ルーマニア観光情報
おすすめスポット
ルーマニアの主な観光スポットは次のとおり:首都ブカレスト、その他ブラショフ等の都市やその近郊、例えばドラキュラの城で有名なブラン、シビウ、中世都市をそのままに残すシギショアラ、クルージ・ナポカ、オラデア、ヤシなど。黒海沿岸ではコンスタンツァを始めとして古代ギリシャのヒストリア遺跡や、数々の避暑リゾート、その他ドナウ・デルタ、ブチェジ山脈と山腹のシナイア、プレデアルなどのリゾート、北部モルダヴィアの壁画で有名な僧院群(ユネスコ世界遺産のも登録)、世界的に有名な療法温泉ヘラクラネまたはフェリックス温泉、ユニークなサプンツァの陽気な墓など。スキーでも海水浴でも、釣りやハンティングでもハイキングや日光浴、またはルーマニアのおいしい料理やワインなど、理想的な場所であります。
黒海沿岸地方
黒海沿岸には年齢を問わずあらゆる趣味、嗜好を持った人々を満足させるような11の主要リゾートが連なり、海岸から砂浜は遠浅の海につながっています。東に向いたビーチは朝日に最も美しくその姿を表していて、中でも有名なリゾートは次のとおり:ママイア(家族での休暇に最適で、黒海とシウツギオル湖に挟まれたビーチにあります)。エフォリエ(この地の二つのリゾートではテキルギオル湖の治療泉や泥を使った旅行客のための精力回復治療を行っています)。コスティネジティ(安価な宿泊施設とゆったりとカジュアルな雰囲気を持った学生のための国際休暇センターで知られたリゾート)。この他、ネプチューン、オリンプ、アウロラ岬、ヴィーナスなどの新しいリゾートがあり、30代のカップルに人気があります。
山岳地帯のリゾート地
スキー愛好者であれば、ポイアナ・ブラショフ、シナイア(ペレシュ城で有名)、プレデアル、ボルシャまたはデゥラウでの休暇を充分エンジョイできます。トレッキングやハイキングをする人なら、トランシルバニア・アルプス山脈や、現代文明に毒されていないこの他の多大な美しさを発見することができるでしょう。
温泉、治療のリゾート
古代より、現在のルーマニアにあたる地方はその鉱泉の治癒効果で有名です。世界的に有名なヘルクラネ温泉はローマ帝国時代から使われてきました。驚くべき効能を持つ泥とルーマニア人専門家の手で開発された諸療法で来訪客の健康回復を行っています。一般に治療は2〜3週間をかけて医者の監督の元に行われます。有名な治療温泉のいくつかとその効能を挙げると次のとおり:ヘルクラネ温泉・リウマチ、消化器不良;フェリックス温泉・リウマチ、神経性疾患、婦人科系疾患;コヴァスナ・心臓血管系疾患;ソヴァタ・婦人科系疾患;オラネシティ・消化器系、腎臓及び栄養疾患、糖尿病、肥満。
ドナウ・デルタ
葦の島と湖、つるや葦のからまる樫の森、砂丘といった保護された自然が広がり、ヨーロッパの中でも他に類の無い鳥類や植物、魚類の宝庫となっています。多くの魚類の中でも鯉、チョウザメと有名なキャビア、カワカマス、カワヒメマス、ブリーム(鯉の一種)、ザンダー(欧州産のパーチの一種)、ナマズは豊富です。
ルーマニアの料理
ルーマニアではどこへ行っても旅人は温かい歓迎で迎え入れ、パンと塩、梅酒、美味しいワインなどでもてなすことになっています。
典型的な郷土料理をあげると、サルマーレ、ミティミティ、チョルパ、ママリーガなどがあります。メインは肉料理がほとんどで、中でも豚肉料理の種類が大変豊富です。
料理の多くは、新鮮で化学肥料を使っていない農産物が材料となっています。
ルーマニアのワイン
ルーマニア産のワインは品種の幅が広く、国際的にも評価が高い。主な産地は、カルパチア山脈の麓の丘陵地帯、トランシルバニア、黒海沿岸地域、及び西部に広がっています。
気候
四季の変化のある温帯地方。冬の平均気温は-3℃、最低気温は-20℃以下になることもあります。夏は22〜24℃、日中最高気温が30℃を超える日が続くことも。ブラショフでは建物内はセントラルヒーティングが充実してるので、外は寒くても室内は十分に暖かい。セントラルヒーティング切換前の10月ごろが外も内も寒い。
時差
夏の間はサマータイムを採用しているため、日本との時差は-6時間(3月22日〜9月22日)、冬の間は-7時間(10月22日〜3月22日まで)
休日
正月:1月1日、2日。復活祭:4月または3月の始め。勤労感謝の日:5月1日。
建国記念日:12月1日。クリスマス:12月25日、26日。
安全性
旅行者に対する犯罪は非常にまれだが、都市部ではすりなどに注意したほうが良いです。貴重品はホテルのセーフティボックスに預けるか、外から見えないような小さなポシェットを使うほうが良いです。道で立っている人から換金せずに「EXCHANGE」と書いてある場所で換金すべきです。
ホテル
大きな町は四つ星までのホテルがあります。首都のブカレストは五つ星のホテルもあります。小さい町は三つか二つ星までのホテルがあります。田舎では民宿やホームステイが可能。
飲料水
水道水は飲まないほうがよいでしょう。ミネラルウォーターは比較的どこでも手に入れることができるので、それを買って飲むほうがいいでしょう。
通貨両替
ルーマニアの通貨はレイ「LEI」と言います。まだまだクレジットカードやチェックは大きなホテルとレストランでしか使えないので、米ドル・独マルクの現金を持ったほうが使いやすいです。両替は「EXCHANGE」と書かれた看板の専用の店で行われます。通りで行われるヤミ両替を使わないこと。これは違法行為であり、トラブルに巻き込まれることもあります。ただ、日本円の両替は難しいです。
銀行の営業時間:10〜15時、両替所の営業時間:10〜18時
チップ
ウエイトレスやタクシードライバーには料金の約5%、ホテルのベルボーイには1ドル程度のチップを渡す習慣があります。
郵便
ルーマニアのどこからでも日本へ手紙を送りことができます。日本への荷物は都市にある郵便局から送れます。
国際電話
ルーマニアの国際番号は40。日本から電話する時は「001-40」のあとに頭の0を取った電話番号を市外局番から回します。ルーマニアから国際電話をかけるには「00+国番号+市外局番+市内局番」。日本に電話するのには0081を先に回し、頭の0を取った市外局番から回す。古くからある電話ではオペレーターに国際電話を申し込みます。
国内交通
タクシー:都市部で使われていますが、現地の人にとっては比較的値段が高めです。しかし、旅行者にとっては便利です。メーター付の車でドライバーがきちんとメーターにスイッチを入れたかの確認は必要。メーターがないものは事前交渉が必須。悪質タクシーがあるので、地元の人がどの会社のを利用しているか観察しましょう。
バス:バスはどんな町にもあり、非常に安いです。片道は約20〜30円で距離によって増えることはありません。
地下鉄:ブカレストのみにあります。これは最も早く便利な交通手段です。治安は悪い。
国営鉄道(CFR):コンパートメント式が主流で、ほとんどの市や村につながっていますが、小さな都市に移動する場合は直通電車がない可能性があります。そのため、時刻表は要チェックです。ルーマニアには4つのタイプの電車があります。P(Personal)、A(Accelerat)、R(Rapid)、IC(Intercity)です。Pが一番遅く各駅停車で一番安い。A、R、ICの順で徐々に速く、値段も高くなっていきます。ICは主要な都市にのみ止まります。
有名な特産品
スカーフ・刺繍のブラウス、民族音楽のCD、ガラスのイコン、木彫り製品、ガラス製品、ジェロビタールという若返りのしわ取りクリーム、プロポリス、ルーマニア製ワイン、キャビア
パスポート
有効期限6ヶ月以上のものが必要。市役所で申請用紙をもらい、都庁に提出。
観光ビザ
ルーマニア大使館に直接行くか、郵送でも受け付けてくれます。オトペニ空港でも取得できます。大使館に直接行く場合はパスポートと申請料200円を持っていけばOK。パスポートを預けて、2・3日後の発効日に直接取りに行きます(窓口は月・水・金の午前中のみ。しかも英語で対応)。
税関
ルーマニアは旅客通関施設の国際規定を採用しています。高価な品物や貴金属、1万ドルを超える外国通貨は申告しなければなりません。出国時には税関申告証明書の提示が必要となります。食品及び植物は検疫を通したもののみ認められます。ルーマニア通貨による輸出は(特別許可書がない場合)禁止されています。文化的、歴史的、または芸術的価値のあるもの、ルーマニア通貨の輸出は禁止されています。
在日ルーマニア大使館 (特命全権大使はイオン・パスク氏)
東京都港区西麻布3-16-19 TEL03-3479-1804
西麻布の交差点から徒歩5分くらい。最寄駅は六本木か広尾。
バスでは渋谷〜新橋間を西麻布下車。
入国方法
飛行機(ブカレスト・オトペニ空港):日本からルーマニアまでの直行便はありませんが、ヨーロッパの各大都市経由で行く便は多数あります。チューリヒ(スイスエア航空)、フランクフルト(ルフトハンザ航空)、パリ(エールフランス航空)、ウィーン(オーストリア航空)、モスクワ(アエロフロート航空)、アムステルダム(KLMオランダ航空)、コペンハーゲン(スカンジナビア航空)
国営空港(TAROM):アブダビ、イスタンブール、カイロ、カルカッタ、シカゴ、ニューヨーク、デリー、ドバイ、バンコク、ベイルートなどの他、ヨーロッパの多くの都市に飛んでいます。日本に一番近く飛んでいるのは北京便。
バス:ハンガリー、ドイツ、ポーランド、イスタンブールなど。
列車:ブタペスト、ウィーン、ベルリン、ワルシャワ、プラハ、ソフィア、イスタンブールなどを結ぶ国際列車があります。
船(夏季のみ):コンスタンツァ〜イスタンブールを結ぶフェリーがあります。
極秘入国方法がある方情報求む!
戻る |