展しました。 フランス戦の後にマリカはマスコミの取材に対してラズヴァンに対しては無口で通すも、代表については『もう予選を突破するのは不可能だろう。』とコメント。この発言に代表の結果と共に交代時の態度に不快感を持っていたラズヴァンの怒りが着火して、TV出演の際に『マリカの召集は今後見送るかもしれない。』と応酬。それほど敏感になる必要のないマリカの発言はメディアの力も借りて子供のケンカへと移り変わっています。 個人的にはラズヴァンは嫌いなのですが、あの交代時の態度はマリカに非があるでしょう。嫌ならベンチに座る前に拒否すべきであり、またチャンスを与えてもらっている時点でそういうのは水に流すべき。怒りの矛先は心の中にしまってプレーで見返すと臨むべきでしたね。あの時点では大人の態度で選手としての質を見定めてチャンスを与えたラズヴァンに対して単にダダをこねたマリカとしか映っていません。 その後のマリカの発言に対して怒ったというのはメディアの誇張でしょう。TVでのラズヴァンの発言は要するに代表における態度の問題を第一に言っていると思います。しかしラズヴァンの 『すでに予選突破を諦めている者が、これから本戦を目指そうとしているチームの中でどうやって居座ることができるのか?』 これって・・・お前たしか以前にルーマニア代表は第3世界だの、自分がそこまで破滅させておいてよくも他人事みたいにチームの士気を下げるような事を平気で言ってたっけ。最近はまっとうな部分も見え隠れしていますが、このような混沌が頭を支配してるのでラズヴァンには解任まで注意深くいるべきですね。 ・ |
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10月9日 パリ![]()
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10月4日 ブカレスト![]()
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