ルーマニアに栄光あれ


このページはサッカーにおいて強豪に名を連ねた代表チームの祖となる
その国を知っていただくための聖域である。



チャウシェスク大統領が建てた国民の館。ペンタゴンに次いで世界第二位の大きさです。


国名:
 ルーマニア(ROMANIA)−国名には共和国等はつきません。ルーマニア語では「ロムニア」。

面積:
 237.500平方キロ

人口:
 2.300万人弱。チャウシェスク政権時には「生めよ増やせよ」と人口の増大で大国を目指してこともあり、田舎に行くと10人兄弟などという大家族も多かったみたいです。しかし、その反動や経済情勢の悪化で、最近は結婚年齢の高齢化と出生数の減少が続いています。この数年で100万人くらい人口が減っているといわれています。

首都:
 ブカレスト。ルーマニア語ではブクレシュチ(Bucresti)、英語ではビュカレスト(Bucarest)。

歴史:
 ここまでくるのに険しい道。だがそれがあってこそのベスト8進出だと豪語するなら→GO

言語:
 ルーマニア語はラテン語を起源とするロマンス語系。イタリア語と似ているため、イタリア語でも多少通じるらしい。ただ、ルーマニア人はイタリア語が解るが、イタリア人はルーマニア語が解らない、といわれている。ルーマニア語の語彙の10%はスラブ語系。
 外国語は英語、フランス語が都市部で通じる。(教育政策のおかげで外国語を話せる若者は多い)。トランシルバニア地方・西部国境地域ではドイツ語やハンガリー語が話されている地方もある。

地理:
 トランシルバニア地方、ドナウ川を知ってるだけじゃ35点です。100点を目指す人は→GO

資源:
 石油(1937年ヨーロッパ第二位、世界第七位)、メタンガス、石炭、鉄、塩、大理石、非鉄金属、銀、金など。ルーマニアの土地利用状況は平野40%、森26.5%、牧草地20%、果樹園とぶどう畑2.5%、川と湖3.8%、山6.5%。

宗教:
 ルーマニア最大の宗教はルーマニア正教であります。ルーマニア正教はロシア正教やブルガリア正教などと同じ東方正教会(オルドドックス)に属しています。日本にはルーマニア正教の教会はありません。在日のルーマニア人はどうしても必要な時は東京・御茶ノ水にあるロシア正教の教会を利用するみたいです。
 社会主義時代は宗教活動は抑圧されていました。その後、宗教の自由が確立され、現在はルーマニア正教会のほかに色々な宗派が活動しています。
 どこの国でも同様ですが、若い人たちの宗教離れはルーマニアでも顕著です。とくにブカレストをはじめとする都市では教会まったく行かないという若者も増えているようです。一方、若い人たちもイコニッツア(右図の写真)は持ち歩いている例が多いようです。これはキリストやマリアの顔かたちを印刷した四角い紙片で日本のお守りのようなものです。日本に働きに来ているルーマニアの女性もたいてい持ってます。

伝説:
 あまりに有名なドラキュラ伝説のせいで、陰惨なイメージを持ってるのであれば→GO

文化:
 天才ハジを生んだ人々の暮らしとは?その事実に迫りたいのであれば→GO

世界遺産:
 ルーマニアは文化観光が盛んで世界遺産の多い国です。1つもしらない人は→GO

民族:
 ルーマニアは多民族国家です。ルーマニア人が人口の約89%を占めますが、他にハンガリー、ドイツ、ユダヤ、トルコなどの国々の人たちの子孫も住んでいます。また、ルーマニアはヨーロッパで一番ロム(ジプシー)の多い国といわれています。
 トランシルバニアにはハンガリー系、ドイツ系の住民が多く住んでいます。チャウシェスク政権が崩壊する原因となったティミショアラの民衆蜂起はハンガリー系の神父さんの教会退去を巡って起きたものでした。
 また、ドブロジャ地方は東洋系やトルコ系の人々の割合がルーマニア人より多いそうです。

歴史上の人物:
 ほとんどレアな偉人たち。そのひととなりを見つめようと思う人は→GO

国旗:
 王朝時代に定めた青・黄・赤の3色旗であります。1947年に共和国になった時に中央に共産主義のシンボルの紋章が入れられたが、1989年の政変で元の国旗に戻りました。ちなみに赤は祖国独立の戦いで流されたルーマニア兵の血を、黄色は麦の実りを、青は黒海を象徴している。

国歌:
 題「目覚めよ、ルーマニア人!」アンドレイ・ムレシャン作詞、アントン・パン作曲。歌詞は革命のために闘うことを呼びかける内容で、90年1月に国歌に決定された。

軍役:
 二十歳以上の男性に義務。大卒者は半年間、高卒者は一年間。

政治:
 長い間敷かれていた社会主義体制から離脱したルーマニアは、共和制の国に生まれ変わりました。旧共産党体質の流れを組む政党はいまだ残っているが、単一政党制廃止、三権分立を打ち立てた救国戦線によって、チャウシェスク独裁政権は1989年に倒れました。経済の基盤は農業が主体であったが、1992年頃から工業にも力を入れ始めています。

経済:
 ルーマニアでは経済の停滞が続いております。後学のためにとする方は→GO

医療機関:
 国営病院と医院は無料(賃金の3%が税金として徴収されています。1990年後オープンされた私営病院は有料。

宇宙開発機関:
 ルーマニア宇宙協会(Romanian Space Agency)。宇宙関連の研究や教育を行っている40を超える機関を統括しています。現在の責任者は81年にソユーズで8日間の宇宙飛行を経験したルーマニア唯一の宇宙飛行士、ドゥミトール・プルナリウ会長です。ルーマニアは89年に民主化以来、西側との接近を図っており、ROSAも93年にはESA(欧州宇宙機関)と協力協定を調印しました。おもしろいやりとりを味わいたいのなら→GO

観光情報:
 ルーマニアは一年中観光に適しています。ベストシーズンは、天気が良く過ごしやすい5月〜6月、9月〜10月といえるでしょう。冬は特に山岳地帯で寒く、11月から3月中旬にかけてルーマニアの至る所で雪が降ります。多くのスキー客が西ヨーロッパからルーマニアを訪れます。7月と8月は暑いですが、湿気はありません。また、山岳地帯と海からの風が吹く海岸沿いはそれほど気温も上がりません。本当に行こうと思ってるなら迷わず→GO



次はルーマニアのヤングギャルの情報を求む!(いや、マジで...)
HOME